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\ オーバータイム!/
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『大丈夫だったか? 怖がらなくて良いんだ。物理的に離れていても真央は一人じゃないからな』
メール着信音に一度は取り落としかけたスマホを握り締め、真央は修からのメールを確認する。修の優しさに勇気を得て、
「障子がだめなら窓を割っ……」
涙目を座敷奥の窓に向けた瞬間、窓の向こう、薄く開いた雨戸の隙間から覗く金色の眼とばっちり眼が合った。
「向こうになんか居るのだ目があったのだ~」
半ば転がる格好で畳を這い、黙々とカツ丼を食べて英気を養う弦一郎にしがみつく。
「目の錯覚じゃねえか」
「目の錯覚が大惨事なのだ」
仁王様のように大きな眼を真央に向け、弦一郎は落ち着いた声を響かせる。弦一郎の逞しい腕に猫じみた動作で縋りついたまま喚いて、真央はふと思い至った。
「グレちゃんに見間違えたところからもしかしてもう始まってたのだ……?」
「俺も友人の姿を見たと思ったな」
「誘い込まれたのでしょうかねえ」
障子の向こうに佇む日本人形がうふふと笑う声を確かに聞いて、真央が全力で悲鳴をあげる。頭を抱えて気絶する。
気絶した真央を心配した幽霊少女が真央の傍にしゃがみこみ頭を撫でるも、三人はその姿を見ることができない。
「……おや」
一心に筆を動かしていた紀伸がふと手を止める。不意に静けさを取り戻した廃屋の奥座敷にランタンの灯と視線を巡らせる。
雨戸の向こうの不穏な人影はない。障子の向こうに日本人形の影も消えている。煩いほどに聞こえていた家鳴りも今は聞こえない。
「終わりましたか」
生きていることに対する安堵の息を洩らし、紀伸は筆を置く。貴重な体験をさせてくれた何者かに対し、そっと合掌する。
「お邪魔しました。楽しかったですよ」
名残惜しげに立ち上がる。気絶した真央の背中と呆然とする弦一郎の背中を上機嫌に叩く。
「帰りましょうか」
もっとも、と呟く。
「まだ帰らせてくれるかどうかは分かりませんが」
オカルト好きの恐怖画家の半ば本気の戯言に、弦一郎と目を覚ました真央が再度戦慄したのは言うまでもない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
阿瀬春
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
オールジャンル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月01日
参加申し込みの期限
2015年03月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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