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<急募>一日でぶどう500キロさばいて!<つまみ食い歓迎>
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山猫農園にトラックが帰還する。
「あー面白かったです!」
荷台からぴょんと
夕鈴 翼
。運転席から
暗道 忍
、助手席から
桜庭 円
が下りてくる。
「なんとかうまくいったね」
「ああ、交渉はばっちりだ。早く園長さんに報告してやらないとな」
ワイナリー側はネコーゼをたいへん気に入ってくれた。契約を結び、これからも長くお付き合いしていきたいとのこと。その旨を早く伝えたく、忍は園長の猫背姿を探し始める。
「ワイン造りの見学もできてよかったねー」
「はい! 本当に、すごくすごく楽しかったです」
翼はニコニコ笑顔が止まらない。彼女の爛漫な「笑顔の魔法」が、交渉をより円滑に進めたようだが、そのことは本人すら知らないだろう。
「いい経験になったよな。しかも……お?」
農園に入って少し歩いたところ、お土産屋やカフェの先の広場が騒がしい。
「何でしょうね?」
「……ん」
風に運ばれて一枚のチラシが円の足元へ。さっと拾い読み上げる。
「参加費無料……ぶどう大食い大会……景品は特大タルトとパウンドケーキ」
「へー考えたなあ! これならお客がたくさん呼べる上に、ぶどうもいっぱいさばけるぞ」
「面白そう! 行ってみましょう」
全ては好奇心の向かう先へ。駆け出す翼。
「うーん、こういうの考える人間といえば」
心当たりがばりばりあるな。と思う円であった。
「……以上が栄えある予選通過者15名の方々です」
ぶどう大会は予選の早食いが終わり、いよいよ本戦が始まろうとしていた。カフェから運び出したテーブルに、出場者が3名くらいずつついている。
司会者はもちろん
八神 修
だ。
「決勝はいくつかの段階に分かれています。まずは皆さん、ぶどうをたくさん食べて少々飽き気味かもしれませんので、少し趣向を変えてまいりましょう」
何か違った料理が出るのだろうか。
御巫 時子
がトレーにカップをのせ、出場者たちのところへ。全員の注目が集まった。
「最初の課題は……ぶどうゼリーです。こちら一般の方への販売も行っていますので、後ほどぜひお土産屋へお立ち寄りください」
観客たちから笑いが起きる。
「本戦の皆さんにはぶどうのフルコースを堪能していただきます。全ての課題をクリアされた方が優勝、タルトやケーキをたんまり持ち帰ることができますよ」
「どうぞ……」
時子にゼリーを配され、
奈倉 藍
は本日何回目かの幸福感に包まれていた。
(うわ〜ゼリーも美味しそうです〜)
彼女は余裕のタイムで予選を通過。わりと優勝候補の筆頭だったりする。
(こんなに甘いネコーゼが食べられて、幸せ)
「皆さんゼリーがまわりましたね。それではスタート!」
大食い大会の本戦の始まりだ。
カフェのほうでは、本日のアルバイターたちが遠巻きに大会を見届けつつ、各自休憩モードに入っている。
「皆さんもどうぞ」
会場から戻って来た時子が、彼らにゼリーを渡していく。
「うーんやっぱり甘い。ネコーゼは何に加工しても美味しいな!」
と
宮田 厚
。
「こっちも味見してみて〜」
花厳 望春
が焼きたてのパウンドケーキを届ける。
「ジャムをたっぷり使ってデリシャスなお味だよ〜」
後木 真央
、
佐藤 英二
がいち早く味見する。
「これは美味しいのだークラスのみんな分持って帰りたいくらいなのだ!」
「うん、ジャムとこれは家へのお土産にしたいな」
各自舌鼓を打つ。
「大会、盛り上がっているねい」
こちらはチラシ配りに専念した
呉井 陽太
。
「ぶどうの大食い王を決める大会……天下一ぶどう会」
すぐ横に座る
志波 武道
がぼそっとつぶやいた。
「ん、武道君なんか言ったかい?」
「……いや、名前が近いからか、何だかぶどうに親近感が沸いてね」
「また来年もぶどう狩りに来たいねい」
「だな、またみんなで来よう」
お土産屋ブースには交代交代で店番がついている。
「ぶどうジュースですね、ありがとうございます!」
今は
羽生 碧南
と
塔ヶ崎 璃亜
が任されている。売れ行きは好調のようだ。
「完売しそうですね」
在庫を確認しながら璃亜。
「だねー、持ち帰りたいから自分用少し確保しておこうかな」
「その方がいいかもしれませんね」
お客さんの足が遠のき始めたので、またジャムヨーグルトで気を引こうとジャム瓶をあけようとする璃亜。
(それにしても)
準備しながら思う。
(今回は平和に終わりそうですね)
薄幸アルバイターに不運はつきものなのだが、今回は何事もなくいきそうだ。
「……あれ、瓶がきつくてなかなか開かない」
グググ、と力を入れる。
ポン
渾身の力で蓋をひねったと同時に、勢い余って手が滑り瓶が上空へ投げ出された。
「あ」
と声を出したときには、璃亜のおでこに瓶が落ち、ゴッという鈍い音が鳴る。
「い、いたあい」
さらにジャムがこぼれだして璃亜の髪の毛に。
「うーベトベト……やっぱりこうなるさだめなのですね」
運命には逆らえないのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月13日
参加申し込みの期限
2015年01月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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