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【体育祭】白黒つける、玉入れニャン!
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護はカメラを持った状態で立ち止まっていた。顔だけが忙しそうに動いている。親子連れに目を引き寄せられ、通り過ぎる賑やかな集団には声が届かなかった。
見る間に熱意が奪われて頭が下がっていった。沈んだ目にカメラが映る。護は唇を結んで顔を上げた。
「……部長に頑張るって言ったよね」
囁く声は弱々しいものの、しっかりとカメラを構えた。
その時、後方から明るい笑い声が聞こえてきた。振り返ると青いジャージの二人組がこちらに歩いてくる。頭には体育祭に相応しい鉢巻きを巻いていた。上級生の女子というハードルの高さに一回は横に退き、強張った表情で前に立ち塞がった。
「あ、あのー、写真を撮ってもいいですか?」
立ち止まった二人は同じような反応を示した。護のカメラに訝しげな視線を注ぐ。
「あ、あの、僕は、あ、怪しい者では――」
動揺を抑え切れない様子で、そうだ、と声を上げた。腕に嵌めた新聞部の腕章を二人に見せ付ける。
「ああ、取材の写真ね」
二人の態度は一気に軟化した。これでいいかな、とお互いの腰に手を回して笑顔でピースサインを作った。
「あ、あのー、自然な感じでお願いします」
「えー、なんでよ。こっちの方が、かわいいじゃん」
不満げな二人を困った表情で何とか宥めて、護は数枚の写真を撮ることに成功した。
「先輩方、ありがとうございました」
「いいって、いいって」
最後は砕けた口調で去っていった。大きな溜息で見送ると、護はカメラを携えて歩き出す。
「次はお弁当の時かな」
人の流れに乗って進んでいくと、よく通る声が耳に飛び込んできた。護は声を頼りに足を速めた。
「玉入れの受け付けはこちらです! 人数に制限はありません! どなたでも参加できますっ!」
白い猫耳カチューシャを頭に付けた優菜が声を張り上げた。胸に抱えたチラシを行き交う人々に見せて回る。何人かが受け取って黙読をしているようだった。
「……運動が苦手な僕だけど、玉入れならできるかも」
自身の言葉に頷き、護は迷いのない一歩を踏み出した。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
30人
参加キャラクター数
22人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月06日
参加申し込みの期限
2015年01月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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