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【4】
一方。
風呂から上がった桜、冬華、常闇、深夜子の四人は、『竹の間』へと戻って来た。
桜は紺色のパジャマにナイトキャップ、冬華は旅館の浴衣、常闇は黒猫のフード付きパジャマ、深夜子は猫柄のパジャマにそれぞれ着替えている。
常闇のパジャマは、一部が袖と一体化した猫の掌部分にはちゃんと肉球がついていた。更に、後ろには尻尾までついている。
「常闇さんのパジャマ、可愛いわね。あとで、写真撮ってもいいかしら」
それを見るなり訊いたのは、深夜子だ。
「はい。かまいません」
常闇がうなずく。その傍では、桜が冬華を見やって首をかしげた。
「冬華さんは、浴衣なんだね」
「変ですか?」
「いや、そうじゃないけど……あの大胆なネグリジェじゃないんだなと思って」
冬華に問い返されて、桜が答える。
「大胆って……別にそんなことないですよ」
普段着ているネグリジェを思い出し、冬華は笑って返す。
そんなふうに話しながら、自分たちが持って来たお菓子などを広げているところに、大浴場に行っていた翼が戻って来た。
身に着けているのは、ピンクのワンピースタイプの寝間着だった。実はこれ、大人物のミニのネグリジェなのだが、色やデザインが可愛いのと、彼女の身長だと裾が膝の上あたりまで来るのもあって、ちょうどいいと、この日のために購入したのだった。
彼女は、自分のお風呂セットをかたずけると、お菓子と緑茶のペットボトルを手に、他の四人がいる方へとやって来た。
彼女が持って来たお菓子は、煎餅や一口サイズの饅頭など、和菓子ばかりだった。
それを四人が広げたお菓子の傍に置くと、冬華の前に座る。以前に、ブラジャーをした方がいいと言われた件について、もう少し話を聞きたいと思ったからだ。
だが、ふと冬華の胸元を見やって、彼女がブラジャーをしていないことに気づく。
「前にお姉さん、ブラジャーした方がいいですよって言ってましたけど、今はしてませんよね? なぜですか?」
「寝る時は、つけないようにしているんです。寝苦しいですし、寝る時に着けてるのは、よくないとか聞いたこともありますから……」
「そうなんですか?」
答える冬華に、翼は怪訝な顔で問い返した。
「そういえば、体を締め付けるから、よくないって言うな。……寝る時もしたいなら、夜用のブラがあるから、それを使えばいいんじゃないかな」
桜も、思い出したように言う。
「夜用の……そんなのがあるんですね」
翼は感心したようにうなずいた。それへ冬華が言う。
「私も、日中はちゃんとしますよ。してないと筋が切れて胸が垂れるそうですから」
「それ以前に、あなたたちの場合は、自衛のためにも、ブラする方がいいと思うわよ」
なんとなくあっけに取られて三人の会話を聞いていた深夜子が、小さく溜息をついて言った。
「どういうことですか?」
翼が、怪訝な顔でそちらをふり返る。
「チカンとかの被害に遭わないようにってことよ。……まあ、そんなつもりのない人でも、男性にとってはブルンブルン揺れる胸って、目の毒だろうから……エチケットとしても、ブラで固定しておく方が、無難だと思うわ」
深夜子の言葉に、翼は自分の胸元を見下ろした。だが、今一つ彼女の言葉は、ピンと来なかったようだ。
顔を上げると、ただ黙って彼女たちの話を聞いている常闇へと目を向ける。
「お姉さんは、どう思いますか?」
「私は……ブラジャーをしないと、身動きするのに邪魔ではないかと」
常闇は、少し考え、ぼそりと返した。
「あ、そうですね。……きっと、ブラジャーをしてなかったら、体育の時とか、動きづらいんじゃないかと思います」
冬華もそれへうなずいて言う。
「……つまり、激しく動く時には必要ということですね」
呟くように言って、翼は考えていたが、立ち上がった。
「ちょっと、他の人たちにも聞いて来ます」
言うなり彼女は、部屋を出て行った。
そのころ、同じく風呂から上がった圭花は『鶴の間』へと戻っていた。
海、千歳、智瑜、美弥子の四人も部屋に戻っていたので、彼女たちはさっそく持って来たお菓子を広げて、おしゃべりを始める。
圭花が持って来た、いろんな種類の入ったチョコレートの袋も、智瑜が持って来た洋梨のタルトも、おしゃべりと共に消費されて行った。
そこへ、入口の扉がノックされて、翼が入って来た。
「ちょっと、お姉さんたちに聞きたいことがあるんですが……」
「いいわよ。どうぞ、入って」
笑って、中に入るよう勧めたのは美弥子だ。
翼はうなずいて入って来ると、五人の前に座って言った。
「お姉さんたち、ブラジャーって必要です?」
翼としては、「私もブラを着けた方がいいですか?」というつもりで尋ねたのだが、冬華たちとのやりとりを知らないこの部屋の面々には、まるで「あなたにブラは必要ですか?」と問われたように聞こえた。
智瑜以外の四人が一瞬、引きつった顔を見合わせる。
「えっと……夕鈴さん、それはどういう意味かしら……?」
代表するように、美弥子が尋ねた。
「え? あ……ごめんなさい。理由を説明しないと、訳がわからないですよね」
翼は彼女たちの困惑が、理由がわからないせいだと考えて言うと、事情を話す。
それを聞いて、四人は再び顔を見合わせた。
「こういうアドバイスは、宮祀さんが一番向いているんじゃないかしら」
言ったのは、千歳だ。
「そうね。宮祀さんなら、きっと的確なアドバイスができると思うわ」
美弥子も言って、智瑜を見やる。圭花と海も、そちらをふり返った。
「わ、私ですか?」
驚いて智瑜は目を見張ったが、翼が期待に満ちた目で自分に視線を向けたのを見て、小さく咳払いして口を開く。
「私は、『竹の間』のみなさんの言うとおりだと思います。大きい胸は、ブラジャーをした方が形も整えられますし、動く時の邪魔にもならず、他人の目からも美しく見えると思います。だから、した方がいいんじゃないかと」
「そうですか。……ありがとうございました」
少し考え、一礼すると翼は立ち上がり、部屋を出て行った。
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担当ゲームマスター
織人文
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月14日
参加申し込みの期限
2015年07月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年07月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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