this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
永田 孝文先生の古典講座Ⅰ ~恋と短歌と若者語訳~
<< もどる
1
…
7
8
9
10
11
つぎへ >>
【発表 ~中間~】
悲鳴と羞恥が飛び交う教室で、先生だけがさらさらと発表を続けていく。
「草薙だな」
「『逢って見てみたら 不倫関係 浮かれて幸せ気分 夫のバレて借金地獄 噂に聞くだけなら ところであの子は誰の子だろう』」
しーんと教室は静まりかえった。
「はっはっは、昼ドラだな」
その中で一人永田先生は動じていない。
「何とも現代らしい。ある意味では平安社会にも通じるな」
そんなこんなで次に行った。
「黒依―」
「『ねこったーで おはよう
顔は知らなくても 気を許せる
今日は日曜日 貴方もおでかけ?
ねこったーで つぶやく
ハングリーキャットなう ほぼ同時
目が合ったけど 話は出来ない
ねこったーで おやすみ
頭から消えない 驚いた顔
文字だけなら 苦しまず済んだのに』」
「まるで歌詞のようだが、ポップで面白いな」
「現代語が多すぎて、これじゃ後世には残らないと思うんです」
「では、いつか名詩とも言える曲をかければいいんじゃないか?」
そう言って、永田先生は海外で有名なアーティストの名前を挙げた。
「有名になる前にサインはもらっておけよー」
永田先生はどこで知ったのか余計なことを言った……と思うだろうが、ただの冗談である。
「逆巻」
「『ただ、新月を望みます』」
「先生深すぎて少し分からないな……」
しかし、嫌悪感が素直に出ている顔を見て、それ以上は先生も突っ込んでいかなかった。
触らぬ神にたたりなし。
「桜庭」
『「出会わなければ良かった、出会わなければ、思い出に苦しむ事も無かったのに。
だけど、ささいな事で、あの人を思い出す、眩しい思い出。
鏡を見て、あの頃と違うと自分でも解っているはずなのに。
気持ちを整理して、忘れようとしたはずなのに。
だけど、想いや、痛みは変わらない。
あの人もそうなのかな?あの日の事を覚えてるのかな?
忘れないで居てくれるのかな?
神様お願い、チャンスを下さい、あの人に思いが伝わるようなチャンスを
そんな臆病なボクとサヨナラ。もう、後悔したくない、自分から会いに行こう。
これ以上、あの人と過す時間を無駄に出来ないから』」
おぉ! と周りから拍手が広がる。
「うわわわわっ、恥ずかしいよー!」
完全に照れている円に、永田先生も思わず拍手である。
「とりあえず、がんばった。で、評価だが、この上ないくらいいいものだ」
「やめてー! 先生やめてー!」
その後、円は延々と褒め続けられることになった。
授業後も言うまでもない……。
ただ、大作であったことは間違いない。
「志波だな」
「『好きな人が俺の恋心にキュンと気づいてくれるまでは、どんなにつまらない人生だったとしても、死ぬのはすごく勿体なぁい!』」
「そうだな、もったいないな。だから……生きろ」
「先生、それどういうこと!」
「さてな」
うやむやになんか終わったのである。
「白浜」
「『日常で出会わなければ、こんなに心苦しくなる事もなかったのに、これなら、ファンとしてテレビ越しやコンサートでだけ見れていれば良かったのに』」
「なるほど、会ってみたらすてきな人物ってのもいるからな」
こくりと恥ずかしそうに渚は頷いた。
「旅鴉―」
「『たとえ爺ちゃん婆ちゃんになっても何かの縁できゅんとときめく事はあるんだ。このときめきに歳も性別も関係ない。離れ離れになっても俺たちは親友だ』」
「『出会わなければ私がやられなかったのよ。どうして私の前に出てきたのよ。噂で聞いていた時のときめきを返してよ。頭がフットーするじゃない。責任とってよ』」
「『死んでも惜しくねーとか軽く言っちゃったけどあの子の事考えてたら死にきれねぇよぜってー。でも俺が「君が好きだ!」とか言えるわけねぇしよ……って言わせんな恥ずかしい! やめやめ! 続きはあの子が気づいたらにしよう! な!』」
何というか、恥ずかしげもなく言う永田先生も永田先生でアル。
「あーまず、常盤……座れ」
がたぁ! となっていた四月は渋々席に座った。
「絵もあってわかりやすい。さすが芸術科だな」
「どうも」
なんというか、平然としている二人である。
「では、次行ってみよう」
「勅使河原だな」
「『例え想いが叶わなくとも、想いが少しでも伝われば、それだけでいいのです。だからこのまま、生きてるだけでいいのだと、ひたすら自分に言い聞かせるのです』」
「言葉が丁寧でいいと思う。自分に言い聞かせるという部分が、ぐっと来たな」
「あ、ありがとうございます……」
ちなみに、授業後。悠が聞きたがっていた梅花心易の漢文だが、専門外でもよければと質問には答えてくれたようだ。
「藤堂―」
「『この命が燃え尽きていつ死んでもいいかなーって思っていたんだけど、もうちょっと頑張って生き続けようかな。だってそうすれば私の気持ちがあなたに伝わるかもしれないでしょう? この気持ちがあなたに伝わんないまま終わっちゃうのはもったいないよね!』」
「ふむ、命と恋というのは今も昔もつながりは深い。つまり、そう言う意味では現代の感覚と変わりないことも多いぞ。これは上手く表現しているな」
「ありがとうございます」
月及はそう言って、そっと小さく笑った。
「常盤―」
『「黒髪の頃だけが青春じゃない! ピュアピュアシルバージェネレーション! 源×宅の恋は喜寿からだ!」』
「すまん、前半しか理解できない」
「先生! 説明を……」
「わかった、授業後にな。授業後」
結局うやむやにされて次に行った。
<< もどる
1
…
7
8
9
10
11
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
永田 孝文先生の古典講座Ⅰ ~恋と短歌と若者語訳~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
恋愛
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月13日
参加申し込みの期限
2013年04月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!