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怪人セブンの暗躍
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貴家は自分の勘違いを詫びると、一変して協力を申し出た。
「詳細は分からないけど、2人が害される危険性も考慮すべきよ」
貴家はあくまでも監視対象の保護を唱えた。
「それに私は2人に顔が割れていないわ。その分、有利に動けるはずよ」
「え、マジで中学生か? 俺よりもしっかりしているような……?」
楢木は貴家の肝の座りっぷりに息を飲んだ。
「真央ちゃんも協力するのだ蝿女がマネージャーとか納得いかないのだ魅紗歌さまを見守るのだ!」
後木がふんすっと鼻息を荒くする。
「でも正直今回がセブン事件と関わってるとは思ってなかったのだ~! 未沙ちゃんやみゆきちゃんがいなかったら単独行動ペナルティがついていたのだ真央ちゃんナムアミダブツのサヨナラでインガオホーだったのだ……!」
後木が幸運だったのは、偶然にも七罪事件に関わっていた人物がそばにいたことだった。
自身の企画した見守りツアーが、思わぬ効果を生み出していたのだ。
「……私も、偶然真央ちゃんと合流できたから、幸運ですぅ……」
先程から俯いてばっかりの北原。
その顔は羅患したかのように真っ赤だ。
「……合流できるとわかってたら、あんな行動はしなかった……」
北原は今回の依頼を受けて使命感に駆られていた。
(私は
ビリオンを投げ飛ばした
し、どの面下げて依頼を受ければいいかわからないけど……)
ほぼ同時刻、親しい先輩の
花風 冴来
がこの依頼に関わることを知った。
「なんで冴来先輩が……!? 駄目、先輩を守らなきゃ……!」
焦った北原は急いで着替えを済ませると、メルマガ【7】を確認。
もしかしたら前回の誘拐事件のように、まったく無関係の人間が巻き込まれるかもしれない。
(それこそ……冴来先輩のように! どうして? なんで冴来先輩が?)
七罪事件は情報が必須だ。
北原は既にメルマガ【7】に登録済みだ。
情報班と御剣、そして菜々緒と行動する吉祥寺とすぐに連絡が取り合える態勢を築いてある。
もしもこの事件に関わるメルマガ未登録の人に出会えたら、即座に教えてあげよう。
(今の私がやれることをやる。知らんぷりなんてできない。そして……)
大好きな先輩の顔を思い浮かべる北原。
(冴来先輩が受ける傷は私が引き受ける!)
SNSを頼りに町役場へ走る北原。
壺職人の集団を発見すると、その場を取り仕切っていると思われる人物に接近。
北原は相手の警戒心を弱めるべく、ここでひと芝居打つことにした。
彼女は高校生の割にかなり小柄である。
北原の一部分は隠しきれないほど豊満に成長しているが、体型をカバーできる服を今日はチョイスした。
そしてその服装は見るからに幼さとあどけなさを前面に押し出したジュニア服であった。
(これで今の私は、誰が見ても寝子島小学校高学年の児童にしか見えないはず)
発育のいい女子児童相手なら乱暴狼藉は避けられるであろうという、あざとさ重点の作戦だ。
早速、北原は壺職人を取り仕切ると思われる男性へ声を描けた。
「あ、あのぅ、私……魅紗歌さんのサインが欲しいんです。よろしければ同行して、よろしいですか……?」
上目遣いで庇護欲をそそる。
声を掛けられた男性は、想定通りに優しく接してきた。
「サインは時間がかかると思うなぁ。みんな欲しいだろうし。でもチャンスはあるはずだよ。主催者にも聞いてみようか?」
「は、はい……。お願いしますぅ」
男は壺職人の真ん中で元気に声を張り上げる少女に事情を説明する。
すると少女はすざざーっとすっ飛んできたではないか。
「ようこそなのだ一緒に魅紗歌さまを見守るのだこれはお近づきの真央ちゃんお手製のバナナマフィンなのだ召し上がれなの……だ、ってファッ!?」
後木は思わず目をこすっていた。
そして呟いた。
「……みゆきちゃんがロリロリなのだどうしたのだ??」
「ま……真央ちゃん……!?」
まさかの、知り合いとの邂逅であった。
「お、思い出しただけでも……恥ずかしい、ですぅ……」
「……よく似合っているわ、北原さん」
黒依がすかさずフォローを入れた。
「ところで、冴来先輩はどちらに……?」
「ん、連絡来なかったのか? 花風なら九夜山だぜ?」
楢木の言葉に北原はショックを受けた。
「そんな、もしかして入れ違いでしたか……?」
「残念だけど、そうなるな」
御剣 刀
が神妙な顔して現れた。
「黒依、少し耳に入れておきたいことがある」
御剣は黒依に耳打ちした。
彼女の表情が豹変した。
「……それは本当?」
「ああ。さっき、直に聞き出した」
「だったらすぐにメルマガに……」
「待った」
御剣がここで制止をかけた。
「もう少しカマをかけてくれないか? あの2人、このあと昼飯食える場所を探すらしいから、そこで情報を更に引き出せないか?」
「なあ、何を聞いたんだよ、御剣?」
楢木が興味津々で身を乗り出してきた。
だが、御剣は首を横に振る。
「すまない、確証が得られるまではこの情報を流さないほうがいいと思う」
「そ、そうか? まぁ、迂闊にあやふやな情報流すわけにはいかねぇよな!」
楢木が素直な性格で助かった、と御剣は胸をなでおろした。
「……というわけだ。加納はかなり動揺していたけど、演技かもしれない。桜庭たちに揺さぶりをかけてもらいたい」
「……わかったわ」
黒依は釈然としない様子だが、楢木の言い分ももっともだと理解している。
ここからは御剣の持ち帰った情報の真偽を確かめるべく、あの2人に言葉のチェスでチェックを掛け続けなければならない。
黒依はメルマガ【名無】で、泉月花たちを揺さぶるように指示した。
今まで振り回されていた同行班と情報班も動き出した。
「それにしても、こちらはまだ動きはないわね……」
新たな情報が入ったとはいえ、図書館内に大きな動きは見られない。
黒依は泉月花たち来訪時、慌てて死角に隠れて様子を伺っている状態だ。
「私も調べ物を進めようかしら」
彼女もまた寝子島の史実関連の書籍を漁っていた。
「九重さんは『石を集めろ』と言うけど、どんな物か、どこに有るのか分からないし……」
ゆえに寝子島内で霊石や医師が祀られている神社仏閣、名所などがないかを調べているのだ。
だがその成果は芳しくなく、黒依は天井を見上げて途方に暮れていた。
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3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
神話・伝説
定員
40人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月13日
参加申し込みの期限
2015年06月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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