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寝子島シーサイドアウトレット オータムフェスタ
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【流れに飛び込め!】
(やっぱり、『UNISHIRO』……でしょうか)
徐々に肌寒さも感じるようになる時節柄。
津島 直治
は、秋冬の装いにいくつか選択肢を加えるべく、シーサイドアウトレットへとやってきました。
彼ももう中学生の男子でありまして、そろそろお洒落などにも気を使い出すお年頃……かと思いましたら、
(まぁ、あまりこだわりもありませんし。そもそも、お金もそれほどありませんしね)
服装に関しては、案外、ドライなタチのようです。
といったわけでして、直治は『UNISHIRO』へ向かうことにしました。庶民の味方、みんなの『UNISHIRO』! 彼のようなタイプには、実に頼りになるお店なのです。
何だか混み合っているエスカレーターを、ちょっと窮屈な思いをしながらも登り。今日に限ってやけに分厚い人の流れに首を傾げつつ、お店へ到着してみれば。
(……なんですか、この混雑……いつもはこんなに混んでいない気がするのですが)
文字通り、入り口から人が溢れ出すほどの、大盛況! に、直治は目を見張ります。このお店には何度か足を運んだこともありましたけれど、こんな風に混み合っているところを目にするのは、初めて。ビックリです。
思わず、
「あ、あの、ちょっといいかな」
「はい?」
手近な客、同年代の女の子に声をかけて、尋ねてみました。
「随分混んでるけど……何か、イベントでもあるのかな?」
「ああ、知らないで来ちゃったクチ? オータムフェスタ開催中。セールなのよ、今日」
女の子は、直治とは同じ寝子島中学校の生徒、
三宅 ゆり
でした。気さくな彼女は、シーサイドアウトレット内のいくつもの店舗で、秋のセールを開催中、と教えてくれました。
「なるほど、だからか……」
「そういうこと。さーて、お目当てのアレをゲットするために、頑張らないとね!」
ゆりは気合十分といった様子で、ぐいっと腕まくり。
にっ、と笑った彼女の笑顔に、けれど直治はと言いますと、いささか心配顔です。
(うーん。安いのはありがたいですが、これじゃ、そもそも買えるのかどうか……)
と、そこへ。
そんな直治の肩をぽんっと叩いて、
「ほらほら、気合入れないと、とてもあの中になんて入っていけないわよー。少年!」
「えっ?」
明るい口調で、声をかける人物がおりました。
真境名 アリサ
は思いました。
(……時が来た!)
と。
欲しかったあの服。憧れのあの靴。今まで、主に金銭的理由から断念し続けてきたあんな品やこんな品が、本日、手の届くお値段に……!
オータムフェスタのセールももちろん、その助けではありましたけれど。どちらかと言いますと、不意に転がり込んできた臨時収入こそが、今日の主な軍資金だったりします。
(ふふふ、このお金があれば……泣く泣く諦めざるを得なかったあの切ない日々とも、今日でオサラバよっ!)
適当な番号で買った、『ニャンバーズ4』の宝くじ。これがなんと、なんと大当り! 先日の待ちに待ったお給料日とも重なりまして、もう、無敵!
「あれもこれも、買える! 今のあたしなら、買えるのよー!!」
というわけで、まず最初に彼女が向かったのが、『UNISHIRO』でありました。本日の予算を考えますと、もう少し高級なお店でもお買い物が楽しめそうな気もしましたけれど、ひとまず小手調べ。前々から、気になる品がたくさんあったのです。
そして、そんな逸る気持ちを押さえつつ、お店へ到着したところで目についたのが……そう、直治の、ちょっぴり心配顔でした。
彼の事情はともかくとして、これからセールという戦場、折り重なるような人混みの中へと飛び込んでいく心積もりのアリサです。だからこそ、どこか気後れした様子の直治が、何だか気になってしまったのかもしれません。
ぽむっと肩を叩いて、発破をかけてあげることにしたのでした。
「ああ、うん……そうだね。圧倒されてる場合じゃないな。今から、あの中に入ろうっていうんだから」
「そうそう、気合入れなきゃね! そっちのお嬢ちゃんみたいに」
隣のゆりも、アリサに負けじとやる気十分。
「あんたも、お姉さんも。欲しいものがかぶったって、あたし、容赦しないからね!」
「その意気よ! さあ、行くわよ……抑えに抑えた物欲を、今こそ解放する時ッ!!」
(ふ、二人から、何だかすごいオーラを感じます……私も、頑張らなくてはいけませんね)
人波へざくざくと大胆に切り込んでいくアリサ、ゆりの背を追って、直治もまたぐっと気を引き締めると、店内へと飛び込みました。
続いてやってきた彼らもまた、『UNISHIRO』のセール品がお目当ての様子。
「すごい混み様だが……皆、楽しそうだな」
駆け込んでいく直治、アリサらを眺めつつ、
御剣 刀
はつぶやきます。慌しい混雑の中で、そこへと臨む客たちはと言いますと、何だかんだでこんな状況を、どこか楽しんでいるようにも見えました。
とはいえ他店と比べても、『UNISHIRO』の混み具合は別格の様相を呈しておりまして、
「小山内、大丈夫か?」
『……がんばる!』
刀が心配しているのは、
小山内 海
。小柄で、あまり押しが強いようには見えない彼女です。この混雑の中へと紛れてしまったら、ぷちっと潰されてしまうのでは……なんて思えてきたりもしますけれど。これが意外と、スケッチブックにさらりと記された文字を見れば、やる気十分のようです。
とはいえ、刀に心配してもらえるのは嬉しくて、ぱあっと笑顔。
「うーん……」
『つばさちゃんは、だいじょうぶ?』
傍らで、んーっと小首を傾げておりますのは、
夕鈴 翼
です。今日は年上のお兄さん、お姉さんに連れられて、一緒にお買い物……なのですけれど。彼女には彼女なりの、ちょっとした心配事がありました。
「人、多すぎませんか? ボクがあの中に入っていくのは、ほら。正直ちょっと、苦しいものが……」
と言って見下ろしたのは、自身の胸元。そう、年齢に似合わず彼女、たわわでありまして……豊かに実っているものでして。
つっかえそうなのです、あちこちに。
「あー、うん。ええと……」
『私たちも、いっしょに入るから。がんばろう?』
すすっと目を反らした刀ですけれど、今日は自分の買い物もありつつ、女の子たちをサポートする心積もりです。日頃鍛えている彼の身体なら確かに、人波を遮ることもできるでしょう。
優しい笑顔の海に、頼りになる刀の存在もありまして、翼もやがて、意を決した様子。
「……ん! ガンバリマスっ」
「よし、先頭は俺に任せろ!」
『よろしくね、刀くん』
せっかくのオータムフェスタ、この機に、お値打ちな良品ゲットを目指して! 刀を筆頭に、海、翼も身を寄せ合うようにして、人混みの僅かな隙間へと身体を捻じ込んでいきました。
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担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月24日
参加申し込みの期限
2015年01月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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