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【3】
そこへ、ジュースを買いに出かけていた久雨と飛鳥の二人が戻って来た。
久雨は、風呂でも言っていたとおり、シンプルなズボンタイプのパジャマだった。ただ、普段は先の方だけを一つに束ねている髪を、今はツインテールにしてリボンを結んでいる。
「お待たせ。ジュース買って来たよっ」
飛鳥が言って、両手に抱えて来たジュースを床の間に置いた。
こちらは、一見シンプルだが、裾にリボンが飾られていたり、ボタンが木だったりと細かいところが可愛いパジャマをまとっている。生地はもこもこで、温かそうだった。
久雨も黙って、自分が抱えて来た分のジュースを、飛鳥が置いたものの隣に置く。
ジュースはスポーツドリンクからコーヒー、紅茶などいろいろ混ざっていた。
「ご苦労さまなのだ」
「おかえり! 私、コーヒーもらうね」
「私は、紅茶がいいな」
「僕も、コーヒーにしよう」
部屋にいた四人は、二人を労いつつ、さっそくジュースに手を伸ばす。
久雨と飛鳥も空いた場所に座り、自分の荷物から取り出したお菓子を開けた。
久雨が持って来たのは、赤や黄、緑など色とりどりのグミがたくさん入った大袋だった。一方、飛鳥の方は一口サイズの小さなゼリーがたくさん入った、これも大袋だった。
「これ、小さいころによく食べてて、懐かしくなって買っちゃったんだ」
言って、飛鳥は、中身を枕元に少し出す。
「久雨ちゃんのグミも可愛いっ! 何味かあてっこしてみようっ!」
久雨のグミを見て言うなり、彼女は袋に手を伸ばした。
「それはいいが、私もどれが何味かは、わからないんだ。だから、味の保証はしないぞ」
「大丈夫だよ。……わ、あっまーい。……でも、何味かなぁ……?」
軽く眉をひそめて言う久雨に、飛鳥はまったく頓着せずに、手にしたオレンジ色のグミを口に入れて声を上げ、首をかしげる。
それを見やって、久雨も赤いグミを一つ口に入れた。
「ッ!? これっ……す、酸っぱ……!」
途端に顔をしかめて叫ぶ。どうやらそれは、梅味だったようだ。
「そんなに酸っぱいんだ?」
首をかしげて、飛鳥が袋から同じ赤いのを取り出して口に入れる。
「あっ、この味は甘酸っぱくて好きだなっ♪」
すぐににっこりして言う彼女に、久雨はちょっと涙目になりながら、「私が食べたのと、違う味なんじゃないのか」と返した。
「同じ色でも、味が違うのかな。……じゃあ、ゼリーで口直しする? こっちは、甘いのばっかりだよ」
小さく首をかしげて言うと、飛鳥は黄色いゼリーを一つ取って、そちらに差し出す。
そんな二人のやりとりに、真央が首を伸ばしてグミとゼリーを見やった。
「いろんな色があって、きらきらしてて綺麗なのだ!」
「美味しいよ。食べて食べて」
飛鳥に促されて、真央はグミとゼリーを手に取る。
それを見て、他の三人もそちらに手を伸ばした。
一方、久雨と飛鳥もジュースを手にすると、他の三人が持って来たお菓子を口にする。
そうしながら、久雨はふと飛鳥を見やって言った。
「いい寝間着だ。飛鳥が、自分で選んだのか?」
「そうだよっ。褒めてくれて、ありがとう。もこもこで、寝心地もいいよっ。触ってみる?」
言われて飛鳥は、うれしそうに笑うと問い返す。
「あ、ああ」
幾分とまどいつつもうなずき、久雨はそっと袖のあたりに触れてみた。
「本当だ。もこもこして、温かい」
「でしょでしょ。……ところで、久雨ちゃんの髪型、可愛いなっ」
にこにことうなずいてから、飛鳥はふとそんなことを言う。
気づいていたのかと、久雨は少し赤くなりながらうなずいた。
「ああ。……友達と、おそろいにしてみたんだ」
友達――そう、ほかでもない、飛鳥と。
自分でも、そうとう浮かれていると思いつつ、久雨はそんな言葉を口にする。
飛鳥は、それに気づいているのかいないのか、笑って言った。
「いつもと違うけど、いいと思うよっ」
「……ありがとう」
褒められて、更に赤くなりつつ、久雨はぼそりと返す。
そんな二人に、碧南が「寝子祭では何をやるの?」と話をふって来た。
「私はね――」
さっそく飛鳥が口を開く。久雨は、新しく手にしたゼリーを口にしながら、それに耳を傾けるのだった。
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担当ゲームマスター
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月14日
参加申し込みの期限
2015年07月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年07月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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