FAINYAL FANTASY｜リアクション

FAINYAL FANTASY

【？？？】

　ところで、みんな何か忘れていないだろうか？

　そう。『木』の四天王――ナオキ・ザ・ユグドラシルのことである。

　うっかり四人倒したことで忘れられがちになっていたが、実は四天王は五人いたのである。何かがおかしい気がするが、実際にいたんだから仕方がない。
　さて、では何故ナオキ・ザ・ユグドラシルが倒されることなく、彼らは無事に元の世界に戻ることができたのか？

　今回はそのからくりを皆様にお届けすることでお別れの時間としよう。

　シュンスケ・ザ・ダークネスともれいび達が死闘を繰り広げるその数時間ほど前のこと。

「ヨシヒロ、フジコ、ソウタロウ、シュンスケ、みんな元気に育つんだよ」
　ナオキ・ザ・ユグドラシルは自身の支配するダンジョンの最深部で、一本一本に名前をつけて丁寧に育てているマンドレイクにせっせと水をやっていた。
　と、そこに。

「うっふん」

　何故か、一匹だけ生き残ったフジコＪｒ．が現れた。

「…………」

　後は――わかるな？

「アーーーーーーーーーーッ」

かくして、FINYAL FANTASYの物語はここに静かに幕を閉じたのであった。

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あとがき

担当マスター：水月鏡花
ファンレターはマスターページから！

というわけで、ご参加頂いた皆さんお疲れ様でした。ＭＳの水月鏡花です。今回もヒドい話でしたね（にっこり
例のごとく反省はしておりますが、後悔はしておりません。皆様にお楽しみ頂けましたなら幸いです。

それにしても教頭先生の大人気っぷりには驚きました。まさか過半数のＰＣさんが闇のダンジョンに集中するなんて思ってもいませんでした！
一方で、ナオキ先生はちょっと大変な目に。ご愁傷様でした。本当にご愁傷様でした。でも、大丈夫。きっと全ては悪い夢だったのです。そういうことにしておきましょう。ていうか、ドッペルゲンガーだから関係ありませんし！（今、そういう設定だったと思い出したらしい

今回もだいたいそんな感じ。相変わらずバランス悪かったり、頭おかしかったりですが、とても楽しく書かせて頂きました。
今後とも真面目に不真面目にリアクション執筆していきたいと思っております。

では、今回もご参加頂き、まことにありがとうございました。

それではまたどこかのあとがきでお会いできることを祈って。

水月鏡花　拝

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