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【14:47 スッテラ・デッラ・コリーナ隣のホテル内のレストラン】
スデンサ・ボバウ
はひとりテーブルについて来客を待っていた。
遅い。
ボバウは時計を盗み見た。
1時間は待たされている。
おびき寄せるエサはチラつかせた。
人気急上昇中の魅紗歌なら、CMの話は興味ないわけがないはずだと彼は確信していた。
ボバウは今日は休日だったが、急遽、自社のCEOから代理で“挨拶”をするように送り込まれてきたのだ。
そのためにランウェイの運営部にも立ち入り許可はもらっているし、商品の提携の話も出してある。
この誘いを無視するなんて考えられないというのがボバウの狙いだ。
と、ここでようやくレストランのドアが開いた。
「ドーモ、ハジメマシテ。……誰ダ、オマエ??」
ドアから登場したのは、赤毛の巨乳女でもなく、小柄な生意気アイドルでもなかった。
マスタードカラーのミディアムハーフアップヘアにくわえタバコ、ヒョウ柄のアンダーリムのメガネ、極め付けは背中に『どすけべ野郎★一番星』と刺繍が入った白衣を羽織った高身長の変質者がそこにいた。
変質者――伊平 日登美は名刺をひらひらさせながら答えた。
「代理だよ☆」
まさかのぶりっ子。
ボバウは絶句した。
「ねーねー? いっちーから話は聞いたけどさー!」
どこでそのテンションを維持しているんだと思えるほどはっちゃけてる日登美がボバウと相席した。
初対面からわずか5秒の出来事である。
「オッサンの本当の目的はみーちゃんのCM起用じゃないでしょ? だって怪しいしー? フツーさー、オファーは事務所通すっしょー? でもそれをしないで直にくるってことはなにか狙いがある! ボクちゃん名推理!! ひゃっふー!!」
「オマエノホウガ、怪シイ!」
ボバウは胃が痛くなった。
このテンションに合わせなきゃいけないのかと思うと吐き気がしてきた。
「……Yes ボバウ、本当ハ、メッセンジャー。叢雲ノボス、メッセージ届ケル、ボバウノトゥデイズワーク」
ボバウは合図をすると、厨房の奥から大きな箱が出てきた。
「コレ、プレゼント。ボスニ、ヨロシクネ」
本来ならばここでメッセージを伝えたかったが、代理に伝えても意味はない。
箱の中身のメッセージを見付けた泉月花が恐怖でこわばる姿をボバウは想像するとウキウキしてきた。
「うわー! ありがとう! 開けちゃおーッと!」
「エ!?」
しかし日登美はこの場で箱を開封してしまった。
「ナンデ!?」
「え? 海外の人って、プレゼントはその場で開けたほうが喜ぶんでしょー?」
ボバウは理解が追いつかずに硬直した。
なんだこいつは。
会話が成立しない上に行動が読めない。
なんだこいつは!!
「うわぁぁぁ!! ケーキだぁぁぁ!! やったぁぁあぁあ!! いただきまーっす!」
「ダカラナンデ!?」
日登美は手掴みでケーキを貪り始めた。
ケーキに書かれたチョコのメッセージはあっという間に食い尽くされ、ぐちゃぐちゃに崩されてしまった。
「ボバウ、メッセンジャー。ボバウ、メッセンジャー。ボバウ、メッセンジャー」
壊れたCDプレイヤーのように同じ言葉しかボバウは発しない。
だからこいつはなんなんだ?
ボバウは考えるのをやめた。
「あー、でもいっちーは引きこもりじゃないし、ちゃんと前線で頑張ってるよ?」
「……エ?」
ボバウはフリーズした。
「だーかーらー、メッセージはボクちゃんがちゃんと読んだから! 英文でちょっとびびったけど、まぁ読めなくはないねー」
日登美は指の間のクリームを舐めながら言ってのけた。
「えっとー、翻訳するとこうかな?
《御機嫌よう、私はNo.1H0BByのCEOです。
もしボバウ君とこれを食べているなら、
そちらは叢雲のトップか、それに類する者と見うけられる。
警告しておこう。
親愛なる神は常に守られており、
お前達の行いに必ずや絶望を約束するだろう。
蛆蝿よ、劇場や山奥に隠れても無駄だ。
黙示録の四騎士を送る、せいぜいその日まで、
子供達に倒されないことを祈っておけ。
しかしここのホテルのケーキは美味だ、私には甘過ぎるが。
そのまま最後まで召し上がってくれ》
……って! だから最後までボクちゃんが責任持って食べるね☆ あ、でもボクちゃん、いっちーみたいに大食いじゃないし、このあとディナーがあるから残りはオッサンにあげる!」
日登美はケーキまみれの手でボバウの頭を掴むと、そのまま彼の顔をケーキへ押し付けた。
呼吸ができずにもがくボバウ。
だが日登美はぎゅうぎゅうと上から圧を掛けていく。
「つーか四騎士とか何? ボス自ら出てくればいいんじゃね?」
唐突に日登美の声質が変化する。
作りあげたキャラではなく、彼女の素の声の表情だった。
しばらくすると、ボバウはケーキに顔を突っ込んだままぐったりと動かなくなってしまった。
酸欠で気絶してしまったようだ。
「ごちそうさま。たしかにちょっと色々と甘すぎるケーキだったよ」
ボバウのスーツで両手のクリームを拭った日登美は、何事もなかったかのように店を後にした。
【
スデンサ・ボバウ
:脱落】
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担当ゲームマスター
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ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
神話・伝説
定員
40人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月13日
参加申し込みの期限
2015年06月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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