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悠久の時の彼方へ~牢獄の聖女
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その時である。近くの茂みから、不穏な影が飛び出した。
「大変! 邪神の使いです!」
少女の悲鳴とともに、無数の触手が兵士たちを襲う。
「あ……悪魔だ! 邪神だ!」
仰天した兵士は、一目散に逃げ出した―――
マルグリットたちの一行は、窮地を救われたのだ。
「あなたたち、なぜそこに―――?」
ロザリーは、
朝野 未沙
と
夕鈴 翼
に聞く。
「いやあ、昨晩イングランドを陽動したあとオルレアン方面に退散しようと思ったら、築地くんが待っていて」
「ここで隠れて待つように、言われたんです」
Douze.
「デュノワ様!」
オルレアンに到着、ジャン・ド・デュノワの居城に着いたジャンヌは、待機していたデュノワに駆け寄った。
「ジャンヌ! ―――なんと……これは奇跡だ……」
デュノワは、騎士が貴婦人に対して行うように、ジャンヌの前に片膝をつき、手を取って口づけをした。
「そなたの身がオルレアンにある限り、私が命にかけてもそなたを保護しよう。フランス王はそなたの恩を忘れ裏切ったが、オルレアンの民は2年前の恩を忘れてはいない」
「ジャンヌ、あなたが歴史上果たした役割はとても大きい。これからはあなたの時間を生きてください」
八神 修
は、ジャンヌにそう声をかけた。
「デュノワさんの養女となるか、農民に戻るのか―――どう生きるかはあなたの意思しだいだが。さて、どうだい、築地。今回の一連の動きは」
修は、デュノワの傍らで待っていた築地 哲に問う。
「僕の完敗のようだね……。ジャンヌ救出班、マルグリット救出班の面々もここに呼ぼう」
時間差をつけて、マルグリット護送班がオルレアンに到着した。作戦に協力した仲間たち、そしてジャンヌやデュノワが拍手で出迎える。
胸をなでおろした
間宮 芽瑠
は、ふと
日暮 ねむる
の指の傷に気がついた。
「いけない、怪我してる!」
「ああ、夢中で石を投げてたら傷を作っちゃって」
芽瑠は、持っていた絆創膏でねむるの怪我を手当した。
「……よく頑張ったねぇ」
壬生 由貴奈
は、真っ先にマルグリットに駆け寄った。
「昨日の約束、忘れないでね」
由貴奈の言葉に、マルグリットは頷いた。
「……うん、ありがとう。私、精一杯生きる。麦を育てながら、幸せに生きる―――」
常闇 月
は、マルグリットの様子を見て微笑んだ。火刑台で意識を失ったあと、ろっこんは解除され意識はもとの肉体に戻ったのだ。あの時、苦痛に耐えただけの甲斐はあった。
「マルグリットさん、あなたを救ったのはすべて『ろっこん』という不思議な力。ひとりひとりの力が組み合わさって、あなたは助かったの」
マルグリットに声をかけたのは
黒依 アリーセ
だ。
「奇跡と呼べるような不思議なことは確かに存在するのよ。ここであなたが助かったのも、ひとつの奇跡。未来に希望を抱いてもいいんじゃないかしら?」
そういうと、アリーセはマルグリットに小さな布袋を握らせた。物資を買った時の、銀貨の余りだった。
「―――築地」
「なんだい」
獅子島 市子
は、哲に声をかける。
「マルグリット護送の時の話は聞いた。……あんがと」
「僕は、何もしちゃいないさ」
哲の言葉はそっけなかった。
「哲さん、少しお話したいです」
続いて、
クルジッカ・ヘルマゴル
が哲に話しかけた。
「もしよかったら、一緒に飴食べませんか?」
「……ありがとう」
「今回の件で、歴史の帳尻を合わせるのは大変だと分かりました。どうして、哲さんはこんな大変な仕事をしているのですか?」
「……。生きるため、かな。僕はフツウの人生を歩めないから」
「これは邪推ですが―――『あの人』というのはもしかして、哲さんの血縁者なのでは?」
二人の間に沈黙が訪れた。しかし、まもなく哲は答えた。
「そうじゃないよ。『あの人』は明確な敵だ。僕に、血縁者はいない」
クルジッカははっとした―――常に無表情で冷たい哲の言葉に、初めて感情らしきものが見えた気がしたからだ。だが、哲は一方的に話を切り上げた。
「さて、皆をまた集合させよう。見事なお手並みだった。大団円の余韻の中、帰還してもらおう」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
前回シナリオ
悠久の時の彼方へ~オルレアンの少女
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月06日
参加申し込みの期限
2015年05月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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