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FAINYAL FANTASY
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〔episord.4〕
【闇の一寸法師】
七峯 亨
は気がつけば異世界に飛ばされていた。
亨は西洋風の城の中庭でその目を覚ます。
「……う、ん?」
突拍子のない状況に少し頭痛がする。
「……これもまた神魂の仕業ってやつかい? やれやれ、いい加減にしてほしいもんだぜ。しかもこの一張羅、着てきた憶えがないんだけどなぁ」
亨は自らの衣装を見下ろして、その布地をつまんだり、ひっぱたりしながら深く息を吐く。彼が身につけていたのは闇と一寸法師をモチーフにした自慢の一品物だった。
「どうせまたここでヘンな奴らと一戦やりあうんだろ……? くだらないことで自慢の一張羅を汚したくはないんだがなぁ……」
ふぅ、と亨がアンニュイな溜息を吐いたそのときのことだった。
「おや、君は主の――」
「……え?」
亨は声のした方を振り返る。
「その声は――姐さん?」
亨が振り返った先にいたのは確かに彼が姐さんあるいは咲さんと呼ぶ想い人――
矢萩 咲
その人の姿であった。
もっとも、その様子はいつもの彼女とは随分と違っていたが――。
【魔人メガエラ】
矢萩 咲
は
七峯 亨
の姿を見つけるなり、くすりと少し邪悪な笑みを口元に浮かべて彼に微笑みかけていた。
「確か、亨君、だったかな? 主がいつも世話になっているよ。それはもう少し嫉妬してしまうくらいに、ね」
「いやいや、こちらこそ姐さんにはいつもお世話に……って、主?」
照れくさそうに髪を掻いてから、「ん?」と何かに気づいたように首を傾げる亨。
そんな亨を見て、咲はまたくすくすと笑う。
亨が訝しむのも無理はなかった。
今の咲はそれまでの咲とはまるで別人のようだった。
しかし、それもそのはず。
というのも、現在の咲は異世界への転移のショックで、別人格『魔人メガエラ』になってしまっていたからだ。
(フッ……。まさかこんな状況で、主が恋慕している相手と出会うとはね……。けれど、好都合か。嫉妬は僕のスキル《メガエラビーム》の威力を強化するからね)
メガエラは胸の内で呟くと、もう一度にっこりと妖しい笑顔をつくって亨に微笑みかける。
「それじゃあこんなところで出会ったのも何か縁。ボスを倒すために行動を共にするとしようか?」
「ええ、そりゃもう喜んで!」
亨は自らの感情を押し隠そうともせずに二つ返事でメガエラの言葉に頷いた。
メガエラはそんな彼を見て、心の中でくすくすと微笑む。
(欲望に忠実なのはいいことさ……。主ももう少し自らの欲望に素直になればいいのに、ね……)
かくして闇の槍使いと闇の魔人の王城攻略戦が開始される。
【魔法使いの少年と暗躍する『影』】
「わぁ、大きなお城だぁ……」
曖浜 瑠樹
はいつも眠たげな瞳をいっぱいに見開いて感嘆の声を漏らした。
瑠樹もまた気がつけば異世界にいた。
目の前一杯に広がる青空と緑の草原。
そして、その真っ只中に威風堂々たる佇まいを見せる巨大な石造りのお城。
さらには気がつけば瑠樹はぶかぶかの魔法のローブと三角帽子に木の杖(ロッド)という、いかにも魔法使い然とした出で立ちをしていた。これでテンションが上がらないわけがない。
「たぶんこれって中に入ってお城のエラい人を倒せばいいんだよねぇ。きっと俺のほかにも呼ばれちゃった人が中にたくさんいるだろうし、みんなと力をあわせて頑張るよぉ!」
えいえいおーと拳を突き上げて、瑠樹は跳ね橋を渡って城門をくぐる。
と、そのとき。
「んん?」
瑠樹はふとした違和感に気づいて、跳ね橋の真ん中で一度足を止めた。
「……?」
きょろきょろとあたりを見まわして人の気配がないか確かめてみる。
だが、青い空と白い雲、そして緑の草原以外は何も見当たらない。
それなのに、何故か、誰かに見られているような感覚が拭えない。
(そういえばなんか俺の影にも違和感がある気がするなぁ……)
瑠樹はじっと自身の影を見つめてみた。
「……」
『……』
影は微動だにしない。何も答えない。だって、彼はただの『影』なのだから。少なくとも今はまだ。
「まあいっかぁ」
そこで瑠樹は深く考えることをやめた。
少なくともその影から嫌な感じはしなかった。
なら、今はそれだけで充分だと瑠樹は思ったのだ。
そうして、『光』の魔法使い、瑠樹の冒険が今始まる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月02日
参加申し込みの期限
2015年06月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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