this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
みんなで、栗三昧!
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
17
つぎへ >>
【その4】
雅人と
屋敷野 梢
、
鴇波 羽衣
の三人がいるのは、一番奥の調理台だった。
『栗三昧の会』のポスターを見て、「栗が食べ放題!」とばかりに、他の二人を誘ったのは、雅人だった。
三人は、以前一緒に焼き芋をして食べた仲である。そして今回は、その時の残りのサツマイモを使って、栗とサツマイモのモンブラン、略して『芋ンブラン』を作ろう、ということになったのだ。
「それじゃあ、二人とも、今日はよろしくお願いしまーす♪」
猫のワンポイントの入ったエプロン姿の雅人が、気合満点で調理台の前に立ち、梢と羽衣に声をかける。
「少し勉強して来たとはいえ、ケーキは作ったことないので、千鳥君の作り方にあわせまーす! 下処理とか、お任せ下さーい!」
胸のあたりに大きなポケットのあるエプロンと、頭にはバンダナを巻いた梢がそれへ返した。
「モンブランは作ったことないから、今日は、雅人くんが先生だね! あたしも、下ごしらえとか皮剥きとか、お手伝いを頑張るよ!」
製菓部でも使っているピンクのエプロンと、おそろいの三角巾という姿で言ったのは、羽衣だ。
「了解。じゃあまず、栗とサツマイモの下準備からやるよ。食材は、しっかりと洗って綺麗にしてね」
うなずくと、雅人は二人に作り方の説明と共に、何をやってほしいかを指示し始めた。
その指示にしたがって、梢と羽衣もてきぱきと動き始める。
やがて栗が茹で上がり、持参した炊飯器で蒸していたサツマイモも蒸し上がると、三人は皮を剥き始めた。
イモの方はともかく、栗の皮剥きはそれなりに大変だ。
「栗の皮は、下の方に包丁入れて、上に持ち上げるようにして、ぐいっと剥くんだって、お母さんが言ってたっけ」
家を出る時、母親に言われたことを思い出し、羽衣は包丁を栗の皮に当てた。
「こう……! かな……?」
「うわ……」
えい、とどこか危なっかしい手つきで、栗に刃を入れる羽衣に、雅人が思わず声を上げる。
「え……。雅人くん、どうかした?」
「ううん。なんでもない。……怪我しないように、気をつけてね」
慌ててかぶりをふって、雅人は返す。
「千鳥君、心配症ですねー。大丈夫ですよー。ね、鴇波さん」
横から笑って言う梢は、話しながらも慣れた手つきで皮を次々に剥いていた。
「うん、大丈夫!」
羽衣もうなずき、改めて真剣な顔つきで、栗を剥き始める。
やがて全ての栗とイモの皮剥きが終わると、羽衣は小さく息をついた。
「集中してると、結構疲れるなあ。雅人くんも梢ちゃんも、手際よくて、すごい……! やっぱり、日ごろから料理してると違うんだね。あたしも、もっとがんばらなきゃ!」
「毎日少しずつやると、そのうち慣れますよー」
笑って返し、梢は雅人に尋ねる。
「次は、どうするんですかー?」
「これを一度裏ごしして、牛乳を混ぜてから、もう一度裏ごしするよ」
雅人は言って、さっそく裏ごしの用意を始めた。
雅人が考えた芋ンブランは、時間がかかりすぎないよう、土台の部分は生地を作らず、丸くくりぬいた食パンで代用するつもりだった。
なので、サツマイモと栗のクリームが完成すれば、半分以上ができたも同じだった。
三人で、せっせと裏ごしを繰り返し、やがてクリームが出来上がる。
「あ、クリームをうにょーんって乗せるやつ、やってみたい!」
羽衣が絞り袋に入れられたクリームを見て言う。
「いいよ。じゃあ、気をつけてね」
うなずいて、雅人が絞り袋を彼女に渡した。
丸型にくりぬいた食パンの上に、羽衣は真剣な顔で、うにょうにょとクリームを乗せて行く。
「えへへ、楽しい!」
一つを終わって、息を一つ吐き出し、羽衣は笑う。
盛り上がったクリームの上に、雅人が裏ごしする前に別にしておいた茹で栗を乗せる。
「これで――」
完成、と言いかけた雅人の傍から、梢がエプロンのポケットから取り出したものを手に、言った。
「料理は視覚からと言いますし、デコレーション用のチョコとかペパーミントとか、いろいろ持って来たんですよー」
そうして、雅人が置いた栗の近くに、チョコを挿し上から粉砂糖を少しまぶすと、次は砂糖菓子とミントを添える。
デコレーションを終えると、彼女は少し離れて具合を見る。
「おー、結構本格的に見えますね! お菓子屋さんに、売ってそうな出来栄えです」
満足げな声を上げる彼女に、羽衣と雅人も目を見張る。
「すごい……! 綺麗で、可愛いね」
「うん。なかなかいいよ」
うなずくと、雅人は言った。
「じゃあ、どんどんクリームを乗せて、飾って行こう!」
「うん。クリームは任せて!」
「デコレーションは、私がやりまーす」
羽衣と梢もうなずく。
こうして三人は、芋ンブラン作成にまい進するのだった。
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
17
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
みんなで、栗三昧!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
織人文
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月04日
参加申し込みの期限
2015年01月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!