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●浅井先生といっしょ(サッカー編1)●
【生徒玄関付近】
「な、なにが起こったに? とりあえず落ち着くために校内見て情報収集に!」
と勢いよく教室を跳び出した
七音 侑
は、3秒で幼児化してそのへんをウロチョロしていた。
「原因きゅーめいってなんらっけ?
それよりお菓子どこで食べうかなー……お外がいいんらよー」
小っちゃくなっても、お菓子袋は手放さない七音(以下チビ音)。あちこちで子供たちが走り回る校庭に、トテトテと自分も出ると、
「わーここおなじくらいのお友達がいっぱいいるんらねー。
あ、ボール蹴ってう子もいうー」
ところが、何故かそのうちの1人が、そばを通ったチビ音の方を、ガン見で睨みつけてくる?
「あえ? な、なんかすごい顔であのここっち見てくう……」
ちょっとつり目ぎみの生意気そうなこの男の子、実は同じ10組の
工藤 耀
なのだが、チビ音はそれも忘れてしまったようだ。サッカーボールを足許に置き、ずんずん前のめりでこちらに近付いてくるその3歳児に、
「なんでこっちくうの? や、怖いよー! やー!!」
「なんでにげるんだよー! まてー!」
逃げ出すチビ音を、さらにその男の子がダッシュで追っかけてくる……何で!?
「あうっ……うっ、怖いよーやらー! あえうー(泣声)」
逃げてコケて、また追いかけて。そんなチビっ子2人を、あわてて物陰にかくれて避け、
「ここ、どこ……? おうちにかえりたいよぉ……」
えぐえぐと泣いているこちらは、
桐生 計都
だ。
ただでさえ内気なのに、4歳になったことでさらに人見知りが激しくなり、両親も知っている人もいないこの場所で、すでにパニック寸前。周りを走っている子供たちが皆怖く見えてしまい、さっきから知っている顔を求めて、ひたすら外をウロウロ。
「なんか、おもちろいことになってるな。
みんあ(みんな)子供みたいなコードー(行動)してるし」
そんな混乱した幼児たちの姿を、面白そうにデジカメで撮影しているのは、
五郎丸 冬子
。
自分が小っちゃくなろうがムラムラと湧き起こる撮影欲には関係なし、この機会に写真を撮りまくってしまおうと、泣いてるあの子もニコニコなあの子も、まだ幼児化を恥ずかしがってる元クラスメイトも、冬子の琴線に触れたものは片っ端から、そのレンズを向けて被写体にしていく。
「おっ、またグズってる子を発見。
このなきむち(泣き虫)はいったい、だれかなあ?」
「にーちゃ……どこぉ……ふぇええ……(ぐすぐす)」
おぼつかない足取りで、冬子の前を通りすぎていくその3歳児は、
志波 拓郎
だ。メソメソとしゃくり上げながら、どうも誰かを捜しているらしいのだが、さて誰を?
「にーちゃ、いたぁ」
と、ぴとっとその児童にくっつかれた、桐生計都の方はびっくりだ。
「わあああああん!」
いきなりにーちゃ呼ばわりされて驚き、悲鳴をあげて逃げ出してしまう。
「うぅ、ちがぁう……」
と拓郎の方は、また涙ながらに離れて、そこらをうろうろ。
「どうしたの? どこかいたいの?」
ほっておけなくて、そこに声をかけたのは、
高梨 彩葉
だった。小さくなった彩葉は、長い髪をツインテールに結んだ子供で、この頃はまだ前髪も短い。ぱっちりしたその青い瞳で拓郎の顔をのぞき込み、泣いてる事情を根気よく聞いてみる。
「うぅ、あのね……にーちゃ探してるの……。
にーちゃ……げんきだから、お外かもと思って……
でも……知らないこばっかなの……ふぇええ……」
どうもこの男の子は、いなくなった兄を捜しているのらしい。
「そっかー。いろはもにーにをさがしてりゅのー。
じゃー、いろはといっしょにさがすの」
とにっこり笑って、手を差し出すチビ彩葉。人見知りのチビ拓郎も、何となくその子の顔に安心するところがあったのか、おずおずとその手をにぎる。
こうして2人はいっしょに手をつないで、互いの兄を見つけに出発するのだった。
【校庭(第1グラウンド)】
「あ、ボールや! ぼくもあそぶー!!」
元気にそう叫び、校庭に向かって走り出したのは、
浅沼 柳司
だ。
さっきまでかーちゃととーちゃを捜していたはずなのだが、あっという間に、両親がいないことなんて忘れてしまっている。走って3歩で忘れる、子供の頃からの鳥頭っぷり。
「ボールかして!」
グラウンドでサッカーボールを蹴っていたその男の子、
浅井先生
はくるりと振り向くと、
「おー、いっしょにあっそぼー!」
と浅沼にボールをパス出し。断られるかと思っていた浅沼はちょっとびっくりだが、
「ほら、わんつー!」
そう叫んで走り出したチビ先生めがけてまたボールを蹴り返し、
「ぼく、りゅーじ! 3さい!」
「おれはこーた! としは……ウーン、たぶん5さい……ぐらい!」
すぐに仲良くなって、いっしょにグラウンドで遊びだした。さらに浅沼が、近くをトボトボ歩いていた
桐生 計都
にも、
「そこでなにしてんの? いっしょにあそぼー!!」
仲間に入るよう、声を掛ける。最初はビクッとなる桐生だったが、白い歯を見せてニカッと笑うその男の子が、なぜか信じていいような気がしたのだろう、コクリとうなずいて、彼も遊びの輪に加わった。
「そーそー、ボールをキックするときは、ける方の足じゃなくて……
まず、じく足のつま先をけりたい方向に向けておくんだ。
そーすると、しぜんに……なっ? 思った方にまっすぐとぶだろ?」
「う……うん!」
最初はへっぴり腰だった桐生も、浅井先生のアドバイスで、だんだん笑顔になってきた。
「こーたくんは、さっかーうまいんだねっ!」
「まーな! おれ今、すげーひっさつシュートをかいはつ中なんだ!
