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【VS ソウタロウ・ザ・サンライト】
〔
骨削 瓢
の場合〕
骨削 瓢
は大量のデクナマズ達に破壊活動とほかのもれいび達の相手を任せ、自分は我先にと美術館の一番奥の部屋にまでやってきていた。
「にしし。これでデクナマズと真央嬢達が共倒れになってくれればよし。よしんば真央嬢達が勝ってここまでやってきたとしても、疲れきったところを一気に《蔓の怨返し》で一気に畳み掛ければそれでよし、ときたもんだねぃ」
瓢は楽しそうに笑うと、指をぱちんと鳴らしてスキル《蔓の怨返し》を発動して、蔓のムチで素振りをするなどのイメトレを行った。
「それにしても……おかしいねぇ。一番奥の部屋だっていうのに、展示品らしい展示品が何もないじゃないか。館長らしき人物も見当たらないし」
うーんと背伸びをして、小柄な瓢が部屋全体をもう一度よく見まわしたときのことだった。
「……うん? これは……宝箱?」
瓢は部屋の隅の方にこれみよがしに配置されたやたらと豪華な宝箱を発見した。
それは人が一人すっぽり収まりそうな大きな、大きな宝箱だった。よく見ると空気穴も開いていた。
「…………」
瓢はうろんげに目をすぼめた。
あやしかった。
「……中にナニカいるのかね?」
ぽつり、と瓢は呟いた。
「よし、出てくる前に蔓で縛って、ついでにこの穴も塞いでしまおうかねぇ」
瓢は言うが早いか指をぱちんと鳴らすと瞬く間に《蔓の怨返し》で宝箱を蔓でぐるぐる巻きにしてしまった。
すると、宝箱がじったんばったんと暴れ出した。
「おやおや。やはり中に誰かさんが隠れていたんですねぃ。そんなところに隠れて人を驚かそうなんてちょっと悪趣味なんじゃないですかぃ?」
自分のことを全力で棚に上げて、瓢はそんなふうに嘯いた。
宝箱(の中のナニカ)は全力で脱出をしようとするが、そうは問屋が卸さないと瓢も全力でその脱出を阻止する。
程なくして、何かが尽きたのか、ぐったりと宝箱が動かなくなったのを確認すると、瓢はさらに容赦のない行動で中のナニカを攻めたてていく!
「おっと、動かなくなったねぇ。でも、念のためにもう数十分塞いでおこうかねぇ」
もはやどっちが悪役かわからない!
「あ、そうだ。せっかくだから駄目押しで、
こんなこともあろうかと鎧からくすねてきた槍
を最後にぶっすり宝箱に串刺しにしておこうかねぇ」
そろそろ『らっ倫』が危険であぶない!
誰もがそう思ったまさにそのときだった。
「ムッキィイイイイイイイイイイイッ!!!」
「うひゃっ……!? って、こ、校長!?」
「……寝子校一年一組、
骨削 瓢
くん……ちょっとそこに正座しなさい……」
「は、はぁっ? どうしてあっしがそんなことを――」
「いいから早く!」
「……っ!?」
さすがの瓢もこのときばかりはヤバいと感じたのか、ひとまず素直に従うことにした。
そして、
「私は君をこんなひどいことをする子に育てた覚えはありませんっ!」
「いや、あっしもおたくに育てられた記憶は髪の毛一筋ほどもない――」
「だまらっしゃい!」
「……っ!?」
(この校長、なんかいつもとキャラが違うよぃ……!?)
校長ことソウタロウ・ザ・サンライトの万里の長城よりも長い恐怖のお説教が始まる!
