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小学校のグラウンド。ちかと良太はしゃがんだ姿で見詰め合う。双方がプルプルと頬を震わせて、ほぼ同時に跳び上がった。
「迷路の完成やでー!」
「やったぜ!」
二人は走り回って喜んだ。クレヨンで黒ずんだ指が苦労を物語る。はしゃぐ声に引き寄せられたかのように真央が走ってきた。
「真央ちゃんが乱入なのだ!」
「お客さん第一号や」
ちかは笑顔で真央を迎えた。続いて良太が駆け込んで地面の巨大な絵を指差した。
真央は緑の瞳をまん丸にして、おー、と雄叫びを上げる。
「一分の一スケールの大きさにビックリなのだ! うねうねした模様は迷路なのだ?」
「せやでー。口から入って尻尾から出るんや」
ちかの説明を聞きながら真央は迷路を眺めた。クジラの腹の辺りに迫力のあるタコとイカが荒々しく描かれていた。
「あのタコとイカはなんなのだ?」
「オレが描いたタコ星人とイカ怪獣だぜ!」
「真央ちゃんも記念に、ねころぼっくるを描くのだ!」
「ねころぼっくる?」
耳慣れない単語に良太は考え込むような顔になった。真央はクジラの頭の上に横向きの猫を描いた。二人は側に寄って納得の表情を浮かべる。
「まだ完成ではないのだ」
二人に聞かせるように言うと真央は緑のクレヨンで蕗の葉を足した。
「傘みたいやけど、ちかには葉っぱに見えるわー」
「正解なのだ、蕗の葉なのだ♪」
「ちかはやる時はやるんやで」
喜ぶちかの隣で良太は猫の絵をぼんやりと見ていた。
「猫なのに海にいるんだな」
「あれなのだ、ねころぼっくるは神様っぽい猫だから海でも平気なのだ」
「神様なら平気だぜ! 光線とか出せるんだよな!」
「うーん、出せるかもしれないのだ~」
困ったような表情で真央は答えた。
「お客さんも来たことやし、そろそろ迷路をやろうや」
「オレが一番でゴールしてやるぜ!」
真央は今一度、迷路に目をやる。かなり入り組んだ作りになっていた。
「ん、呼び掛けるような声が聞こえるのだ?」
真央は用心深い足取りで二人から離れていく。立ち止まる度に方々に視線を飛ばす。
良太とちかは自身の耳に手を当てた。
「ちかには何も聞こえへんわ」
「オレも同じだぜ!」
二人の声が聞こえていない様子で真央は一人で歩いていく。
「これは神様のお告げなのだ! わかったのだ、真央ちゃんは頑張って今日中に五十匹のねころぼっくるを描くのだ!」
頭の中の通信を終えたのか。真央は悲しそうな表情で振り返った。
「真央ちゃんは今から旅立たなければいけないのだ。迷路を楽しみたかったからとても残念なのだ、さらばなのだ!」
真央は土煙を上げて走り去った。
残された二人は口々に言った。
「おもろ元気な姉ちゃんや」
「オレ達も負けてられないぜ!」
二人は歓声を上げて迷路に突っ込んでいった。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月04日
参加申し込みの期限
2015年07月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年07月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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