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\ オーバータイム!/
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クエストストリートには運営部が用意したキャラクターが多く配置されていた。話しかけると依頼の話になって難易度に見合った成功報酬が受け取れる。規則性が皆無なので、とんでもない依頼が合成される場合があった。
そこに
旅鴉 月詠
が現れた。頭には猫の耳のカチューシャを付けている。極彩色のパッチワークの服に、だぶだぶのズボンはピエロを強く主張した。
月詠は目に付いた小さな男の子に話し掛けた。
「何か依頼はないか」
「お父さんが酷い風邪で困っているんだ。成功報酬に50ニャオンを出すから助けてくれよ」
「どうすればいい?」
男の子は嬉しそうに笑った。
「魔王の牙を粉薬にして飲めば」
「それじゃあ」
月詠は途中で話を切り上げた。自由度が高いとはなんだ、と呟きながら今度は路上に座り込んだ男に近づいていく。
「何か依頼はないか」
空になった酒瓶を握った男は大きなしゃっくりをした。
「飲み過ぎてしゃっくり、ヒック、が止まらねぇ。成功報酬に60ニャオンを払うから、ヒック、濡れた薬草を持ってきてくれ」
「……公園の噴水で薬草を濡らしていいか」
赤ら顔の男に睨まれた。冗談だ、と少し残念そうな顔で月詠は返した。
「どうするか」
月詠は近くの店の壁に背を預けて考える。
「戦闘でもするか」
それは思い付かないことを意味していた。
平原に出た。月詠は適当に歩いた。不機嫌な曲が流れて一体のスライムが現れた。
「では、遊ぶか」
スライムが伸ばした触手で頭を叩かれた。ダメージは受けなかった。
「的確なツッコミだな。次は私の番だ」
その場をうろうろして拳大の石を二つ見つけた。左右に握ってゆっくりと息を吐く。
「必殺のジャグリングだ」
左手で投げた石は不安定な軌道で頭頂に落ちてきた。月詠は頭を抱えてうずくまった。
そこに敵がにじり寄ってきて、とろみのある草を吐き出した。触手を手のように振ると大人しく帰っていった。
濡れた薬草を手に入れた。
「経験値とニャオンはくれないのか」
戦いを終えた月詠は街に戻り、酔っ払いを見つけて依頼の品を差し出した。
「依頼の濡れた薬草だ」
「……これ、ヒック、少し臭うな」
月詠は黙っていた。少し睨まれたが報酬を受け取ることはできた。
「では、これで」
月詠は足早に歩いて人波に紛れた。複雑な通路を選んで進み、ようやく速度を落とした。
「しゃっくりどころか、あの薬草で心臓が止まったりして」
多少の責任を感じたのか。月詠は来た道に目をやって、少し顔を引いた。鼻先が触れるくらいの距離に真央が立っていたのだ。
「また猫ちゃんを見つけたよー」
「そういうことだから、諦めて仲間になって」
アンは他人事のように言った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
冒険
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月18日
参加申し込みの期限
2013年03月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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