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テスト勉強なんかよりチャーハンが食べたいです。
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小山内 海
と
黒兎 都
は同じ桜花寮生である。
それゆえ、帰る方向が自ずと同じ。
しかし、あんまり2人に接点が無いようで……。
「……」
(もうそろそろ中間テストかぁ。そろそろテスト勉強に取りかからないとなぁ。よし、帰ったらテスト勉強しよう)
小山内は止む無き事情で声が出ないから、喋れない。
心の中で勉強すると誓っていた。
「……」
(……ヌコはいないなぁ)
黒兎も猫とのランデブーで頭がいっぱいのようす。
寮内で挨拶程度は交わすだろうが、学年も黒兎の方が1つ上のためか、世間話になかなか発展しづらい様子。
なんとなく、2人の間に気まずい雰囲気が流れる。
そこへ突如現れた、謎のコック姿の男!
抱えていたカメラを構えると、怒りを込めて叫んだ。
「チャーハン食えよッ!」
瞬くカメラのフラッシュ、下ろされるシャッター。
そして謎の男は一目散に逃げていった。
2人とも目を瞬かせていると、突然互いに寄り添いあってガッチリ握手!
((チャーハン食べよう!!))
2人の視線が熱く絡み合う。
ただしチャーハンだ、とても健全だ。
『スープチャーハンたべたい』
小山内はネットで見付けて気になっていたスープチャーハンへの欲求が高まっていた。
筆談で黒兎に自分の欲求を見せる小山内。
対して、黒兎は少しベクトルが変わっていた。
「スープチャーハンかの? ネットで調べれば作れるかもしれん」
食べる側ではなく、何故かチャーハンを作りたくなる欲求に駆られていた。
「どこかの誰かが『そこは食べる側だろ』って空耳が聞こえた気がするが、敢えて言おう。知るかそんなもん。作りたくなったんだから仕方ないし」
アッハイ。
……という事で、2人はチャーハンで意気投合。
急遽、材料を買い込んで作って食べることに。
「なんなら、うちに来る? うみちゃんがよければだけど」
『せっかくだから、おじゃまします』
こうして女子2人だけのチャーハンパーティーの開催が決定した。
「うみちゃん、コンビニよりも少し離れたとこに品揃えのいいスーパーがある。そこで買ったほうが安上がりだと思われ」
でも歩くの面倒だのー、と愚痴る黒兎。
「うちは無性にチャーハンを作りたくて仕方がないかもしれん。普通に作るんじゃつまらんからいくつかバリエーションほしいところだし」
黒兎はどんどん浮かび上がるチャーハンレシピを口に出さずにいられなかった。
「麻婆豆腐も平行して作って麻婆餡かけ炒飯とか、卵炒飯はデフォだけど焼豚炒飯もありかいっそ、厚めの豚肉焼いて、出たその油で卵炒飯作って後からその前に焼いた豚肉を食べやすく切ってトッピング……。ありだな」
小山内も横でこくこくと頷いて同意を示した。
「あとは海鮮炒飯とかもいいか。小さめの海老と格子状に切り目を入れたイカ、カニ……は高すぎてあれだから、カニカマで、卵は使わず出汁醤油と塩胡椒で味整えるだけでよさげよね、アクセントに鶉のゆで卵添えたりして……。うむ、よさげ。っと、好みもあるし紅しょうがとかもあると色が映えるよね」
『かいせんチャーハン おいしそう』
「うみちゃんもそう思うかの? よし、レシピが決まったところで食材調達とシャレこもうか」
黒兎はショッピングカートの取っ手を握って気合充分。
『おいしいチャーハン つくりましょうね』
小山内もかごを手に取って準備万端。
「ではいざ往かん。夕方のタイムセールスへ……!」
2人の女子高生が、寝子島マダムズの中へ飛び込み、勇敢にセール品を掻き分けていく!
その中に、第3のチャーハン少女の
羽生 碧南
の姿があった。
数学の勉強をしながら帰宅途中、オッサンのろっこんによってチャーハン欲に負けてしまった羽生。
(チャーハン! 食べずにはいられない! 米をシンプルに炒めただけなのに、なんでこうも奥深い味わいを見せるのか。そして何度食べても決して飽きない、それどころか食べるたびに新たな味わいを発見する――!)
もういてもたってもいられなくなった彼女は、数学の教科書を鞄に突っ込んだ。
そして猛ダッシュで桜花寮へ戻ると制服のまま厨房へ突入!
しかし、既にチャーハン狂と化した寮生たちが厨房を占領しており、食材も彼らによって使い尽くされていた。
「こうなったら、買い出しよ!」
宝の地図(特売チラシ)と財布を握り締め、こうして夕方のタイムセールスへ血気盛んに参戦した次第である。
それゆえ、小山内、黒兎、羽生が同じ食材に手を伸ばすのは、もはや宿命であった。
更に、3人は瞬時に共通認識事項で繋がっていると理解してしまった。
(それはチャーハン……!)
自然と手を取って理解し合う3人。
3人がこのあと、仲良く食材を買い込んでチャーハンパーティを行うことも必然だったといえよう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
31人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月09日
参加申し込みの期限
2015年04月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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