もーすこしで完成するから、ちょっと見ててくれよなっ」
へへ……と鼻のアタマをこすり、ゴール前にボールを置くチビっ子先生。
いざ、キック!──というところで、
「浅井先生、頑張って!」
と黄色い声が投げ込まれ、見事にスカッと空振りする先生。
「ててて……」
見れば、いつの間にかゴールの横にいた女の子、
青物 といき
がポストからひょいと顔をのぞかせ、両手グーで先生を応援している。
このといきは、浅沼と同じく浅井先生のクラスの生徒。校庭にいる担任を見つけて、ちょっとからかってやれと思ったらしい。案の定、お転婆そうなその同い年の女の子を見るなり、真っ赤になっちゃって、
「アウアウ……おーえんとかそーゆーのヤメるでち……
ぉ、おんなのこが見てりゅと……気がちるでち……(もじもじ)」
子供になっても、女の子に接するのが苦手なのは変わらないのか、物言いまで幼くなってドギマギし始める浅井先生。
「……女の子でも、浅井先生のこと応援しちゃ駄目?」
といきの方は、してやったりと目にうるうる涙を浮かべ、
「といき悲しくなっちゃうよー」
おおっぴらに泣き真似をして、ますます先生を困らせて楽しんでみたり。
「……にーちゃ? にーちゃ!」
そこにまた、ヒシッと先生の背中に抱きついてきたのは、さきほどの
志波 拓郎
である。
「あれ? さっきの子……」
と思わずビクッってなる桐生計都。この桐生の場合といい、どうもこの拓郎、ショートの黒髪の子供を、さきほどから兄と見間違えては、くっついて離れてをくりかえしているらしい。
「……あさい先生? にーちゃちがう……にーちゃ、どこぉ……うわぁああん」
ついにメソメソとぐずり出し、そのままゴールの前にぺたんと座り込んでしまった。
「あのね、いろはもたくろーくんも、
にーにーさがしてりゅの。しりゃない?」
いっしょにやって来た
高梨 彩葉
が、あわてて浅井先生とみんなに兄の居所を聞くが、全員ぽかんとして、ぷるぷると首を振るばかり。
「そーいや、かーちゃととーちゃ、ぼくもさがしててん……」
「ぼくも……おうちにかえりたいよぉ……」
とつられて、浅沼柳司や桐生も涙ぐみ始めてしまったのだが……、
「フルルルリヤッヒィィィ! ボールはアミーゴ!
浅井っち、サッカー部のこもん(顧問)の座を賭けて、オイラたちと勝負だじェー!」
そこに、やたらとノリのいいブラジル人がやって来て、突然先生を名指しで、ゲームを挑んできた。この裸足の子供は、サッカー部の
アントニオン・モライシュ
だ。
試合に負けたらサッカー部の顧問になってもらう、というアントニオンの一方的な挑戦には、
「……こもん、ってなに? こーちのこと?」
とよく分かってない様子の浅井先生だったが、
「モライシュ先輩、浅井先生と対決っすね。
キーパーはオレにまかせといてください」
そこに、もう1人のサッカー部員、
鎌八 まもる
が(幼児なりに)不敵な笑みで進み出て、
「必殺シュートってんだから、すごいでしょうが、
寝子島ゴールキーパー世界チャンピオンである、
このオレ、かまやつ まもる。
たとえ先生であろうと、1球たりとも入れさせませんよ」
「む。なんだとー」
これにはチビ先生も、めらめらとファイトを燃やした。
「あ、緑野マネージャ、おつー。
誰、そのかわいいコ? 紹介してよ」
さらにそこに、
緑野 毬藻仔
と
シダ 美穂戸
も、トットコ手をつないでやって来た。子供になった毬藻仔は、男の子のように活発そうなTシャツに短パン姿、ちびシダの方は小さな身体にぴったりフィットした、真っ赤なアオザイ姿だ。
「あ、まもる君。えへへ、この子はシダさんだよ。
ねーねー、何してるの。サッカー?」
「シダと もこもこも いれて
もこもこ サッカー部
シダ 黄金の美脚 キックの王者
負ける気しない 試合しよ 試合」
ビクつくチビ先生の手を両側から引っ張り、強引に誘うその女の子2人に半ば押し切られるかたちで、浅井先生も「う、ウン」と試合を承諾したのだった。
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定員
1000人
参加キャラクター数
187人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月01日
参加申し込みの期限
2013年04月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月08日 11時00分
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