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【体育祭】白黒つける、玉入れニャン!
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体育祭の実行委員が集まるテントには長机が横一列に並べられていた。簡易椅子に座って各々が受け持った仕事をこなしている。
その中に
八神 修
の姿があった。開いたノートパソコンに競技の記録を書き込む。同時進行で新聞部の記事の原案を練り、通り掛かった実行委員の一人に細々としたことを伝えた。
画面から目を離した合間に修は大きな伸びをした。気分的な余裕が生まれて周囲に目がいく。
「あれは落し物なのか」
長机の一方の端に縫い包みが置かれていた。頭くらいの大きさの綿毛に近い。よく見ると長い耳のような物が付いていた。胸の部分には体育祭のテーマ、虹色の模様が見て取れる。
「生徒の持ち物か」
ノート―パソコンの画面に目を向けて、何かに気付いたかのように顔を上げた。左手から青いジャージを着た
志波 武道
が速足で歩いてきた。中に着た白いシャツの中央に円形の虹が描かれ、爽やかな一滴を囲んでいる。
目にした瞬間、修は立ち上がっていた。
「実行委員長、お願いがあるのですが、よろしいでしょうか」
「俺にできることなら、なんでも言ってくれヨー。弟を下さい、ってのは却下だけどな、HAHAHA」
陽気な武道に少し安心したのか。修は表情を和らげて言った。
「得点ボードへの点数表示を変更して貰えませんか。自分で行けばいいのですが、少し打ち込む内容が残っていて持ち場を離れ難い状態が続いていまして」
「オッケーオッケー、フットワークの軽い俺が引き受けた! あー、それと迷子とかはいないか?」
「まだ、そのような報告は受けていません」
「そっかー、家族連れが多くなってきたから、ソッチ方面も考えないとな! 何かあったら、また俺に言ってくれ。放送部に駆け込んでアナウンスをタノンジャウよ!」
武道は親指を立てて笑った。心強いです、と修が一礼したところに
遠矢 護
が小走りで現れた。手にはカメラを持っている。
「あ、部長、これから新聞部として写真を撮ってきます」
「しっかりな」
「はい、頑張ります」
護は武道に向かって頭を下げると、被写体を求めて人混みの中に分け入った。
「俺は得点をチョコチョコと直してくるかな!」
「よろしくお願いします」
修が点数を伝えると武道は爽やかな笑顔で走り出す。
入れ代わりに鼻息の荒い
後木 真央
が駆け込んできた。気合は服装からも窺える。白い長袖のトレーナーに黒いベストを羽織り、背中には鮮やかな虹と猫が描かれていた。
「新聞部の部長に報告なのだ! 真央ちゃんはお弁当を食べる一等地をブルーシートで確保したのだ! 三段重箱で皆をおもてなしする予定なのだ!」
「真央の楽しい気持ちは十分に伝わるが」
「わかっているのだ。修ちゃん部長にもお弁当をお裾分けなのだ♪」
助かるよ、と修は笑いながらも部長の役目を忘れない。
「新聞部の部員としても頑張って欲しい」
「もちろんなのだ。皆がお弁当で笑顔になった瞬間を激写するのだ♪」
「後木、その弁当には俺の分もあるんだよな」
真央の傍らに立ったのは
桜井 ラッセル
であった。長い金髪を三つ編みにして軽く首に巻いている。
「ラッセルちゃんには真央ちゃん特製の爆弾おむすびをあげるのだ♪」
「そのネーミング、なんかこぇーよ。食ったら腹が爆発しそうだぜ。おっと、そうだった。八神、次の競技はなんだ?」
「次か、次は確か」
修がノートパソコンを操作した。長くなりそうな予感がしたのか。お先に失礼なのだ、と真央はグラウンドの方に走っていった。
「玉入れの予定だ」
「そっかー、玉入れか。あれだな、ろっこんで鳥になったら簡単に入れられそうだよなー」
「そうか、その手があったか」
修は顎先に手を当てて思考を巡らせた。その様子にラッセルは、おいおい、と焦った様子で手を振った。
「玉入れに俺は黒猫組で参加する。桜井も同じでいいな」
「まー、いいけど」
「隠れて鳥に変身したあとは上空からカゴを狙えばいい。俺が手招きで玉の補充を行う」
「冗談で言ったんだが、本当にやるのかよ」
修の表情は真剣でラッセルにも十分に伝わった。後頭部に手を当てて、マジかー、と空を見上げた。
「まー、兄貴的には頼られたら頑張るしかねーけど、失格や点にならなくても怒るなよ」
「わかっている、連帯責任だ」
「まったく、鳥使いの荒い奴だぜ」
ラッセルは笑いながらウインクをした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
30人
参加キャラクター数
22人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月06日
参加申し込みの期限
2015年01月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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