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修羅場を乗り切れ?! ――原稿を仕上げよう!――
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【3日目 午後】
真央たちが作った鶏飯は好評で、より気合の入った者たちは進行表をみつつ作業に没頭する。一方、時子は来る編集さんをおもてなしするべく準備をしていた。朝のうちに仮眠室の布団を干してから押入れに仕舞い、掃除機をかける。そして何時でも出迎えられるよう、ちゃぶ台も拭いていた。
しばらくして、若い男性が仕事場を訪れる。この人が編集局の担当さんらしい。
「こんにちは……。どうぞこちらに……」
時子が対応し、コーヒーと『望月特製ラクレット風ポテサラトーストのっけ』を差し出せば喜んで食べてくれる。そうしつつもレイとの打ち合わせを忘れない。
話の内容を簡単に纏めると『締め切りに間に合うかの確認』と陣中見舞いらしい。差し入れとして栄養ドリンクの他マカロンやシュークリームを持ってきてくれた。
「おぉ、俺様特製のランチが……」
多めに作ったポテサラトーストをぺろりと平らげた担当さんは望月たちを見て頭を下げる。
「このたびは、宵宮さんのために有難うございます。皆さん、身体に気をつけてがんばってください」
そう言うと、担当さんは望月に「いい腕してるね」と言って帰っていった。緊張した空気が解れ、レイはレイでやる気をだしたようだ。
「休憩は交代でやろう。編集さんが持ってきてくれたお菓子もあるからな」
「お茶もいれます……」
修と時子の言葉に肯き、最初にレイと昼食後休憩なしでメカを描いていた葉月と露草がおやつタイムに突入した。
「ふぅ、生原稿すりすりしたいけどまだインクが乾いていないのだ……」
葉月と露草のフォローに回っていた真央が出来上がった原稿を見ながら苦笑する。彼女は今、ノリにのって背景の仕事も任されるようになっていた。傍らで円がスピード線やベタフラなどをやっている。
「真央ちゃん、背景おつかれ~。レイ先生たちの次にボクたちが休憩だって」
「わかったのだ。いっしょにスイーツ食べるのだ」
円と真央は互いにやる気をみなぎらせて作業を進めていく。また、タネも少しずつ上達していく己の技術に驚きながら修正と効果描きに専念していった。
修はレイと進行表を見つつ相談し、指示を仰ぐ。それを受け取ると礼を述べるとパンッ、と一度手を叩いて注目を集める。彼は息を吸い、僅かにおこった緊張をほぐす。
「下書きは既に終わり、先生による人物のペン入れも概ね完了した。後は俺たちが踏ん張るだけだ。が、1人1ページじゃ時間が足りない。コマ単位で皆に配布する!」
修は効果に影響が出ないよう気を配りつつ、葉月や円と共に原稿をコマ単位に分割する。そして、修はさらに指示を飛ばした。
「先生は今までどおりお願いします。カラー表紙の製作も終わっているんですよね? 三宅先輩と種子島先輩、深縹さんも同様でそれぞれの作業が終わり次第効果の手伝いに回ってください」
「心得たわ」「了解っ」「解りました」
葉月とタネは作業の手を休めず答え、露草も笑顔で応じる。次に修は食事を主に担当してくれている望月に目を向けた。
「宇佐見先輩と御巫は、夕食と同時進行で夜食の準備を。真央は今の作業が終わり次第宇佐見先輩のアシストに入って」
「おう!」「わかったのだ!」「はい、任せてください……!」
望月が威勢のよい声を上げ、真央と時子も肯く。それを確認し修は他のメンバーにも指示をとばした。
「桜庭と御剣は今やってる作業を続行! 俺も援護に入る!」
「おっけー!」「任せておけ」
円、タネ、刀の言葉に肯き、修もまた腕まくりをして共に原稿に立ち向かうのだった。
「おっしっ! やるぞ!」
「はいっ!」
望月と時子が腕まくりしてごはんと向き合う。夕食は昨日のカレーなのでご飯と茹で卵の追加だけ準備すればよいんだが、いまから行うのは夜食の準備である。ご飯を3つにわけ、それぞれジャコやチーズなどを混ぜ込んでいく。
いい匂いがする傍らでは、真央もなにやら作業中。彼女もまたお夜食の準備をしてくれていたのだ。ウインナーを茹で、タマネギのみじん切りを用意。切り目を入れたコッペパンとマスタード、ケチャップも用意していた。
綺麗な手で、心を込めておにぎりを握る望月と時子。ある程度作業を進めた真央と露草も加わればあっというまに沢山のおにぎりが出来上がる。
「今日の修羅場飯は、俺様特製おにぎりでっす!
皿におにぎりが並ぶ。ゴマとかつお節、チーズを混ぜ込んだ物とと大根の葉と梅干し刻み混ぜた物、青海苔とジャコ、を入れた物とどれもおいしそうだ。
「コレなら原稿に落ちても大じょーぶ!」
「修羅場にその言葉は禁句!」
胸を張る望月の言葉にタネが突っ込む。それに「だめなの?」と面食らう望月のそばで真央がにぱっ、と猫の笑顔。
「真央ちゃんも作ったのだ。ホットドッグなのだ。がっつり食べるといいと思うのだ」
こちらもいい匂いがし、食欲をそそる。作業するメンバーは時折軽食を口にしつつ頑張る事にした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月31日
参加申し込みの期限
2015年08月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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