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御剣がなぜここにいるのか説明するためには、時間軸を1時間ほど遡る必要がある。
彼が菜々緒から連絡を受けたのち、独自に推理をしていたのだ。
そして己の勘を頼りに、町役場で泉月花が現れるのを待っていた。
目論見は成功し、『名も無き英雄たち』の中で、一番最初に泉月花に接触したのだ。
「あら、ごきげんよう」
町役場の待合所のソファーに腰掛ける御剣を見かけるなり、泉月花は自ら声を掛けた。
漆黒のパンツスーツ姿の泉月花は、前回の巫女服(他人から見たらコスプレ衣装)姿とは違い、企業人としての品格と威厳を兼ね備える、ごく普通の会社役員であった。
ただ、泉月花自身の好みなのか、鮮血のように真っ赤なパンプスが毒々しさを醸していた。
そして泉月花のバストは103cm(Hカップ)であった。
「よもや、町長さんではなくて御剣さんが出迎えてくれるとは思ってもいませんでした」
「……何しに来た?」
開口一番、御剣は泉月花を睨む。
「仕事です。これから町長さんと、この島で行うイベントの企画会議を行うのです」
泉月花は素直にそう答えた。
「イベント?」
だが御剣は訝しがった。
「何を企んでやがる?」
「ねぇ泉月花お姉さま、この人なんなの? さっきからずっと睨んできてるし……」
亜麻色のツインテールの少女が表情を曇らせた。
すると役場の外から罵声が飛んでくるではないか。
「おい、そこのガキ! みさリンを睨みつけんな!」
「この出待ちのルールもわからないクズが!!」
「貴様をこれから軍法会議にかける!」
御剣は外の異様な集団に、思わず呆気にとられてしまった。
「……おい、あれは叢雲の信者かなにかなのか?」
御剣の質問に、今度は泉月花が目を瞬かせた。
「御剣さん……ご存知ないのですか? この壺井 魅紗歌を?」
「あれは魅紗歌のファンの皆様だよ! ていうか、本当に魅紗歌のこと知らないの? だっさっ!」
魅紗歌も信じられないと言わんばかりに、露骨に顔を歪めた。
「これだから田舎者はダメだよね!」
「こら、魅紗歌。田舎者に田舎者って言っても自覚できないから言っても無駄ですよ」
「そっかぁ! さすが泉月花お姉様! じゃあ馬鹿って言えばいいのかな?」
御剣本人を目の前に毒舌を吐く魅紗歌。
これには、馬鹿呼ばわりされた御剣は困惑するばかりだ。
「悪い、ひょっとして有名人なのか?」
「ひょっとしなくても、魅紗歌はアイドルですぅ~」
べーっと舌を出してむくれる魅紗歌であった。
「本っ当、失礼しちゃう!」
「ごめん、俺は君じゃなくて加納の方に用事があったんだ。同伴者がいるなんて思っていなかった」
「だーめーでーすー! お姉様と魅紗歌はこれから大事なお仕事があるの! だから馬鹿を相手にする時間はこれっぽっちもありませ~ん! ねぇ、お姉様、こんな馬鹿の相手してたら時間がもったいないよ! はやく会議室へ行こう?」
魅紗歌が強引に泉月花を会議室のある方向へ手を引っ張ってしまう。
泉月花は顔だけ御剣へ向けた。
「仕事でここに来たのは本当です。あなたに危害を加えるつもりもありません。信じられないというのなら、外の壺職人たちと出待ちしていてくださいな?」
「お姉様!! はやく!」
「はいはい、魅紗歌はせっかちなんだから……。それじゃ、また」
泉月花たちは役場の2階へと姿を消した。
「壺職人……か。あの壺井って子のファンの総称なのか?」
やむなく御剣は言われたとおり、外のファンと一緒に待つことにした。
ところが、先ほどのやり取りを勘違いした壺職人たちは非常に殺気立っていた。
「おいクソガキ。地元民か? 地元民だからってファンのローカルルールに従ってもらわねェと……」
ガタイのいい壺職人の1人が、御剣の胸倉を掴みかかった。
「こいつは少しばかり、社会のルールってやつを教えてやらないとかな?」
インテリヤクザ風の男が御剣の背後へ近付く。
「俺たちはお前みたいな危険人物を排除するためにここにいるんだ!」
目を血走らせた熊体型の男も迫ってきた。
「いい大人が寄ってたかって子供をいびるのか?」
御剣の目付きが鋭くなっていく。
「ふざけんな。俺は加納に会いに来ただけだぞ。お前らの訳分からないルールに従えるか!」
「んだと!?」
ガタイのいい男が御剣の顔面に拳を叩き付けた!
「生意気だ!」
インテリヤクザ風の男が、寝転んだ御剣の側頭部を蹴り上げた。
「空気読めよ、糞が!」
さらに熊体型の男が御剣の体を掴んで投げ飛ばした!
「がっ……!?」
背中を強打し、肺から空気が漏れる御剣。
「もう怒ったぞ……! 俺のフツウを乱す奴は許さない!」
御剣も男3人に殴りかかっていく。
たちまち町役場前で乱闘に発展してしまう!
「た、大変なのだ乱闘なのだ!? ってファッ!? なんで刀ちゃんがボコられてるのだ!?」
オフ会幹事の後木は事態を収拾しようと飛び出てみれば、大人3人に御剣が孤軍奮闘している姿を目の当たりにしてしまった。
「え!? なんで刀君が!? というか刀君強ッ!?」
一緒に参加していた
朝野 未沙
も慌てて飛び出してきた。
ちょうどヤクザ男の顔面に御剣の右拳がめりこむ瞬間だった。
「後木!? それに朝野まで? なんでここに?」
「刀ちゃんいいから逃げるのだ!」
後木がガタイのいい男の前に立ちはだかる!
「真央ちゃんのお友達をいじめないでほしいのだ~!!」
「ちょっとやりすぎだよ!?」
朝野も熊体型の男の足にしがみついて行く手を阻む。
「すまない、2人とも! いてて、同伴は無理か!」
大勢の人前ではろっこんが不発になってしまったため、御剣は地力で猛ダッシュする他なかった。
ちょうどその時、志波から図書館への招集が掛かっていたことを彼は思い出した。
「少しほとぼりが冷めてから、俺も図書館へ向かうか。……本当だったら加納と同伴するつもりだったけどな」
御剣は泉月花以外に眼中がなかったため、魅紗歌への配慮に欠けていた。
それゆえ、見守る壺職人たちを刺激ししてしまったのだ。
怒り狂った壺職人の幾人かが、怒号を撒き散らしながら御剣を探している。
「これじゃ、すぐには動けなさそうだ……」
嘆息を吐いたあと、図書館につくまでの1時間、御剣と壺職人との鬼ごっこが続いたのであった。
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3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
神話・伝説
定員
40人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月13日
参加申し込みの期限
2015年06月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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