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温泉で、パジャマパーティー
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【2】
夕方。
外に散策に出かけていた者たちが、戻って来た。
碧南と飛鳥、久雨の三人は、疲れたこともあり、夕食前に温泉に入ろうと、大浴場へとやって来た。
「さすが、大浴場っていうだけあって、広いね」
ちょうど、他の宿泊客が出たあとで、三人だけだったこともあり、飛鳥が目を見張って声を上げる。
「なんだか、私たちだけの、貸し切りみたいだな」
「うん、でもそういうのもいいよね」
久雨の言葉に、碧南が笑って返して、まずは体を洗おうといくつか並んだシャワーの前に座を占めた。久雨と飛鳥もその横に並んで座る。
「紅葉、綺麗だったね」
体を洗い始めながら、思い出したように碧南が言った。
旅館の周辺は、紅葉や楓などが赤や黄色に染まって、ちょうど見ごろといってもよかった。
天気がいいこともあり、三人はそれらを眺めたり、木の実や落ち葉を拾ったりしながら、散策した。
途中、ハイキングに来たらしい親子連れとすれ違い、軽く挨拶と会話を交わしたり、同じく散策に出た『鶴の間』の五人と出会ってしばらく一緒に散策を続けたり――と楽しい時間を過ごしたのだった。
「綺麗だったし、楽しかったよね。……久雨ちゃんも、行ってよかったよね?」
「あ、ああ……」
飛鳥に話をふられて、久雨もうなずく。
(……おかげで、すっかり緊張が解けた気がする)
胸に呟いたものの、本番のパジャマパーティーはまだ先だ。思い出すと、またなんとなく緊張して来る気がする。
そんな彼女に、飛鳥が訊いた。
「久雨ちゃんは、どんなパジャマを持って来たの?」
「どんなって……普通の、ズボンタイプのだ」
幾分とまどいながらも、久雨が答える。自分の体形を嫌い、制服も男子用を着用している彼女は、女の子らしい服も苦手だった。なので、持参したパジャマも、飾り気のない本当に寝るためだけのようなものだった。
「ふうん。久雨ちゃんなら、可愛いパジャマも似合うと思うけどな」
残念そうに言う飛鳥に、体を洗い終わって髪にシャンプーをつけながら、碧南も言う。
「だよね。……私なんて、身長のせいで、なかなか可愛い服が見つからなくて、いつも苦労するのよ。だから、ちょっとうらやましいわ」
「いや、私は別に可愛い服が着たいわけでは……。それに、私もそう低い方ではないぞ」
困ったように言う久雨の傍から、飛鳥がシャワーで自分の体を洗い流しつつ、碧南に声をかけた。
「碧南ちゃんぐらい身長があれば、逆に大人っぽい服が似合うんじゃないの? それはそれで、いいと思うけど」
「それはそうだけど――」
彼女たちの話題は、いつしかファッションのことへと移って行く。パジャマは着ていないが、すでにパーティーは始まっているかのようだった。
一方、美弥子と智瑜、圭花の三人は、『松の間』の展望露天風呂にいた。
海と千歳も含めて五人で散策から戻った彼女たちは、旅館のロビーで、足湯から戻って来た若菜、マキナ、羽衣の三人と出会い、彼女たちから『松の間』の展望露天風呂のことを聞いたのだった。ちなみに若菜たち三人も足湯で出会った真央、夏朝、凛の三人からそれを聞いたのだ。
『松の間』にはすでに真央たち三人が戻っていたので、美弥子たちは彼女らに声をかけ、入らせてもらうことになった。
「さすがに眺めがいいですね」
一通り体を洗ってから湯船に入った智瑜が、外の景色に目をやって言う。
「そうね。……でも、どうしてこの部屋にだけ、こんなお風呂がついているの?」
圭花も湯に入りながら、首をかしげた。彼女の方は、この風呂に入ってみたかっただけのようで、湯でざっと汗を流しただけだ。
「特別な部屋ってわけじゃなくて、いくつかに一つずつ、展望露天風呂のついた部屋があるみたいよ」
答えたのは、美弥子だ。
「予約する時、どうするか訊かれたから、お願いしますって答えておいたの。たぶんそれでじゃないかしら」
「なるほど。……室内風呂としては、けっこう広いし、女ばっかりだからね。他の部屋から来て、こうして入らせてもらっても、問題ないものね」
圭花が納得したようにうなずく。
「……風が気持ちいいですね」
二人のやりとりを聞きながら、智瑜は小さく吐息をついて呟いた。
すでにあたりはずいぶんと暗くなり、そのせいか風も冷たくなって来ている。だが、湯につかって温まった体には、その風が心地よく感じるのだ。
「ほんと、気持ちいいわね」
圭花もうなずくと、背中を風呂の縁に預けた。
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担当ゲームマスター
織人文
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月14日
参加申し込みの期限
2015年07月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年07月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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