this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ちゃよなら、フツウのひ
<< もどる
1
…
14
15
16
17
18
…
25
つぎへ >>
●浅井先生といっしょ(サッカー編2)●
【校庭(第1グラウンド)】
浅井先生に勝負を挑むのは、サッカー部の
アントニオン・モライシュ
、
鎌八 まもる
と、
緑野 毬藻仔
、
シダ 美穂戸
の4人。試合とはいえ、人数は少ないのでフットサルみたいなものだ。
その浅井先生のチームには、
浅沼 柳司
と
桐生 計都
の2人が心よく加わってくれたが、それでも4対3でひとり人数が足りない。
「んンー? キーパーがいねェって?」
それを告げると、アントニオンはこともなげに、
「おいおい、いるじゃねェか、ほらあそこにヨッ」
全員が振り返ると、たしかにゴール前には、ヒックヒックと座り込んだまま、頑としてその場をゆずらない、
志波 拓郎
の姿が。なるほど、納得だ。
「いやっぴぃ! そいじゃホイッスルを鳴らすじェー!」
志波拓郎、知らないうちに、浅井先生チームのゴールキーパーに……。
その反対側のゴールでは、
「さあ、くるならこい、浅井先生!
ゴール前の蜘蛛の巣と言われるムッシュスパイダーが、このゴールをまもる」
と鎌八まもるが、小っちゃなキーパーグローブを握りしめる。
ピーーー。
さあ、試合開始だ。浅沼柳司からワンタッチでボールを受け取る浅井先生、
「きたなッ! 浅井先生のドリブルを崩してやるじェー!」
とスライディングでそのドリブルを阻止しようとするアントニオン、ところがその敵にくるりと背を向け、いきなり浅井先生が、自陣の方向に向かって走り出した!
「くらえー! ひっさつ!ちきゅういっしゅうシュートだーー!」
そしてためらうことなく、自チームのゴールに向かってシュートを撃つチビ先生!
「なっ、なにィーーーーーーーー!?」
てん、てん、てん……。
自分の横を転がっていくボールを、座り込んだまま拓郎が、不思議そうに見つめ、
「えっ、何だ? ……オウンゴール?」
子供たちの試合を撮影していた
五郎丸 冬子
が、ぽかんとファインダーから顔を上げた。
「見たか! おれのちきゅういっしゅうシュートのはかい力!」
浅井先生だけが、自慢げにゴール前でエヘンプイだ。
いちおう解説しよう。ちきゅういっしゅうシュートとは、撃ったシュートが地球を一周して、裏側から相手ゴールのネットに突き刺さるという、恐るべき威力を誇るシュートである。ひとたびこのシュートが放たれたが最後、相手キーパーはこのボールに触れることすらできない……ポカンとしている鎌八まもるもまた、例外ではなかった!
まあその前に、自分のチームのゴールに入るんですけど。
浅井先生の自殺点で0─1、アントニオンたちの先制。
「な、なんだってーー!?」
ガクゼンとする浅井先生、まあ子供の考える必殺シュートなんてこんなもの……。
「くらェ! ライジングネオパンサーショット!!」
さらに勢いにのる、アントニオンのシュートがズバッと決まって0─2、
「今のは『フィーバー鱗(うろこ)』でおぼえたワザだゼ!」
アントニオンの故郷ブラジルでは、そういうサッカー漫画が流行っていたらしい。
「うぅ……うわぁああん!!」
訳も分からずキーパーになっていた志波拓郎が、頭をかすめたアントニオンのシュートにビー泣きし、あわてて駆け付けた
高梨 彩葉
に連れ出されて、無念の退場……。
あっという間に劣勢になった浅井先生チームに、さらにシダと毬藻仔の女の子コンビが、その牙を剥いておそいかかる。
「シダ キックには 自信あるけど
サッカーのルール ぜんぜん知らない
もこもこ 隣で 教えて
手 にぎってて このままやろう」
「うん、わかった!」
と仲良く2人で手をにぎり、
「走るよ もこもこ 先生からボール 奪う
ぜったい 先生から 点とる 走るよ」
エッと振り返る先生に、そのまま突っ込んでいくシダと毬藻仔!
「先生にボールいった よし ダブルキックだ もこもこ
あのボール奪って 2人で ゴールしよう」
「よーし、シダさん手を離さないでねっ」
「チュックマイマン いくぞ もこもこ
モッ ハイ バー ボン
シダ ダダ ダダ ダ!!!」
「ギニャーーーーーーーーーーー!?」
2人のダブルキックが、つるっと勢い余ってチビっ子先生の股間にスコーンと命中し、
てん、てん、てん……、
とこぼれたボールは、そのまま無人のゴールに入って、これで0─3。
「わっわっ、入った! やったねっシダさん!」
「ブイブイブイー うれしい カムオン もこもこ」
ぴょんぴょん跳んで喜びを分かち合う教え子の横で、その担任先生は哀れぴくぴくと悶絶して、
「あれー? ふふ、浅井先生、気絶しちゃったんだにゃあ」
同じく10組の青物といきにツンツンされるという、気絶エンドとなったのだった。
こうして浅井先生チームは完敗し、本人もまた気絶するというさんざんな結果に終わったのだったが、その浅井先生が気を失っても、子供化ろっこんが解除されることはなかった。
西門方面で、
エレノア・エインズワース
が、ろっこんで島岡先生を気絶させて、強引に幼児化を解除しようと試みたことがあったが、こちらでは結果的に、浅井先生が暴走もれいびである可能性が、いちおうこれで除外されたことになる。
無邪気な毬藻仔とシダ当人たちには、そのような意図は無かったみたいだけれど……。
この件がトラウマになって、浅井先生がさらに女子が苦手にならないことを、今はただ祈るばかりである。
【中庭】
「え、あ……あんた、なくなよぉ……」
さて、中庭では追い詰められてついに泣き出してしまった
七音 侑
を、おろおろと
工藤 耀
がなぐさめていた。
このシーンの冒頭で、何故か追いかけっこをしていた、あのおチビたち2人である。
泣きやまなかったらどうしよう……、とこっちも涙目になりながら、必死にチビ音の頭を撫でたりして、追いかけていた理由を話す工藤。
「えぅ……? お菓子食べたかったの?」
そう、この工藤。見かけによらず、小っちゃい頃からの甘党だったのである。出会うなりガン見していたのは七音ではなく、彼女の持っていたお菓子袋の方だったのだ。
「そうだったんら……だったらいいよ……一緒に食べよう?」
泣きはらした目でもうにっこり笑い、ハイとお菓子を分け合うチビっ子たち。
「おぅ……あ、ありがとなっ」
「ん、一緒に食べうと美味しい……もう泣いてないんらよ!
ふーん、あかる君って言うんら……あかる君はどのお菓子が好き?」
「おれか? おれはだんぜんアップルパイかな。あんた……七音は?」
「ウチ? ウチはねー、パッキーとーアメちゃんとー、えっとねーあとねー(もぐもぐ)」
ピクニックのようにお菓子を広げて、食べながらのんびりお話をして。
「ふあ……食べたら眠くなったんら……あかる君もここでお昼寝すう?
あ……もうねむいんらよ……」
追いかけっこの疲労が出たのだろう、その内コツンと頭を寄せ合って、いっしょに2人は眠ってしまうのだった。
<< もどる
1
…
14
15
16
17
18
…
25
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ちゃよなら、フツウのひ
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
推理・サスペンス
定員
1000人
参加キャラクター数
187人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月01日
参加申し込みの期限
2013年04月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!