this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
怪人セブンの復讐
<< もどる
1
…
34
35
36
37
38
…
44
つぎへ >>
残存撲滅隊は、今後の方針について話し合うことになった。
「サーテ、まずは現状を確認しようぜーぃ?」
志波は敢えておちゃらけた態度で切り出した。
……そうでもしなければ、この最悪の状況に耐えられなかった。
(俺はさておき、みんなが沈んだ気持ちのままじゃ、この先は乗り越えられないぞっと☆)
こんな時でも、やはり彼はピエロになることを選んだ。
「俺たち残存している撲滅隊は、この3Fの大部屋に拠点を設営済み! そして瓢くんはアリーセちゃんと竜太くんのろっこんで一命を取り留めたものの、意識は戻らず危険な状態のままなのが心配ダナー。小麗ちゃんと【突入B班】の天野くん、クロウディアくん、若菜ちゃん、あとザ・ストレイト=サンがメサイアに捕まってて……」
改めて現状把握をした志波は眩暈を起こす。
「えっと、これ、もう作戦失敗というか、だいぶ俺たち詰んでね?」
「……志波先輩、でも、俺たち以外、あいつらを助け出すことはできねぇんだぜ……?」
如月も嘆息とともに言葉を吐き出した。
「……だよな、俺たちが戦うしかないんだよな……」
突きつけられた現実に、志波はふっとシリアスモードになってしまう。
「……すまねぇ、ツボ押しマスター。俺様がいながら、こんな……」
一番落ち込んでいたのは犬神である。
撲滅隊の狂戦士が、炎を見て戦意喪失してしまった上に、仲間を相手に易々と捕虜として行かせてしまった。
自責の念が犬神を追い詰める。
「……師匠のせいじゃないですよ」
日暮は犬神のそばに寄り添うように近付いた。
日暮と犬神は、武術の師弟関係にある。
「色々と誤算が重なった結果、こうなってしまったんです。……李さんが奇襲を受けてさらわれるとは思っていなかったし、瓢くんが撃たれるなんて夢にも思っていなかった。僕たちは……どこかしらで慢心していたのかもしれない」
「日暮君の言うとおりかもね……?」
刻人は自嘲気味に苦笑した。
「短時間で、よくもこれほどまでに緻密な作戦を立案できたと、僕は本当に驚いているよ。……でも、それゆえに“驕り”が出たのかもね。『地獄の3ヶ月』を乗り切った経験者も多かったし、僕自身もいけると思った。けど……、僕たちに決定的に欠如していた要素があったんだ」
「相手が私たちを捕虜にするという懸念……」
北原が唇を噛み締めた。
刻人は頷いた。
「やられるはずがない、そんな根拠のない自信が僕らにあったのかもしれない。各自、自衛手段は用意していたけど、先に銃で脅されたら迂闊に僕らは動けなくなる。そんな分かりきった事を、僕らはあまり意識していなかった……」
刻人の言うとおり、作戦全体を通して、襲われる事に対しての想定が甘すぎた。
先制攻撃をされた場合、まともに機能できたのは【隠密A班】くらいだろう。
「まーそれを今、言っても仕方がないんですけどねー?」
屋敷野が不貞腐れながらそう呟いた。
「それで、これからどうするべきか、決めるんだろう?」
シグレはこういう相談の時に発揮するカリスマ性は抜群だ。
「このまま全員で仕掛けるのか、それとも、相手の出方を待つのか……?」
「シグレ先輩、俺は今すぐでも仕掛けるぞ。最速であいつらを助け出す!」
御剣が立ち上がった。
今にも飛び出しそうな勢いだ。
しかし、彼の足元に
小島 海美
がしがみついた。
「まって! らんぼうはよくないよ! ちゃんとはなしあえば、ほりょのみんなをかえしてくれるよ! だって、しゃおりーちゃんが捕まった時、メサイアのおじさんたち、わたしをうたなかった! すぐにてっぽうでうってもよかったはずなのに!」
小島の話に、御剣は困惑していた。
「それは小島ちゃんがまだ子供だからだ。子供相手に発砲を躊躇ったんだろうな。骨削を見ろ。自業自得かもしれないが、あんなに撃つ必要はないだろう? 俺はあいつらを許さない。敵を斬るために、俺はここに来たんだ!」
「刀くん、行っちゃダメ!」
小島が意固地に御剣の足に絡みついて邪魔をする。
御剣も小さい女の子の扱いに弱り果てている様子。
「かたなくんが、小学生に翻弄されてる……」
友人が小学生相手にムキになっている姿に、戌井はなんだか情けなくなってくる。
「なんだろう……、こんな結果になって、僕って必要だったのかな、って思えてくるんだよね……。索敵以外、あんまり活躍できていなかったし……」
戌井の言葉に、撲滅隊の面々はいよいよ気持ちが沈んでしまう。
だが、彼だけは弱音を履かなかった。
「……諦めちゃダメだよ」
新井 米太郎
だ。
「あ、ええっと、ヒーローのザ・ストレイトならこう言うと思うんだ。三城くんの話じゃ、仲間を庇って倒れたそうじゃないか……。だったら、僕たちも助け出そうよ。諦めないでさ……!」
新井の言葉は、今の状況でもっとも正解に近いものだ。
だが、助け出す方法と手段がない。
幸い、メサイアのろっこんはA班によって全員分が暴かれている。
それでも、真正面から突っ込むのは愚策と思えた。
「一体、どうすれば……」
笹森が腕を組んで渋い顔をした。
と、その時。
神野のスマホに着信が入る。
……逆巻からだ!
「もしもし、逆巻くん? 今どこかしら? みんな無事なの?」
矢継ぎ早に神野はスマホの向こうの逆巻へ質問を浴びせる。
『神野、僕らは無事だよ。今、このビルの最上階にいる』
神野はスピーカーをONにして、逆巻の声が皆に聞こえるようにした。
「……よかったわ。何も乱暴されていないのね?」
『ああ、勿論だよ。それよりも、みんなを連れて最上階に来てくれないか?』
逆巻の唐突な誘いに、撲滅隊は顔を見合わせた。
『この事件の真相、思ったよりも複雑なんだ。説明は最上階で、メサイアの首領がやってくれるって。僕らは上で待ってる』
逆巻は言うことだけ言い終わると、そのまま通話を切った。
――沈黙。
彼らは混乱した。
確かに、作戦が破綻した現在、あちらから来いと言っているこの機会に乗ったほうが状況が動く。
だが、罠だとも言い切れない。
「……どうする?」
如月は立ち上がる。
腹は、既に決まっているようだ。
如月だけではない。
撲滅隊の誰もが、最上階のある見上げていた。
シグレは決断を下した。
「俺たちは……これから最上階を目指す!」
撲滅隊は最上階を目指すべく、大部屋を後にしようとした。
「あっ! 大事なことを言い忘れていました!」
三城が大声を上げた。
何事かと全員が注目する。
「驚かないで聞いてください!」
ワンクッション置いたあと、三城が仰々しくこう言った。
「ザ・ストレイトの正体が、……なんと! 轟先輩だったんです!」
……撲滅隊の殆どが、その事実になんとなく気が付いていた。
<< もどる
1
…
34
35
36
37
38
…
44
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
怪人セブンの復讐
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
オールジャンル
定員
40人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月07日
参加申し込みの期限
2015年03月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!