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学園ロミオとジュリエット!
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【愛さえあれば】
「おたくら、何故に揃ってあれだけの爆発にあって無傷なんっ!?」
あってはならないような、
骨削 瓢
からのツッコミを受けつつも、爆発に直撃した存在はもう、ただ、アフロと制服の乱れが気になる程度で、ピンシャンしていた!
それはそうであろう。粉塵爆発──巻き込まれれば、確実に五体無傷にとは済まない。直撃すれば普通に命すら奪いかねない代物なのだ。
流石“コメディ”である。素晴らしいの一言に尽きる。
体育倉庫に
浅山 小淋
と、
夢宮 瑠奈
。
そして、
緋紅朱 赫乃
、
綾辻 綾花
と、
日々野 結衣香
が飛び込んできて衝撃を受けた。主にアフロの数と制服の破れっぷりに。
……表では、
桐野 正也
がアフロ姿のまま服を焦がせて立ち尽くしていた。
その立ち姿は武蔵坊弁慶の大往生にも似たものがあったという……
宇崎 宙太郎
にガムテープを解いてもらって、未だショタ化の解けない吾妻壬王を助ける叶寿里。ただ先輩を助けたいという一心不乱な様子は、恋心と言う情熱の隙を与えない。もう相手がアフロだろうが低身長だろうが一切合財関係の無いその境地。
「叶──いや、女子に助けられるとは……!」
「うーーりゃーーーっ!!」
剥がし切れずに、寿里が全力で“引き千切る”という、時間こそ掛からないが、周りも目を見張る行為に、壬王も目の前の光景を驚愕の眼差しで彼女を見た。
「女、子……?」
「大変だ! 吾妻が女子の概念疑ってる! こうなったら──!」
寿里が壬王のガムテープの全てを引き千切った時点で、
ロベルト・エメリヤノフ
は寿里の方を掴んで自分の方へと向かせて事もあろうか抱きついた!
「叶! ショタになった君が好きだ! 愛してる! だからショタになってくれ!」
ろっこん発動条件の興奮? そんなものはロベルトにとっては、ミニマムになった寿里と壬王を想像するだけで十分だ!
こうして、ろっこん発動により、見事に数年程度ではあったが若返った寿里の完成!
「何、だと……!!」
この学園では不思議な事件が起こる。自分の身長が縮んだのもロベルトのせいだと確信した、壬王の怒りはまさに怒髪天を衝いた!
「さあ叶! 愛しの先輩だよ!」
「え、あ…はい……!」
これで壬王を引き寄せる──これは、ロベルトにとっても命懸けの行動だった。
ガンッ!!
そして、効果はてきめんだった!
後頭部で頭を思い切り殴られるというのは、人災でこそあったが、それは紛れもなく、寿里の不幸を兼ねたろっこん影響でもあった……
──後日、ロベルトは語った。確かにあの瞬間、自分を迎えに来たという、天から羽の生えた美少年達を見た、と……
「何だかよくわからんが、告白するんだな。
それなら──ああもう、服の乱れも直して、ほら」
宇崎 宙太郎
は、そんな壬王の目の前で、座り込みっぱなしだった寿里を立ち上がらせて、まるで母親の如くよれたり破けたりしている服を丁寧に直していく。
「あ、あの……!」
──純白のブラジャーが破れて思いっきり見えていても、全く大した事は無い──のは、宙太郎だけだった。
恥ずかしがる寿里。
そして背後には、殺気に溢れ返った中学生──しかし、それでも宙太郎より5cm以上背の高い、壬王の姿が……
その殺気に気づいて、逃げようと振り向いた先には、寿里のろっこん発動により、こちらに押し寄せる猫の大群。
「え? ……。あ、あの、だ、誰か、おたすけ~!!」
気付いた時には、時既に遅し。
ガツンッ!!
そして、不幸判定により気絶した宙太郎を猫の大群がもみくちゃにしながら運んでいく……。
こちらも、人災ではあったが明らかに寿里の存在が関係していた事は明確であった……
しかし、それでも寿里は、手紙を握り締め、緊張したまま動けない。
壬王は壬王で、敢えて背中を向けて彼女を見ない。
その距離は、誰から見ても余りにも深く遠くに見えた。
「寿里さん……これ……」
彼が背中を向けているその間に、そっと、
緋紅朱 赫乃
が死守してきたバッグからラッピングがされた緋色の薔薇を取り出して、寿里に手渡した。
「緋色の、薔薇の、花言葉、は“灼熱の恋”
叶さんに、ぴったり、な、お花……」
そう告げて、にっこりと微笑む赫乃。その笑みは祝福と、ほんの少しの、届かない自分の過去への憧憬。
「さあ、いって、らっしゃい……」
同時に、綾花が躊躇う彼女の隣に立つ。
目で“頑張って”と促しながら、
そして、こそりと耳打ち。
「ラブレターと一緒に告白してみては?」
寿里の顔が一気に赤くなる。
落下してきた紙ハリセンは、目と顔を布で隠した瑠奈が音が鳴る前にキャッチし、ゆっくり地面に置く。
そして、ずれてしまった布から瑠奈の笑顔が見えた。その笑顔が「行って来い」と告げている。
傍らでは小淋が『今まで届けられなかった分も、沢山伝えてあげてください』とエールを送っている。
寿里はそれらを見て、花束と手紙を両手に持って一歩踏み出した。
背を向けているのは、信条か、それとも臆病か。
壬王に向けて、
八神 修
が寿里に聞こえないように声を掛けた。
「彼女の持っていた手紙、見ましたか。
その手紙…クシャクシャでしょ? 毎日毎日先輩に渡そうと必死だったんです」
思い返すかのように瞳を伏せる壬王。
「……しかし、女子と付き合うなどと……」
「女性との関わりは軟派じゃない。守るべき者を守ってこその硬派、ですよ」
修のお陰で壬王がゆっくりと振り返る。
もう、言い逃れも何も出来ない位置に、寿里はいた。
ろっこんが発動しない。これから行われるものは、儀式であり、抱え続けた思いの純粋なる清算であり、
そして、ここまで手伝ってくれた人への感謝であったから。
「吾妻先輩……私、死んでもいい覚悟でここに来ました……!!
