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修羅場を乗り切れ?! ――原稿を仕上げよう!――
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【3日目 午前】
午前3時。まだ寒い中、
三宅 葉月
は背景を描き続けていた。そして、彼女をフォローするように、
深縹 露草
もまた夜食を提供したりゴムかけを手伝ったりしていた。
後木 真央
も根性で起きてがんばているようだ。
「大丈夫デースか? もう……」
「いけるわ。ありがとう」
心配する露草に、葉月は優しく礼を述べる。背景に専念していた彼女は、現段階で人物へのペン入れが終わった原稿分の背景をほぼ仕上げていた。
(まだ、いける)
眠気は、作業に集中している間に覚めてしまった。彼女は今、只管に原稿にあらたな命を吹き込んでいた。
「とことんお付き合いしまショウ。私も調子がいいんデース」
露草は穏やかな顔で肯き、背景の修正やトーン張りを手伝う。こうして仕上がっていく原稿を目の前に、うつらうつらしていた真央も目を覚ます。
「にゃ、漲ってきたのだ! 原稿ドンドン仕上げるのだ!」
集中線やスピード線が必要なコマの作業をしていた真央は、顔にインクをつけながらも自然な動作で作業を進める。ただ道具を動かす音だけを響かせて、一同は真剣に向き合った。
漸く作業がひと段落着いた頃、既に朝の6時を過ぎていた。心地よい疲労感を覚えながらも彼女は栄養ドリンクを飲みつつぽつり。
「このまま続けるわ。2人は無理せず仮眠をとるなりした方がいいわよ」
「大丈夫。真央ちゃんいけるのだ」
真央は首を横に振って笑い、露草が傍らで肯く。葉月は内心で苦笑しつつも黙って作業に戻り、2人もそれに加わった。彼らは瓜山 レイが起床し
瓜山 メイ
が家からやってきて朝食を差し入れたりするまで作業に没頭していた。
午前9時を回ったところで、帰宅していたメンバーと
御剣 刀
が到着した。
刀は事前にレイへとあるお願いをしていた。
「これが、君が言っていたお人形か。なかなか大きいな」
レイが見ているのは、刀がつれてきた
ビスクドールのルヴィアである。
とある事件がきっかけで彼女は刀に引き取られていたのだ。
最初は不思議に思ったレイであったが、刀のから話を聞いているうちに何かを察し、許可を下した。直射日光の当たらない場所で尚且つ作業が見やすい場所だ。
「よろしくね、ルヴィア」
レイがそう言ってそっと頭を撫でる。ルヴィアの表情は変わらなかったが、刀は少しでもよい影響が出れば、と心から願った。
ひと段落着いたところで、レイは刀に得意な事を問う。
「絵を描いた事はないが、体力と集中力は剣術で鍛えているから、任せろっ!」
「うーん、ベタやホワイトがいる作業はほとんど終わったし、トーン張りをお願いしようかな?」
話を聞いたうえでレイは作業を割り当てる。ちらり、と見れば
桜庭 円
が元気にトーン張りをしていた。傍らでは
種子島 タネ
もホワイトでの修正からトーン張りに移っていた。
「今、主人公たちの制服のトーン張りをしてたんだ。今回は制服シーン、けっこうあるみたい」
「昨日の夜から進めているけど、まだあるのよね」
円とタネの言葉に肯き、刀も早速作業を開始。タネはこの時点で、人に張り方を教えられるようになっており、実演して見せつつ刀にアドバイスをしてくれる。
(おっ?)
最初はカッターが使いづらい、と思ったがそうでもなくなった。黙々とカッターを滑らせ、トーンを張っていく。手際よく進めれば、原稿はあっという間に仕上がった。
指定されたトーンを使い、漫画の世界に彩りを与えていく。単純な白と黒の世界が、華やいだような気になり、刀の手はより正確に丁寧にトーンを張っていく。
その後、彼は円に肩を叩かれるまで一心不乱に作業をつづけていた。
「みんなお疲れさま」
そういいながら
八神 修
が仕事場入り。差し入れを出せば皆が活気付く。
その頃、作業は山場を迎えていた。今回、3話分の原稿を仕上げる事になっており、既に2話分はみんなのがんばりもあって完成している。
「残り15ページだ。皆、あと少しだぞ!」
八神 修
が進行表を目にしつつ言えば、現場は最高潮を向かえる。今回は事情により、ライデンボルトの3話分の原稿を仕上げなくてはならない。その上、最新話は普段に比べ6ページの増量である。
(あと僅か出来上がる。時間は押しているが、今踏ん張れば確実に今日中には仕上がる)
既にチーフアシスタント代理とも言える立場になっていた修は人物に集中していたレイにある事を持ちかける。
「そうだね。ちまちまやっているとまどろっこしい。君のいう手法でいこう、八神さん。多分、普段チーフをしている三池さんでも同じ事を言ってただろうし」
「では、作業進行度次第では、という事で」
修はレイと肯き合うと、早速自分も原稿に抜けがないかレイと共にチェックを始めるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月31日
参加申し込みの期限
2015年08月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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