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修羅場を乗り切れ?! ――原稿を仕上げよう!――
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序
【1日目 午前】
――シーサイドタウン・某マンション
「おはようございまっす!」
「おはようございマース!」
元気な声がインターホン越しに聞こえる。部屋の主である瓜山 レイは丁度身支度を整えた所で、対応する。
「おはよう。もしかしてアシスタント募集を見て来たのかな? だったら今あけますね」
レイはロックをあけ、2人を出迎えた。
最初に来てくれたのは、『希望戦士ニャンダム ライデンボルト』の大ファンである
宇佐見 望月
と木天蓼大学芸術学科を志望する
深縹 露草
の2人だった。
望月と露草は挨拶もそこそこに作業場へと案内される。そして、飾られたラフや机に置かれた資料などに望月は目を輝かせる。
(こ、これがニャンダムの、ニャンダム漫画の現場……!)
駆け寄ったいくつかの資料に目を奪われ、作業用のパソコンに目を奪われ、何かに感動しているらしい。その様子にレイは恥ずかしそうにしている。
「これは『ニャトラズニャンダム』のラフっすね? そしてこれがベガサス級強襲揚陸鑑『パスタルタン』の設定図……凄く緻密に描くんすね」
「うん、俺がこだわりすぎたから、設定資料集にだけ載せてるんだけどね」
そうしながらも、レイは2人にどんな事ができるのかを確認する。元々絵を得意とする露草は画力もややあり、知人の手伝いをした経験から漫画にまつわる作業の初歩は抑えている。一方、望月は絵についてはからっきしなのだが、料理が得意なので、台所系の仕事や雑務をメインとする事に。
「あー、でも手が足りないときはベタ塗りとか頼むかも。簡単な作業は教えるから宇佐見さんも深縹さんも遠慮なく聞いて」
「わかりましたーっ!」
望月が肯き、露草もやる気をみなぎらせる。がここで望月が何かに気づく。
「あれ? 瓜山先輩、普段と呼び方違うっすね」
「うん。仕事モードだと苗字呼びが基本になるんだ。まぁ、俺なりのスイッチだとおもってよ」
ふと、先日の事を思い出した望月が問えば、レイは苦笑するのだった。
(これが、原稿……)
簡単な片付けをしながら望月は原稿に目を奪われる。登場人物たちが生き生きと描かれる様は、まさに魂を込めていると言っても過言ではない。
そこで彼は気づいた。モブであろうとシーンによっては表情を事細かに書いているのだ。そして、傍らではホワイトによる修正を行いながら絵を描く露草の姿があった。
「今、深縹さんに担当してもらっているのは回想シーンでね。あとで枠に網掛け線をやるんだ」
「そういえば、トーンはどこですか? 指定とかあれば教えていただけますか?」
露草の質問に、レイは1つの資料を取り出し、引き出しを指差す。
「これがこの漫画につかうトーンのメモ。後ろの引き出しに入っているから。切らしている分は、明日届くから、トーンが使えなかった原稿は机の黄色い付箋を貼っていて」
「わかりました」
指示をくだすレイの姿は、前に会ったときより引き締まっている。きりっ、とがんばるレイの姿に露草と望月は己の身も引き締まる気持ちになった。
作業を進めながらも、露草はちらり、とお風呂を見やる。
(忙しくても、ご飯やお風呂、仮眠は大事です。交代かローテーションで行えるよう無理強いしない程度に配慮したいですね)
真面目に考えながら作業していくと、別の作業を言い渡される。それは
「網掛け線ですか?」
「うん。こっちのペンでやるんだけど……」
とやり方を教えてもらう露草。かれは不要になった紙を使って練習をしてから、原稿用紙へと向かう。
(?! 今日は何だか、物覚えが良い日な気がシマース!)
教えてもらった事がすんなり頭に入り、作業も捗っていく。別の作業についても同じようにすぐに覚え、原稿へ効果をつけることができていた。
「トーン張りもスムーズにいきマース。これは驚きデース!」
トーン張りを終えた後、指示を待つ間に、教えてもらった事を復習しながら目を丸くする。軽やかに動く指に、露草の口元が僅かに綻んだ。
「トーンフラッシュの方法も教えておくね。これはカッターを使うから指に気をつけて」
「はいっ」
露草はトーンを手に肯いた。
その間に望月は買い物を済ませていた。昼食や夕食、栄養ドリンクなど必要なものはたくさんある。買い物が終われば仮眠室になっている畳の部屋を掃除し、蒲団をベランダで干す。その他、お風呂とトイレの掃除も忘れない。
(こういったのも大事だよな)
作業を進めながら肯いていると、レイから声がかかる。何かと思ったら小さなテーブルとタオルを用意していた。
「あっちに大きな水筒があるんだ。ほら、行楽で使うような大きなヤツ」
「ウォータージャグっすね?」
「それそれ! 皆で飲めるように冷たいお茶を用意して欲しいんだ。ほら、乾燥するからさ」
レイ曰く、自由に飲めるよう普段から置いているとの事だった。望月はキッチンにあったウォータージャグを洗い、麦茶のパックを入れてお湯を注ぐ。
「コップもあったし、これで大丈夫かな?」
氷をいれて温度調節し、テーブルに置く。コップも置いて使用済みコップを入れるバケツも用意。準備ができたと報告した望月は時計を見、今度は昼食の準備に入った。
レイはそんな2人の様子を見、ありがたい、と心から思うのだった。
露草は作業を進めながら、この書き込みを見た時の事を思い返す。元々この週末はバイトがなく、金・土・日と持て余すかと思っていた所にこの書き込みを見つけたのだ。
(これも何かの縁でしょう。3日ともがんばりマース!)
早速メールで応募し、返事にて住所などを聞いておいた為スムーズに来る事ができた。その途中で望月と合流し、今に至る。
(カブラペンが持ちやすいデース。あとはこの定規をつかって……)
作業を丁寧に素早くこなしていくうちに、こういうのは案外向いているかもしれない、と思う露草なのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月31日
参加申し込みの期限
2015年08月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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