本当です! 酷い目なら何度も遭いました。でも、今日は助けてくれる人がいたから、ここまで来れました!
だから、きっと今日しかないんですっ! ──好きです、吾妻先輩!!」
小さなブーケとくしゃくしゃでもう中身が読めるか分からないラブレター。
腕を伸ばして、それを差し出し顔を伏せる寿里から──それらをそっと受け取る手の気配。
「……ありがとう。大事に……させてもらう」
壬王の言葉に、俯いていた寿里が、ゆっくりと顔を上げて相手を見る。
それはグラウンドにて、お互い初めて目が合い一目惚れとなった瞬間以来。
そして──非情にもろっこんは発動した。
頬を染めた寿里の上に、お約束の金タライが──
ガッ!
鈍く、鋭い音と共に、金タライは弾き飛ばされた。
思わず目を閉じた寿里が目を開けると、アフロでもショタでもない、腕で庇うように不幸を弾き飛ばした壬王の姿。
「これが、うわさのろっこんとやらか。
──上等だ。これが叶と共にいる以上避けられないなら──舞台劇の駆け落ち予定など生温い。確実な心中前提で傍にいようじゃないか」
「先輩……」
しかし、言っている側から洗面器が寿里を庇う壬王の上に落下しているが、想い叶った今となっては微笑ましくすら見えるのが不思議だ。
「これで……もう、ござるさんはいなくても大丈夫ですね~……きっと彼女には、守ってくださるお侍さんがいますから~」
日々野 結衣香
がその光景にのんびり頷き、名もなき武士“ござる”さんをお帰り願う。
──しかし……否、確実に。
その事態は起こるべくして起こった──!
「あっしの目の黒いうちは、カップル成立など認めん!!」
「ニョガァーーー!! リア充死すべしカポーは殲滅!
瓢ちゃんっ、手伝うのだーーーっ!!」
瓢と、
後木 真央
が弾けた。ぷっちんいった。ブレイクアウトした。
リア充撲滅委員会(現存不明)の一員として、これを断じて認める訳にはいけなかった。
むしろ、絶対的に撲滅しなければならないと心に決めた。
瓢のろっこん、発動!
【発動条件】自分以外の人による恋愛模様を確認する
【能力】発動場所から局地的な竜巻を起こす
【進化能力1】更に黄砂が飛んでくる
「うわっ!」
複数名の悲鳴が上がる。壬王が『ひと』の為、本来ならば竜巻レベルのものがそよ風状態で巻き上がる。
しかし、それに黄砂が混じっていれば話は別だ──そよ風でも黄砂が入るのは目が痛い!
更に、真央は出入り口に走った瓢を追いかけるように、そこに石灰の袋をぶちまける。
そして瓢が摺ったマッチを1本そこに。
バンッ!!
今度こそ皆アフロになった、2回目を逃れた人も等しく全員がアフロになり、2度目の粉塵爆発時に服が破れていた組は、もっと破廉恥になった。
「………………」
そして、唯一。
本日3回目の粉塵爆発経験者、
御剣 刀
は激怒する感情を抑える事無く、ほぼセクシャルティな半裸で、逃げていく瓢と真央を追い掛けて校内中を駆け抜けた。
それら全てを陰から、こっそりズタボロになりながらも、一部始終を見ていた
吉祥寺 黒子
は小さくため息をついた。
「よかったな、叶。俺も不幸な目に遭ったかいがあるもんだ。
幸せになれよ。
しかし……恋か……俺も久々に恋してみたいもんだぜ。
けど、アレだな“恋は狂気”だ。
だからこそ題材としては面白いが──」
遠くより、刀に捕まり掛けて、悲鳴を上げて逃げ惑う瓢と真央を眺めつつ、黒子は思わずそう呟いた。
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月07日
参加申し込みの期限
2015年05月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月14日 11時00分
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