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【ハロウィン】和風ハロウィンはいかが?
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「先生、実にすてきな舞でした……」
時子は睦子へ感想を言いにやってきた。睦子はありがとう、と嬉しそうに微笑む。けれども、次の瞬間には表情を引き締めていた。
「益々、がんばりたくなりますわね。舞うことで誰かの心を楽しませ、魅了する。その為に鍛錬しましょうか」
「かっこいいです……」
そのしゃん、とした笑顔の睦子に、思わずそういってしまう時子。彼女は、自分もこんな女性になりたいな、と何気なく思うのだった。
睦子や飛び入りで踊った桜鈴や七星、演奏している時尾と時子の姿を見て、マリベルは少し表情を曇らせる。
(うーん、やっぱり、お上品なイメージをつけた方がモテやすいんやろか……)
周りのお客さんも心なしか気品があるように見え、少し悩んでしまうその様子に気付いたのは、七星だった。仕草が上品だなぁ、と見ていたマリベルに、彼女は静かに微笑む。
「どうしたのですか?」
「いや、その……なんでもあらへんで」
そう苦笑するマリベルだったが、礼儀作法とか学んだらいいのかなぁ、とかぼんやり考えていた。
(演奏も、舞踊も、実にすばらしいデース)
そう楽しげに微笑む露草も、ステージでの演目同様美味しいスイーツを楽しんでいた。今回はカボチャのきんつばや茶巾絞りを注文し、飲み物は少し悩みつつも「ちょっと贅沢に……」とお抹茶を選んだ。
カボチャの甘みと抹茶の苦み。互いに互いを引き立てる気がし、彼はほっこりとした気分になる。
「良いものですね……」
静かにそういえば、心が丸くなるような心地になっていた。
そんな中。円はというと、ジャンボパフェを食べつつ妖怪探しをしていた。演目の合間合間にそれとなくどんな衣装が借り出されたか等をチェック。店員さんは快く協力してくれたので、とてもありがたかった。
(あれ?)
円は日本舞踊の演目を見ている際、妙なことに気付いた。座敷わらしの衣装は3つ用意され、彼女以外は『まだ』使用されていないのか、情報は伝わってこない。しかし、自分の目の前を、座敷わらしっぽい格好の女の子が通り過ぎたような気がした。
(もしかして、本物?)
そう、目を輝かせていると、ぽん、と肩を叩かれた。鋭い目つきが印象的な刀である。円がやっほ~、と手をひらひらさせると刀は楽しげに肯いた。
「何やってるんだ?」
「今日は、妖怪探しだよ! ほら、こんなに楽しいお祭なんだもん。本物が混じっていても不思議じゃないかなーって!」
だから、どんな貸衣装が使用されているか等をお店の人に聞いたり、店内を見回っているのだ、と言えば刀はふむ、と唸る。
「まぁ、俺達は彼らが『実在する』こと、知っているし。ないとは言い切れないか……」
刀は賑わう店内を見、ぽん、と手を叩く。
「煮干なら今持ってるぞ。あとはまたたびと油揚げか……」
「ん? どうして?」
不思議そうに首を傾げる彼女に、刀は楽しげに笑う。
「ほら、猫や狐の妖怪ならうまーく紛れてるんじゃないか、と思ってさ」
円は「なるほど」と手を叩いた。
日本舞踊が終わるといよいよ落語が始まる。今回、昼間は『死神』と創作落語『雪女の嫁入り』が行われる事になっていた。出囃子に合わせて凛とした印象の青年が現れると、彼はゆっくり座布団にすわり丁寧に一礼する。
(どんなサゲでくるかな、『死神』は……。これはいくつもパターンがあるし、面白いんだよな)
修はお抹茶を頂きながら、落語に耳を傾けた。
この『死神』という落語は、とあるグリム童話をモチーフに製作されたと言われている。ある素寒貧になった男が死神と出合い、死神が見えるまじないをかけられる。そして死神を追い払う呪文と、追い払える死神とそうでない死神……今回の場合、足元にいる死神は追い払える……を教えてもらうのだ。
この辺りでも演じる人によって代わって来る。その違いを真央やマリベルに解説しながら修は最後へと期待を膨らませる。
「落語も奥が深いんやねぇ……」
マリベルはぽつり、と呟きながらカボチャワッフルを一口齧った。
時子もまた、この落語にはとても興味を持っていた。どんな呪文を使うのか、そして、どんなサゲで終わらせるのか。彼女自身は何度か寄席に連れて行ってもらった事があるのだが、詳しくは無い。
「つばめ先生や沙穂先生は……、落語とか詳しいのですか?」
それとなく問いかけると、
小日向 つばめ
はちょっとだけ苦笑した。
「そんなにくわしくないわよ? 『時うどん』とか『寿限無』とか名前だけしか知らないし」
「私は子供の頃、ちょこっと聞いた事があるかも」
そう答えたのは
若林 沙穂
である。なんでも家族で好きだった人が居たらしい。彼女自身もあまり詳しくは無いが、多少は知っている物もあるとの事で『死神』も知っていた。
つばめは時子や沙穂に色々説明してもらいつつ落語を楽しみ、時子と沙穂も呪文が省略されていた事に気付きながら、どきどきしつつ落語に耳を傾けた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月17日
参加申し込みの期限
2015年05月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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