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悠久の時の彼方へ~牢獄の聖女
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すり替えが完了した瞬間、マルグリットは呆然と周りを眺めていた。
「あたし……どうなったの? ここはどこ?」
「大丈夫じゃ!」
薫子はマルグリットに抱きついて、動揺を鎮める。
「マルグリットさん、助かったんですよ!」
ミルカもマルグリットを抱きしめた。
「本当に……助けに来てくれたんだ。あたし、生きられるんだ……」
死の恐怖から解放されたマルグリットの目に、涙が浮かんだ。むせび泣くマルグリットに、蓮太郎が近づく。
「あなたには、まだ一筋の光がある。次に目を見開いたとき、あなたを暖かく迎えてくれる人たちの顔が見られるように、僕は強く願うよ」
そう言って、蓮太郎は小さな十字架をマルグリットに握らせた。拾った木片でつくったものだった。そして、「みんなを信じて!」と書いたメモを渡そうとする。
「でも、これじゃ読めないよなあ」
蓮太郎は一瞬考えると、こんな記号を書き足してから渡した。これなら、意味が通じるだろう。
「(*>ω・)b」
「さ、喜んでる時間はないさぁ。これから遠くに逃げないとさね」
没はそう言うと、マルグリットの手に触れた。
「心配いらないさね。オイラたちの仲間のところに連れてくのさ」
そして、没は昨日、準備の時に立ち寄った場所を思い浮かべる。護送班が指定した待ち合わせ場所だった。マルグリットの姿はそのままかき消えた。
こうして、マルグリット救出班の仕事は終わり、いよいよ護送班に運命が託されたのだった。
ジャンヌ・ダルクの処刑は―――実際には人形を燃やしただけだが―――遺体を完全に灰になるまで焼き尽くし、遺灰をセーヌ川に捨ててようやく終了した。
火刑台が片付けられ、民衆が立ち去った後の広場は閑散としていた。兵士の変装を解いて広場に立った
維都月 茉菜
は、よく通るテノールの声を耳にした。蓮太郎が、火刑台のあった場所で死者を慰める聖歌を歌っているのだ。
「どうしたのですっ、人は死なずにすんだのに」
茉菜の疑問に、蓮太郎は静かに答えた。
「焼かれたのは聖女だったにしろ、偽物だったにしろ、人形だったにしろ、結局死を迎えたわけだから。……せめて、冥福を祈らないと」
しばしの間、広場には蓮太郎の歌声が響いていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
前回シナリオ
悠久の時の彼方へ~オルレアンの少女
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月06日
参加申し込みの期限
2015年05月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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