this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
永田 孝文先生の古典講座Ⅰ ~恋と短歌と若者語訳~
<< もどる
1
…
7
8
9
10
11
つぎへ >>
【発表 ~前半~】
「では、これから一人ずつ講評していくぞー、場合によっては適当に流すからそのつもりでな」
そういうわけで番号順に講評が始まった。
「……後木―」
「『ジジババの恋は毒薬一撃死』」
「『ヤバい見ちゃった超ヤバい、イケメン見ちゃった超ヤバい』」
「『生きてりゃラブパワー……多分』」
「はっはっは、苦心したようだな。古典は苦手か?」
そう言って、苦笑しながら聞く永田先生。
「やっぱり脳みそ火を噴く5秒前、なのだー」
「そうかそうか」
「次、笛吹だな」
「『ずっとずっと、忘れられない気持ちがある。黒い髪が白くなってしまった今でも。生きていると、そんな気持ちに会う事もあるんだよ』」
「ふむ、普通にいいと思うぞ」
「あ、ありがとうございます」
ほっと、胸をなで下ろす音花であった。
「小山内―」
「『いっぽだけ ゆうきをだして ふみだして かたちにしなきゃ つたわらないよ』……からの『かたちにするのはこわいから おもいつづけてれば きっといつかはつたわるよね』」
「お、これは小山内の考えが伝わってくるな。伝える怖さについてちゃんと考えているのはとてもいいぞ」
『ありがとうございます』
そう言って、海はぺこりと軽く頭を下げた。
「夏神―」
「『例え白髪となり姿が変わっても大切なのは見た目外見より、お互いを想う絆の強さではないのであろうか?』」
「筆ペンか……達筆だな。あと、外見より内面というのに先生は注目したぞ。これはとても夏神の意見だと思う」
「感謝じゃ」
「花厳―」
「『あの漫画に出会わなければ即売会に行くこともなかったんだろうなあ、というか腐ることもなかっただろうに……。そういうジャンルがあるってことを噂で知るだけでよかったのに…どうしてああなった』」
「……苦労しているんだな」
「せ、先生!」
先生は追求してこなかった。
もっとも、それがいいこととは限らない。
「お、加瀬か」
「『今まで死をも恐れずに遊び呆けて生きてきたのに、本当に好きな人が出来たら死ぬのが怖い。生きていれば想いを伝える術は幾らでもあるから』」
「なるほど、自信にあふれていていいと思うぞ」
「ありがとうございます」
「『積み詰まり 未練がましく 手を打ちます 黒い盤上 白を恋う』」
「この都々逸はどうした?」
「先が見えないけれど諦めきれない恋と手の打ちどころが思いつかないような囲碁の局面をかけてみましたよ~」
「なるほどな。座布団一枚教室に持ってきていいぞ。だが、こういうのは生殺しにも見えるな、白黒はっきりつきそうではあるが」
その言葉に教室から少しだけ笑いが漏れた。
「おぉ、上條か」
「『どれほど歳を重ねても人は恋を忘れることが出来ない。恋は心の病。生きている限り心があり、心ある限り恋はある』」
「『貴方と出会わず噂に聞く程度であったなら、この熱く燃え滾るような想いも生まれなかっただろうに』」
「『命ある限り貴方を想い続ける事が出来る。思い続けている限りいつか貴方に想いが届くかも知れない。この想いの為に私は生き続けていたい』」
「なかなか上手く再構成したな。だが、今のという訳でもなさそうだ。しかし、上條の考えが出ていて好ましいぞ。高得点だな」
「ありがとうございます」
「ところで、これはどこまでが本心かな?」
「先生!!」
顔を真っ赤にして怒ったような声をだす暦に、まぁまぁと先生は笑っていた。
「神野のを読むぞ」
「『会わなければ、恋しいなどという思いを知らずに済んだのに。噂で元気にしていることがわかれば、私はそれでいいのよ……』」
「自分なりにがんばったようで何よりだ。今も昔もこういう控えめなのはよろしいことというのは変わらないしな」
「そうなんですか……? ありがとうございます」
美野梨は頭に疑問符を浮かべつつも、それが解消される前に永田先生は次へと早め早めに進めていく。
「如月―……頼むから机は壊すなよ?」
「『知らぬもの ただ捨て置くも 出来なくて 風薫る日々 地に足付かず』」
「ふむ……その赤くなっているおでこに免じて多くは言わないが、がんばれ若者」
「……」
(地に足付かず……か……らしくねぇな)
しかし、机には突っ伏したのであった。
「桐野―」
「『そういやあの子今どうしてんだろうな……みんなに慕われて優しくてでも守ってあげたいって思えて……あの子に名前呼ばれただけでうれしくて……笑顔を見たくてしょうがなくなって……もう一度会いてぇな……』」
「うむ、言うことなし。こういうのは今っぽくていいな」
「先生の頃は違ったんですか?」
「結婚はまだかとせっつかれるから、恋愛は雲の上だったな」
そう言って、永田先生は苦笑した。
<< もどる
1
…
7
8
9
10
11
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
永田 孝文先生の古典講座Ⅰ ~恋と短歌と若者語訳~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
恋愛
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月13日
参加申し込みの期限
2013年04月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!