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【演目その7 即興☆ねこじま劇団・三毛猫座『三夜湖畔別荘殺人事件』(1)】
斑鳩 遙
がこのスターヒル・シアターへやってきたのはもちろん、自身が舞台の上で何かを演じるためではありません。あくまで、知人の学生
呉井 陽太
に、遙も属する寝子島クラシック同好会の演劇を観に行かないか、と誘われたからです。
陽太自身は、この後のとある劇にて裏方としての仕事があるため、ひとまず遙は、何とはなしに一人で場内を歩いていたのですけれど……演技の経験も無い自分を見定めたのは、どういう理由があってのことだろうかと、遙は疑問に思います。そしてそれを、彼へと尋ねました。
「そいつはつまり、インスピレーションってやつだな!」
事も無げに、
寝子 サンマ
さんは言ったものです。
「お前さんが舞台の上で、良い感じに動いてくれそうだと思ったのさ。それじゃ、ヨロシク頼んだぜ!」
ぴょこぴょこと言ってしまった彼の背中を見送りながら、
(……断るのも、興醒めというものか)
結局彼の言葉に従って、遙は舞台裏の集合場所へとやってきました。
そこには既に、同じようにしてサンマさんに指名された人々……『三夜湖畔別荘殺人事件』に出演する面々が、あるいは不安な顔を、あるいは楽しげな表情を浮かべながら、開演の時を待っているのでした。
「えらばれちゃって、ビックリだね! でもがんばろうね、ピーターおじさん!」
「そうだね、あさひ君。いやぁしかし、舞台とは、ちょっと緊張しちゃうねぇ」
カメラ好きという共通点の、歳の離れた友人同士。
椎名 あさひ
と
ピーター・ビアズリー
は、セットでサンマさんに指名されました。
もちろん、ビックリ! ではありましたけれど……二人は何だかんだで、楽しそう。
ピーターおじさんが嬉しそうに語りますのは、奥さんのことです。
「うちのかみさんもね、高校生の時、ピンチヒッターで舞台に立ったことあるって、話してくれたっけねえ。もう、襲い来る男どもを、ばったばったと薙ぎ倒し……」
「かっこいい!」
「ははは。おっと、そろそろ本番のようだね。行こうか、あさひ君」
と、歩き出そうとしたおじさんへ、あさひがちょっと待って! と言って取り出しましたのは……お得意のカメラ!
「せっかくのおまつりだから、記念さつえい! おくさんに、見せてあげてね?」
「おっとと。よし、それじゃあ私も」
ぱしゃ、ぱちり!
「そういえばあさひ君、私たちの役柄は、どうしようねぇ?」
「えーっとね、それじゃあね……」
楽しく相談しながら、二人は集合場所へと向かいます。
「ふはははは! 我を指名したその目は評価してやろう、サンマよ!」
何やら高笑いの、
ン・ガイ
。
「我は、探偵として出演してやろう。華麗なる推理で、犯人などたちどころに仕留めて見せようぞ!」
「……ええい! もうヤケよ、私も探偵、やってやるわ!」
突然の指名に戸惑い、自身の役柄に迷っていた
塔尾 松生
が、ガイの言葉にぴこん! と反応し、叫びました。
「何の役をやっても良いんでしょ? ミステリーと言えば探偵よ、後でダメって言ったって知らないんだから」
「しかし、探偵はこれで、俺を含めて三人目だぞ。何か、区別が必要じゃないか?」
「ええっ?」
くいっ、とメガネを押し上げた
弓弦原 譲
もまた、探偵役だと言うのです……しかも彼、いかにもこれが理知的な佇まいで、まさしくハマリ役! といった感じなのです。
彼と一緒にやってきた
浅沼 柳司
が、
「東の名探偵、弓弦原! 俺はその助手ってわけや。指名されたからには全力尽くすで、譲!」
「ああ、もちろんだ」
きらーん! 何だか二人、キャラもバッチリ立っていて、なかなか強敵そうなのです。
「あ、いや違う違う。あたしは別に、目立ちたいわけじゃ無いのよね。そうよ、ただの地味な探偵を演じて、無難にやり過ごせば……」
「ふはははは!」
突然のことでまだ心の準備も出来ていないわけでして、ちょっぴりおろおろ……という松生の横で、ガイがまたふははははっと笑うのです。
「さあ皆の者、武器を持て! 怪しいヤツは、我ら探偵軍団が片っ端から潰して……何、そういう劇じゃない?」
インパクト大! 何探偵と分類したものやら分かりませんけれど、ともかく強敵です。
「むっ、むむむむ……!」
こうなるともう、何かしら、○○探偵! みたいなフレーズを付けないと、返ってカッコワルイみたいな雰囲気なのです。
しばしむむむっと考え込んだ末に……ぴこん! 思いつきました。
「あ、あたしは……『フリーのカメラマン探偵』よ!」
「ほう、面白そうだな。どんな探偵なんだ?」
興味深そうに尋ねた譲や、柳司とガイの視線の前で、
「カメラマンとして各地を回るうちに、何だかんだで事件に巻き込まれて、それで解決しちゃうタイプの探偵なのよ。別に報道カメラマンとしてスクープを狙ってるわけじゃないのに、いつも巻き込まれちゃうから、とほほな気分で事件を解決するのよ」
「お、良い感じやな。タイプの違う三人の探偵による、推理対決! ってわけや!」
咄嗟の思いつきでしたけれど、何やら好評のようです……当の松生はと言いますと、内心、
(……この間やった、ADVに出てきた脇役の設定だけど。ま、丁度いいわよね)
ともかく役は決まりまして、準備万端!