〔ザ・グレート・キンタロウとア・カリンの場合〕
数十分後。
ザ・グレート・キンタロウこと
後木 真央
とア・カリン・エジーリンク(以下略)こと
橘 明里
はデクナマズと動く美術品との三つ巴の激戦を何とか制して一番奥の部屋まで辿り着いていた。
「ていうか、略した方が余計に文字数食ってる気がするの!」
「ア、ア・カリンちゃん……? 突然、どうしちゃったのだ?」
ナレーターの声を聞いてしまったア・カリンの突っ込みに、何も聞こえていなかったキンタロウがぎょっとした様子で慌てて後ろを振り返る。
「なんでもないの! あ、それよりもあんなところに」
「へ? あ、ひ、瓢ちゃん……いっ、いったいどうしたのだ?」
見れば、部屋の中央で、
骨削 瓢
が白い灰になって魂が抜け落ちた状態で倒れていた。
キンタロウはダッシュで瓢に駆けより、その息があるかどうか確かめる。
「……キ、キンちゃん?」
ア・カリンがキンタロウの顔を覗き込むように訊くと、
「…………」
キンタロウは無言のまま首を左右に振った。
「……ひ、ひどいの! まるで校長先生の朝礼の長演説を聞いた後のような死に方なの!」
ア・カリンが涙目でとても的確なことを言った。
実際、
骨削 瓢
は神魂の影響で時空が歪んだ部屋で24時間『シトラス・ガムダンのちょっといい話』を校長から聞かされてMPがゼロになってしまったのだった。
〔NOTICE〕
ホネソギ ヒサゴ――セントウフノウ
「瓢ちゃん……。瓢ちゃんの仇は真央ちゃん達が必ず討つのだ。だから、どうか安らかに眠ってほしいのだ」
キンタロウはそっと指先で涙を拭って、手向けの花代わりにこんなこともあろうかと思ってくすねてきた校長の絵を瓢に供えてやった。心なしか彼の顔はちょっとイヤそうに見えたという。
「しかし、この部屋のボスはどこにいるのだ?」
「キンちゃん、あそこなの!」
ビシッとア・カリンが指差した先にあったのは何故か蔓がちょっと絡みついた無駄に豪華な宝箱だった。
「おお! 宝箱なのだ! お宝なのだ! ロープレっぽいのだ! きゃっほほーいなのだー!」
キンタロウはその宝箱の存在に気づくやいなや、目を輝かせてその前まで飛んでいった。
そして、キンタロウがパカッとその宝箱を開けると――
「草ちゃんだにゃん♪」
中からネコ耳をつけたジジイが現れた。
「……見なかったことにしようなのだ」
「ああ、待って! 私が悪かったから、だからハイライトの消えた目でそのまま蓋を閉じないで!」
ジジイは何か悲壮な顔で疲れきった表情のキンタロウに制止の言葉をかけた。
それから「よっこらせ……」と老体に鞭打って宝箱から出てくると、ジジイはぽよんと出たお腹を張って改めて自己紹介を始める。
「ふふ、よくここまで辿りつきましたね。私は光の四天王――ソウタロウ・ザ・サンライト。伊達や酔狂でこんな頭をしているわけではありませんよ」
「おお、まさか……校長センセが瓢ちゃんの仇だったとは……こうなったらその魅惑のぽっこりお腹をおもいっきりプニプニして、ついでに瓢ちゃんの仇も討ってやるのだー!」
キンタロウが瞳に炎を燃やしてそう宣言した。
「あかりには校長先生がそんな悪いことをする人には思えないのね。つまりあなたは偽物なの!」
他方、ア・カリンこと
橘 明里
もすでにやる気は満々だった。
「覚悟するの、偽物さん! 今、あかりはあなたを倒し、校長先生の無実を晴らして、天使レベルを上げますなの!」
ここでまた新たな謎ワードが出現したが、突っ込んではいけない。
「ほっほっほ。君達にそれができるかな? ソーラービーム!」
「「!?」」
次の瞬間、ソウタロウはバーコードヘッドに太陽の光を反射させて、二人にソーラビームを照射してきた。ここ屋内なのに!
「……お、おわわっ! ちょっ、校長センセ、実はメチャクチャ強いのだ……!?」
キンタロウは慌てて床を転がるようにして回避運動を取りながら、さっき瓢に供えたばかり校長の絵をシールドがわりにしつつ言う。
「たとえ偽物といえど、大天使の力は伊達ではないないようなの! それならあかりも本気を出すの!」
ア・カリンは《イン・レテ・ウォム》で生やした光の翼でビームを回避しながら空中へ上がると、そこで一発限りの大技スキル《ウォム・ル・レト・ラド》を放つ準備をする。
「おや? 何か企んでいるようだね? そんないけない子には必殺の校長ビームを――」
「させないのだっ! 《唸れマッスル燃やしてタフネス》、要するにただの怪力投げ攻撃なのだーーーっ!」
ア・カリンのチャージを阻止しようとしたソウタロウをさらにキンタロウが投げつけた肖像画が阻止する。
生じたのは一瞬の隙。
だが、それだけあれば天使と金太郎には充分だった。
「チャージ、完了なの!」
「ア・カリンちゃん、校長先生の動きは真央ちゃんが止めるのだ。そのままやっちゃうのだ!」
キンタロウは言うが早いかソウタロウに組みついて、その魅惑のお腹をプニプニする!
「あ、こら、やめなさいっ。私のお腹はおもちゃではありませんよ」
ソウタロウはまんざらでもなさそうな顔をしつつ、キンタロウを押し返そうとする。
「……キンちゃん! あとで必ずロア様にお願いして復活させてあげるの!」
ア・カリンは涙を目に溜めて、断腸の思いでその一撃を放つ。
「必殺、《ウォム・ル・レト・ラド》なの!」
刹那、ア・カリンから放たれた眩い光弾がキンタロウとソウタロウのもとに一気に迫り――
大爆発
した。
〔NOTICE〕
グレート ザ キンタロウ――セントウフノウ
「キンちゃあああああああああああああああああああああああああんっ……!」
ア・カリンの悲痛な叫びが、誰もいなくなった美術館の一室に木霊する。
かくして、およそ二名の戦士の尊い犠牲によって、光の美術館の平和は今まさに守られたのであった。
〔NOTICE〕
episode.3 mission clear!
残るダンジョンはあと一つ――。
……ん?
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20人
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20人
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シナリオガイド公開日
2015年06月02日
参加申し込みの期限
2015年06月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月09日 11時00分
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