this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
FAINYAL FANTASY
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
…
16
つぎへ >>
【闇の軍師と力と富の番獣】
八神 修
も異世界に来ていた。
「これは一昔前のRPG、いやソーシャルゲーム風の世界か? どちらにしろ、面白いじゃないか」
修は何故か軍服を身に着けていて、いつもよりやや俺様モードよりになっていた。
闇属性の軍師。
それが今の彼の設定であり、ステータスだった。
「舞台は城、か。BGMまでかかっているな。趣味は悪くないが、城の雰囲気にあっているとは言い難い。あるいはこれも作戦なのか」
彼はあくまで頭脳労働タイプであると自負していた。
ゆえに彼は城を踏破する速度よりも城を観察し、やがて出会うであろう仲間達に適切なアドヴァイスをすることを念頭に置いて行動を開始していた。
と、そんなとき。
「む。あれは……宝箱?」
修はこれ見よがしに赤絨毯の上に配置された豪華な宝箱を発見し、目を瞬かせた。
あやしい。
見ればみるほどあやしい。
次の瞬間には修はホルダーから抜いた銃で、装填された弾を一発撃ちこんでいた。
キン、と甲高い音がして銃弾は跳ね返されたが、宝箱は何も動く様子を見せない。
「どうやら本物のようだな。偽物なら、撃たれれば何らかの反応を見せるだろ」
呟いて、修は宝箱の中身を確認に向かう。
宝箱の中には袋に詰まったたくさんの金貨が入っていた。
「……どうせ使い道もないだろうが、一応頂いていくか」
修がそれを拾い上げたそのときだった。
「――力が欲しいか?」
「……なに?」
どこからともなく挑発的な女の声が聞こえて、修は声のした方を振り返った。
猫屋敷 姫
も異世界にいた。
「――力が欲しいか? ならば、私に課金にするです」
姫はこの世界では『力と富の番獣たるネコヤシキ(『光』属性)』という設定になっていた。
「……課金……だと……?」
あまりにもぶっちゃけすぎる内容に冷静沈着を常とする闇の軍師様もちょっと愕然としている様子だった。
そこに姫は畳み掛けるように言葉を続ける。
「私はネコヤシキ。力と富の番獣なのです。見た目通りとってもゴージャスな存在なのです。だから、もっと(課金して)私を崇めたたえるのです。そうすれば力をくれてやるのです」
「ああ、わかった。わかったから、ちょっと待ってくれ」
闇の軍師こと
八神 修
は頭痛をおさえるようにこめかみを抑えると、ずいっと課金を迫ってくる姫を手で制して「少し時間をくれないか?」と言った。
「時間、ですか? それは別に構いませんが――タイム・イズ・マネー、時は金なりなのです。プレイ時間が嵩めば嵩むほど、力の代償も高くなるですよ?」
「構わないさ。ここにはこうやってあちこちに金貨が配置してあるみたいだからな。きちんと道中で金を貯めて、来るべきときが来ればきっちり支払うさ」
「仕方ないですね……。では、そのときが来るまでネコヤシキも一緒に行動することにするのです。お兄さんが一番お金持ってそうですから(キリッ」
「……わかったよ。でも、ここにはきっと厄介なモンスターもいる。一緒に来るのはいいが、危険かも――」
修が苦笑ぎみに言ったそのときだった。
「……っ、ネコヤシキ、後ろだ!」
修が唐突に叫んだ。
姫が振り返るとそこには大きな口を開けて赤い絨毯が彼女を頭から丸かじりしようとするところだった。
修はホルスターから慌てて銃を引き抜く。
だが、それよりも早く、
「力と富の番獣たるこの私をなめてもらっては困るのですっ!」
姫はどこからともなく取り出した金貨のたっぷり詰まった袋で思いきり赤絨毯を殴打した。
『ぎゃあああああっ!?』
赤絨毯がとても人間臭く、かつ、痛そうな悲鳴をあげて――
爆発
した。
爆発した赤絨毯は何故か金貨を数枚落した。
「ふふ、金の力(物理)をなめてもらっては困ります。さらに私のスキル《BOM(バーストオブマネー)》は倒した敵を金(力)に変えることができるのです。ゴージャスでしょう?」
「……ああ、うん。とてもゴージャスだな」
得意げな姫に、修は金の力(物理)の恐ろしさを噛みしめるように、渇いた微笑でそう応じるのだった。
そうして、二人はさらに城の奥へと進んでいくことになる。
【なんてったってヒーロー】
ザ・ストレイトこと
風雲児 轟
もまた異世界にやってきていた。
「でけー城だな。また神魂のせいか。今回はここのボスをぶっ倒せばいいんだな?」
轟はすでにザ・ストレイトに変身した状態だった。
「よし、RPG風の世界の城にいるボスってことは魔王かなんかだろ! ヒーローの光でそいつを光に還してやる!」
ストレイトは言うが早いか、真っ直ぐに城に向かってダッシュを開始した。
「む? あんなところに宝箱があるな。だが、俺はそんなものには興味はねぇ……って、自分から襲い掛かってきたぁ!?」
やたらアグレッシブなミミックの登場に目を見開くストレイト。
何故か城内のBGMが勇ましい感じの曲に変わり、
ミミックは鋭い牙を見せつけるようにして、ストレイトにかじりつこうとしてくる!
「……っ、さっせるかぁあああああああああっ!」
しかし、ストレイトも伊達や酔狂でヒーローを名乗っているわけではなかった。
日頃の鍛錬と異世界効果でパワーアップした身体能力をいかして、開いた口を無理やり閉じて、そのまま壁にぶん投げる!
壁に激突したミミックは『ぎゃああああああああっ!?』とやはり人間くさい悲鳴を上げると、跡形もなく
爆発
した。
「おお、すげぇ……。なんか爆発したぞ……。最近の宝箱はみんなあんな感じなのかな?」
ストレイトはなかば呆然としつつ、ボスを倒すためにさらに道なき道を突き進んでいく。
かくして、轟は己のヒーロー街道を突き進んでいく。
そして、闇のダンジョンへ挑んだ者達の冒険は後半戦へと移行する。
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
…
16
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
FAINYAL FANTASY
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月02日
参加申し込みの期限
2015年06月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!