開演、間近!
「え? え?? これはいったい、なんなの? 演技するの? なの??」
間際にぽいっとサンマさんに放り込まれた
橘 明里
の上には、ハテナがいっぱい。
ぽむぽむっとその頭を叩いて、
城山 水樹
は、
「さあ、頑張りましょ!」
「大丈夫、舞台に上がってしまえば、きっと何とかなるわよ!」
「な、なの?」
にっこり楽しそうな彼女、実はけっこーミーハーな推理小説ファンでありまして……ノリノリで参加!
お隣では
リチャード・E・フレンチ
が、
「演技の経験はありませんが、強制参加ということなら、仕方がありませんね。最善を尽くしましょう」
雑誌記者さん、カタブツそうに見えて、意外と満更でも無さそうです。これまた前向きな姿勢で参加の意思を表明しました。
そして三人の後ろには、
「……さて、一芝居打たせていただきましょうか? ふふふ……」
早くもアヤシイ雰囲気をかもし出しております
加瀬 礼二
が、ふふふふふ……! と微笑んでいるのです。
さてさて、一体どんなミステリーな舞台が繰り広げられるのでありましょうか……!
と、いったところへ。
「ったく、憎きあのサンマ野郎の指名ってぇのが、ちょいと気に食わねぇが……」
現れたのです。彼が!
「フハハハ! 俺様、参上ォ!!」
くっ黒間さ、じゃない
黒 マグロ
さんだー!
「しかし、今日はめでてぇ演劇フェスだ! 愛すべき寝子島島民のためのこのイベント、盛り上げてくれってぇんなら、乗ってやらない俺様じゃねぇ……なんたって、俺様は! 寝子島のマスコット! なんだからなァ!!」
自称・愛すべき寝子島のマグロさんもまた、サンマさんの指名を受けて参戦決定! と相成ったようです。
ちなみに、由緒正しき推理小説のファンたる水樹がぽつりと漏らした次の言葉は、彼には幸いにと言いましょうか残念ながらと言いましょうか、聞こえてはいなかったようであります。
「で……出るの? アレも?」
これこそ即興劇、何がどう転んでしまうかは、もはや誰にも分からないのです……そしてお時間もまた、やってきてしまいました。
泣いても笑っても、後は舞台の神のみぞ知る! というわけで、マグロさん。コールをどうぞ!
「開幕だ、ゴラァ!」
「さーっていよいよ、演劇フェスティバル毎年恒例の、目玉企画! 『即興☆ねこじま劇団』の第一幕が、開演でェェェッす!!」
yeah! とハイテンションな司会者さん、腕を振るって叫びます。
「出演者は全員、この会場内でサンマさんがランダムにひょいひょいっとピックアップしてきた、未知なる俳優たち! 中には意外な演技達者さんがいるかも知れませんし、あるいはとんでもない珍キャラクターが産まれてしまうのかも知れません……筋書きナシ! セリフもナシ! 全てはアドリブの産物、一体どうなってしまうのか、お姉さんにもサッパリ分かりませーん! けれどそれこそがこの『即興☆ねこじま劇団』の醍醐味!」
ハルさん客席の期待をあおるわあおるわ、先行き不明な即興劇に、観客たちもバッチリ注目しております。
「まずご覧頂くのは、即興劇団・三毛猫座による舞台! 謎が謎を呼ぶ殺人事件は、果たしてどシリアスな傑作推理小説のごときミステリーとなるのか、はたまたスラップスティックな喜劇へと変貌を遂げるのか……ご期待ください! それでは張り切ってまいりましょーッ!」
「『
即興☆ねこじま劇団・三毛猫座
』、『
三夜湖畔別荘殺人事件
』!!」
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担当ゲームマスター
墨谷幽
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
160人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月14日
参加申し込みの期限
2015年03月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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