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恵御納と逆巻は手元に残った書籍を人目の付かない場所に隠すことにした。
万が一を考えて、図書館近くのトイレの用具入れに一時的に押し込むことにした。
今日は休日なので、一般生徒が清掃をすることもない。
用がない生徒が用具入れの扉を開くことはめったにないと踏んだからだ。
「じゃあ、僕は女子トイレに、逆巻君は男子トイレに……」
「分かった。明日の朝イチに忘れずに回収しよう」
2人はそれぞれ書籍を抱えたまま、トイレの中に駆け込んでいった。
「本をこんな場所に置くのは忍びないけど……」
逆巻は汚れないように、棚の上に本を5冊重ねて詰んだ。
「早く恵御納と一緒にシグレ先輩と野々のとこへ合流しないと……」
男子トイレから出ようとした、その時!
「いあああああああっ!?」
恵御納の悲鳴だ!
「……女子トイレか、緊急事態だからやむを得ないよね!」
意を決して逆巻は女子トイレに突入!
そこで見た光景は……。
「さ、逆巻君……。せ、先生が……!」
――縄で縛られ、猿ぐつわをされたうえに、
――下着姿で用具入れに押し込まれた中野先生がいたのだ!
「先生! しっかりしてください!」
拘束されたままうずくまっている中野先生に駆け寄る逆巻。
中野先生は体の自由が利かないようで、うめき声しか上げられない状態である。
右肩に火傷のような跡があることから、おそらくスタンガンを出力最大で押し付けられたのだろう。
逆巻は猿ぐつわを取り外すと、先生の口内から赤黒くて細長いものがはみ出していた。
「何だろう、これは……?」
喉を詰まらせたら大変だと思い、急いで恵御納は口内に指を突っ込み書き出した。
「……魚?」
書き出された物体をしげしげと見た恵御納が首を傾げた。
そして記憶の底から物体の正体を探り当てた。
「あ……、これ、アンチョビだ」
「アンチョビって……、パスタなんかによく和えるあれかな? 僕は野菜しか食べないけど」
菜食主義者の逆巻にとっては縁遠い存在である。
恵御納は口内のアンチョビを全部掻き出したあと、すぐさまスマホを取り出した。
「逆巻君、これってつまり、シグレ先輩が危ないってことだよね……!?」
「急ごう、恵御納。中野先生は……、すいません、後で人を呼んできますから待っててください!」
恵御納はののこに連絡を入れる。入れながら走る!
逆巻も今は『廊下は走るな』という標語を守る義理はない。
ただひたすら1年5組の教室めがけて全力疾走だ!
「あっ、もしもしっ!? ののこちゃん、補習中にごめんっ! シグレ先輩に代わって!」
「恵御納、野々は電話に出たのか」
「うん! いまシグレ先輩に……、あ、シグレ先輩! 今すぐののこちゃんを連れて教室から離れてください!」
『夏朝嬢、すまない……』
シグレの声が苛立っていた。
「どうしたんですか、シグレ先輩……!?」
恵御納は胸騒ぎを覚える。足も止めてしまう。
逆巻はそんな彼女の表情を読み取り、同じく足を止めた。
『俺としたことが……クソッ!』
「何があったんですか、シグレ先輩!?」
「恵御納、スマホを貸してくれ」
逆巻は恵御納からスマホを受け取ると、すぐに受話器に耳をつけた。
「もしもし、逆巻です。目の前の中野先生は偽物です。はやく野々を連れて……!」
『遅かった……!』
シグレの声が受話器から大音量で響いた。
『……ののこ嬢がさらわれた! 奴は色欲の黙示録で……クソッ!』
逆巻は唇を噛み締める。
痛恨だった。
確かに周囲は警戒していた。
自分たちの入れ替わりも警戒していた。
だが、1つだけ見落としていた。
「まさか、学校関係者の中に紛れ込んでいたなんて……」
後悔先に立たず、である。
今はシグレのもとへ駆けつけなければなるまい。
「シグレ先輩、今向かいますから教室で待っててください……!」
「逆巻君、どうなってるの!?」
恵御納の問いに逆巻は努めて冷静な口調を意識しながら答えた。
「……野々が、『色欲』にさらわれた」
「えっ……!?」
恵御納の全身がこわばった。
「とにかく、今はシグレ先輩と早く合流しよう」
「う、うん……!」
2人は必死になって教室を目指した。
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3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
神話・伝説
定員
40人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月13日
参加申し込みの期限
2015年06月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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