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怪人セブンの暗躍
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展望台から山中のパトロールのため、散り散りになっていく『英雄』たち。
「……やっぱりな。屋敷野、思ったとおりだ」
ちょうどその時、如月は通話を終えたところだった。
「
前に世話になった旅館
に確認してもらった。……今日に限って、妙な団体客の予約で、ほぼ満室に近いらしいぜ」
「ちなみにどんな団体名なんでしょーか?」
「ああ、“神奈川うみまつり運営本部慰安旅行御一行”に“秘密結社カツラ親睦旅行御一行”、それと“G.U.N.M.A.”だ」
「一番最初はありがちですが、次のはアウトですよねー? 秘密結社が表に出てますよ!?」
「心配するな、きっと頭皮を隠すんだろう……」
「それに最後は意味がわかりませんよ!?」
「“群馬県を うんと 賑やかにする まちづくり Association(連盟)”の略称らしい……」
「なんで最後がフランス語なんですかねー……?」
「……知らねぇよ。なんにせよ、こじ付けが過ぎる。十中八九、叢雲どものカムフラージュだろう……」
ちなみに、この3団体は現在出払っているとのこと。
つまり、恐らくは寝子島内に潜伏している可能性が非常に高いのだ。
早速、如月は情報班へ即時報告を済ませると、次の行動に移る。
情報班からの返信には、SNSで魅紗歌の寝子島来訪を告げるニュースが駆け巡っている記事が添付されている。
その画像には、魅紗歌の隣に写っているのは……赤い髪の暴食令嬢、
加納 泉月花
!
「顔出ししてやがるのか……」
如月が困惑しつつも、人目を避けるように歩を進めた。
「私はろっこんで警戒しますねー!」
屋敷野はろっこんで蝶へと変身すると、如月の周囲を華麗に舞いだした。
「半年前のことなのにハッキリ覚えているもんだ……」
如月はひとり呟いた。
4月の怪人セブンとの初邂逅の時を思い出していた。
「異変・危険を確認したら真上に上昇、不審人物を確認したらその人物の方向に上昇、屋敷野が疲れたら地面すれすれに低空飛行、だったな?」
蝶は肯定を意を示すようにその場で円を描きながら羽ばたいていた。
「……まずは少し展望台周辺を歩いていくか」
その直後、如月の背後から書けられる男性の声。
しかも複数。
「キミ、そこは一般人は立ち入り禁止だよ!」
「除草作業の邪魔になるから戻りなさい」
「聞いているのかい? こんなところで何をしているのかな?」
男の質問に如月は答えた。
「……ああ、珍しい蝶を見つけたんすよ。新種かもしれねぇぜ?」
如月は振り返らずに蝶を注視した。
彼女は男たちの頭上を飛翔していく。
それを如月は指差した。
「ほら今、飛んでっただろ?」
「おお、確かにきれいな蝶だ……」
男が蝶に見とれているその時だった。
彼の顔面に煌々と青く輝く右拳が深々と突き刺さったのだ!
男は悲鳴を上げることもままならずに、茂みの中へ飛び込んでいった。
「無関係の人間なら謝罪で済ませようと思ったが……」
如月は額の傷を2回連続でなぞった。
右腕に留まっていた神魂エネルギーが全身へ行き渡る!
「どうやら、その必要なんてなさそうだな……、叢雲の下っ端さんよ?」
「くそっ、先回りされていたのか!」
隣にいた男が腰元からスタンロッドを引き抜いた。
「邪魔する奴は冬の川底のナマズのように大人しくさせてやる!」
通電した金属棒を男は振りかぶった。
いくら如月の進化能力を得たろっこんといえど、接触すれば感電は免れない!
だが、まるで最初から回避行動を諦めているかのごとく如月はその場から動こうとしない。
男が好機とばかりに踏み込んだ。
「もらった! 痺れろ!」
「おい、おっさん。得物を持たずにどうやって俺を殴ろうってんだ……?」
「は?」
如月の指摘を受け、男は目を疑った。
しっかり握り締めていたスタンロッドが、忽然と消失していたのだ。
代わりに黄色い羽の蝶がのんびりと舞い踊っているだけだ。
「まさか、ろっこん!?」
「気づくの遅ぇよ!」
如月の強化されたパンチが男の顎に精密ヒット!
脳を揺さぶられた男は白目を剥いてその場に昏倒してしまった。
残る1人は戦闘よりも逃走を選んだ。
「このことは泉月花様にご報告しなくては!」
「それは無理な話ですねー!」
男の背後に、蝶化を解いた屋敷野が立ちはだかる。
しかし男は拳銃を突き出して屋敷野を脅迫しだした。
「退け! 俺はガキだと思って侮らないからな!」
「きゃー撃たれるー怖いですねー!」
セリフと屋敷野のテンションが反比例している。
全く怯えていない屋敷野に対して、男は苛立ちを募らせた。
「……本当に撃つぞ!?」
男の指が撃鉄に掛かる。
ここで屋敷野のエンジェリックスマイルが炸裂した。
「あのー、おにいさん? いいこと教えてあげましょうかー?」
「……なんだ!?」
「この展開、さっきのやりとりにそっくりだと思いませんかー?」
「……なにを、言って」
「ちなみにその拳銃は3秒後に蝶になります。スリー、ツー、ワン、はい!」
握り締めていた拳銃が一瞬でアゲハ蝶に変わって飛翔すると、そのまま屋敷野の右肩に留まった。
「その上着も! ズボンも! シャツも! 危ない武器もぜ~んぶ蝶になりまーす!」
屋敷野のろっこんで身ぐるみをはがされた男は理解した。
蝶化のろっこんの持ち主が目の前の大天使(読み:しょけいにん)で、このままではジリ貧である、と。
更に後ろからは如月が拳を鳴らしながら近寄ってくる。
これぞ有名な故事成語『前門の虎、後門の狼』の体現である!
「……教えてくれ、これから俺はどうなるんだ?」
青ざめた顔で男は屋敷野に尋ねた。
男の所持していた凶器や倒木などを変身させた蝶が彼女の周りを飛び交う。
屋敷野は釈迦めいた慈悲深い笑顔のまま答えた。
「あなたが一番望まないことをしてあげましょうー」
――男の悲鳴が九夜山に轟く。
如月は思わず目を背けたのは、言うまでもない……。
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3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
神話・伝説
定員
40人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月13日
参加申し込みの期限
2015年06月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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