【体育祭】白黒つける、玉入れニャン！｜リアクション

【体育祭】白黒つける、玉入れニャン！

　放送室で落し物のアナウンスを済ませた彰尋が不格好なおむすびを口にした。妙に塩気が効いていた。砂を噛むような音がする。具の代わりに塩の塊が入っていた。
「酷いおむすびだ」
　笑みを浮かべた彰尋は全てを平らげた。兄が渡してくれたペットボトルのお茶のキャップを捻る。
「……暇な時、弟妹に料理を教えるか」
　直に口を付けてお茶を呷る。
　その間に用意した曲が連続で流れた。穏やかな曲調は次第に変化して最後を大いに盛り上げた。

　――最高の盛り上がりの中、体育祭は佳境を迎えようとしていた。

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あとがき

担当マスター：黒羽カラス
ファンレターはマスターページから！

エキシビションのような扱いですが、玉入れも立派な競技です。
ちゃんと白黒が付いて勝者と敗者が出ました。
その後は待望のお弁当タイムです。それぞれが楽しんで過ごされたことと思います。
重箱を持ってくる強者もいて、充分にお腹も満たされて最後の種目に入ります。
全ての競技が終わった時、真の勝者が決定します。結果を知らない私もドキドキです。
体育祭に関わった全ての人が、楽しかったなぁ、と思える最後を期待しています。

寝子島の秋が本格的に始まりました。今後、どのような展開を迎えるのでしょうか。
体験する全ての事柄が皆様の楽しい思い出になればいいですね。

参加された皆様、ありがとうございました。
また次のシナリオでお会いできたら嬉しく思います。

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