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【ハロウィン】和風ハロウィンはいかが?
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そして現在。和楽器の演奏が繰り広げられている。ステージの上では飛び入り参加した
鉄 時尾
が大学生に混じり見事に横笛を演奏していた。
御巫 時子
も鮮やかな捌きで琴を奏でて盛り上げ、三味線や鼓の音色も合わさって、秋の日に似合う曲が店内に響く。
(太鼓の演奏は……ハロウィンとはちょっと違うかも知れへんからないとおもう。けど、琴とか三味線とかいっぺんゆっくり聴いてみたかったんよね。雅やかでええなぁ)
修や真央と一緒にお菓子を食べながら、穏やかな気持ちで聞き入るマリベルだった。
(おや? 飛び入りデースか?)
露草は、ふと顔を上げて首をかしげた。しかし、どことなくわくわくしている自分がいる事に気付く。
(家々にお化けが訪れるハロウィンらしいですね。いたずらはなさらないでしょうが……)
興味深く思いながら演奏を聴き、楽しげに笑う。ちらり、と見れば……座敷わらしに変装した円の姿が見え、くすっ、と笑う。
(これはこれで面白くなりそうデース)
露草はまたくすっ、と笑った。
ステージでは、熱の篭ったセッションが行われていた。曲は和楽器を嗜む人だったら誰でも知っている物で、飛び入りでも弾きやすいものだった。横笛を借りて挑んだ時尾と、琴を借りた時子はそれぞれ普段の練習の成果を見事に披露していた。
周りの大学生たちが、想いを込めた音を発する。それに釣られて、2人も精一杯返す。見事な調和の取れた演奏は、会場にも響いていく。優雅な中にも若者らしい力強さ。それをありありと感じ取っていた。
(まだまだ、練習が必要ですね)
(でも、凄く楽しい、です!)
時子と時尾は顔を見合わせ、嬉しそうに肯きあう。奏でることの喜びと、更なる技術の向上への渇望を感じる演奏だった。
終わると時子と時尾は大学生達にお礼を述べる。彼らは、2人の演奏に拍手をし「また一緒に演奏したい」と言ってくれた。
「あ、これ練習場ね。気が向いたら稽古においでよ」
と部長と名乗った女性がそう言って2人にチラシをくれたのはココだけの話である。
演奏が終わった後、
津島 直治
は思い切ってステージ付近へとやってきた。楽器を見せてもらうためである。
「あのっ、よかったらその楽器、さわってみてもいい?」
興味を持ったのは龍笛である。演奏していた大学生は「うん、いいよ」と快く渡し、「きをつけてね」と言って持たせてくれた。そして、丁寧に部位の名前なども教えてくれる。
(思ったよりも軽いですね。よく見るとフルートに似ているかもしれません)
まじまじと観察していると、大学生が何かに気付く。
「もしかしてフルートに似てるとか思った? 実は、これ、シルクロードを伝わって、ヨーロッパでフルートになったのではないか、とも言われているんだって。面白いよね?」
「そうなのか? 凄いなぁ……」
僅かに驚きながら改めて龍笛を見る。さっきの音色を思い出しながら、いつか演奏してみたいな、と思う直治だった。
「最近は、随分嬉しそうに僕と出かけてくれるようになったね?」
「そ、そう?」
藤音 鈴桜
は許婚である
音羽 紫鶴
にそう言われ、僅かに頬を赤くした。今日、鈴桜は和風ハロウィンの斬新さに興味を持った紫鶴に誘われ『こよみ草紙』へ向かっている所である。
鈴桜は白い着物を、紫鶴は落ち着いた色合の和服を纏っており、鈴桜は普段から和服を纏っている事も多く、とても自然な感じで着こなしていた。
(確かに、最近紫鶴と出かけるの楽しくなったきたんだよね。……なんでだろう?)
内心で首を傾げる桜鈴の傍らで、紫鶴はくすっ、と楽しげに笑った。
2人が店内へ入ると、ちょうどステージの上で猫目の女性――寝子高の舞踊・舞踏担当教諭、
上野 睦子
――が扇子を手に緩やかな舞を披露している。
「へぇ、日本舞踊のステージかぁ……」
紫鶴が興味を持って見ていると、傍らで桜鈴は瞳を輝かせ、その洗練された動きに「綺麗……」見入ってしまう。
(そういえば、桜鈴は日本舞踊が得意だったね)
彼はふと、壁に書かれたプログラムに気付き、そこに書かれた言葉に口元をほころばせるのだった。
時子と
御剣 刀
もまた、見知った教師が舞う姿を楽しそうに見ていた。
(先生の舞を近くで見るのは、これが初めてかもしれません……)
時子は、睦子が日本舞踊の舞台に立つと聞き、楽しみにしていた。今こうして見る事ができ、感激している。終わったら感想を伝えたいと思いつつ、熱心に見入る。
しかし、刀はついつい体の動かし方などの方に目が行ってしまう。まぁ、少年剣士と言っても過言ではない刀の生活を考えると、無理も無いだろう。「ちょっと勿体無いかも」と思っていると、つばめが不思議そうに刀を見ていた。
「ん? 刀くんどうしたの?」
「いや、なんでも……(さすがに、素直に言ったら興醒めしてしまうかもしれないしなぁ)」
つばめの問いかけに、刀は苦笑するしかなかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月17日
参加申し込みの期限
2015年05月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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