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「闇雲に走っても仕方ないわよね」
「それはそうなんだけど……」
神薙 焔
と
黒兎 都
は近くの店で軽食を食べた後、騒ぎを探して蒸気バイクに乗っていた。2人で乗る事にもなれ、聞き込みしつつ臨海市街と旧市街を巡っていた彼女たちだったが、黒服の男たちが若者に率いられて旧市街へ向かう様が見えた。
「あれって……もしかして?」
彼らの纏う空気から、嫌な予感を覚える焔。都と顔をあわせ、焔は悩む。
「あれは追いかけるべきなの?」
「……普段ならスルーなんだけど、いくしかないかも」
2人はとりあえず様子を伺いつつも……騒ぎが起こり次第駆けつけよう、と距離を置いて追跡を開始した。
「……?」
最初に気づいたのは、勘助だった。巧が鎮守府に戻らなかった事に苛立ちを覚えていた勇の傍らで、書生を追いかける黒服の男が走り去るのを見かけた。そして、別の場所から見えたのは煙の柱である。
「どうした?」
「あれ……、もしかして窃盗団かもしれない」
「……呉井中尉と須崎少尉に見えるが……」
「多分、囮なんだ」
一般人を巻き込ませないよう、動いたほうが良い、と勘助が言えば勇は仕方ないな、と肩をすくめた。彼らは巻き込まれそうな人々を安全な方向へ逃がし、チャンスをうかがう。
その騒ぎの最中へと一台の蒸気バイクが突っ込んでいくのが見えたが……それはどうしようもないな、と思うのだった。
その頃。尚輝を見つけたサキリは高い場所から発炎筒で合図を送っていたのだ。己もすぐに転移術で戻り、黒服たちと共に尚輝を追いかける。だが……。
「「散開!」」
追っ手に気づき、号令がかかる。そしてバラける【五十嵐研究所】の面々に内心舌打ちしつつサキリも黒服たちに指示を飛ばした。
「むぅぅ、1人は捕まえて褒賞貰わないと割に合わないのだ! 結構こいつらタフなのだぁ……」
「大丈夫だよ!」
偽の設計図を抱えつつ石を投げて黒服に対抗する真央へ、拳闘術の構えを取る円。彼女は襲い掛かる男たちを可憐なステップで交わし、拳を振るっていた。時には篭手の力で電撃を与え、向けられた銃口の動きを予測してはフェイント交じりに交わす。
「何?!」
「書生だと思った? じゃーん! 実は海軍でしたー! な・ん・て・ね?」
別の場所では、陽太を『大人しそうな書生』と思って襲った男がマントで視界を奪われる。強烈な一撃を叩き込む背後では、蒼志もまた男を投げ飛ばす。
「俺には肉が待っている。だから、渡さないっ」
脳裏に牛鍋が浮かんでいるらしいが、それでも意気込みは十分伝わっていた。
「こっちだぜ!」
男たちの足止めを買って出た轟の声が路地に響く。彼もまた偽の図面を持っており、それを狙って男たちが群がるも轟に蹴り上げられた障害物に伸されたり、崩れる荷物に押しつぶされたりしている。
脇を通り抜ける蒸気バイク。運転する尚輝の後ろにしがみ付く時子だが懐には拳銃を忍ばせている。いざ、という時はそれで立ち向かうつもりである。
「時子さん。貴方の銃は最終手段です」
「ええ」
時子は頷き、抱えた鞄を見た。この中には失敗作とされた発明品が入っているのだ。転移能力を利用し追いかけるサキリはそんな2人へ素早く切りかかる。だが、そうは問屋が卸さない!
「覚悟しろっ!」
「それはそっちです!」
時子が、思いっきり失敗作を放り投げる。煙を吐きながら跳ねる失敗作にサキリがたたらを踏んだその時、入れ替わるように銀の閃きがサキリを襲った。その相手が誰か分かった時、彼の表情が研ぎ澄まされる。
「デイジーカッター、俺は、用事があるんだ。……どいてくれ」
「御剣中尉、か」
刀の言葉に、サキリは僅かに顔を綻ばせる。この2人には因縁があり、何度も切り結んできた仲だったようだ。2人は無言で向き合い、サキリは早速切りかかった。ただの動きではない。高速連続転移と体術を組み合わせた高度な動き。それを刀はサキリの肩やつま先の動きなどで瞬時に読み取り、先を読み、避けたり外側へと逸らす。
刀は脳裏で撃鉄を落としてろっこん【加速】を発動させ武器を飛ばす事を狙う。だが、サキリの一撃のほうが早く、空間に赤い花が咲いた。
「くっ……」
「お嬢様は、俺の命を救ってくださった。俺は、恩義に報いる。お前こそどけ、御剣!!」
傷ついても身構える刀へ、サキリが叫ぶ。彼が手にした銀のダガーが閃き、刀の愛刀が唸りをあげた。
轟と刀が足止めしてくれた隙に走り続ける蒸気バイク。だが、その先にも黒服たちは現れた。次に現れたのは包帯を巻いた不気味な美女、『ファントム・レディ』である。
「うふふ……ここから先は通しませんわ」
「それはこまるっちゃね」
路地から飛び出したのは海斗。彼は襲い掛かるレディの包帯を避けつつ黒服とも渡り合う。修も拳銃で応戦し、その隙に尚輝と時子が乗った蒸気バイクは通りぬけようとしていた。
「そこまで、よ?」
不意に澄んだ声が響く。思わず蒸気バイクを止める尚輝。目の前に現れたのは、抜群のスタイルをタイトなスーツで包んだ礼美であった。彼女の傍らでは黒服が葉月とまもるの動きを封じている。因みに愛らしい猫が葉月に抱えられていたりするが彼女がタルトである事を知っているのはまもるだけである。
「鷲尾様、何の真似でしょうか?」
時子が厳しい声を上げれば、礼美はくすっ、と笑って立ちふさがる。
「分かっているでしょう? この2人の命が惜しかったら飛行船の設計図を渡す事ね」
(人質にしては高待遇受けていたような気がするけど、一応ピンチなのよね?)
葉月が内心でそう思いつつも、妙に無事に切り抜けられるような予感があった。傍らのまもるはと言うと、ちらり、と猫のままのタルトを見て一抹の不安を覚える。
(仮に変身が解けたとして……、ポニテに何かあったらただじゃおかないぞ!)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月19日
参加申し込みの期限
2015年09月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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