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ろっこん模擬戦
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●●●恋のカタチ、愛のカタチ●●●
夢なのか、幻なのか、この世界では判断が付かないことが多い。
愛すべき相手が出てきたとしても、戦う。
それは互いにとって望んでも、望まなくともだ。
「決着はトドメ込。鬼に破れた一寸法師は足下に擂り潰れるのがお似合いだろ?」
「いいだろう。鬼らしく貴様を踏み砕いてやろう…足掻いて見せろよ、破廉恥小人」
互いに恋心を抱く
七峯 亨
と
矢萩 咲
だ。
宿敵と称し、その力を認め合う仲であり、力を競い合う者たちでもある。
2人が扉を開いたとき、思い描いて居た場所も相手も同じだったのだろうか。
「さァ前座は上々、いざ参ろうぞ巨躯なる不倶戴天の宿敵よ!此の矮躯もて突き堕とす!」
「抜かせ! 脆弱なる小人風情が! 格の違いという奴を思い知らせてやる!」
示し合わせたかのように咲の言葉が終わると同時に動き出す。
亨は一足、歩みを進めると共に体を縮ませるろっこん【縮身】を使う。
その体を自在に縮ませる能力から自分を一寸法師と呼んでいる。
咲は腕を振りかざし、拳から黒いビームを射出する。
彼女のろっこん【メガエラ・フォース】は負の感情をそのままビームと成すことができる。
本来、ビームを打った後、負の感情の再充填が必要だがこの世界ではその時間が短縮されていた。
何故か常に怒りに支配されているようで、咲は常に不愉快そうだった。
ろっこんを知っているもの同士の戦いというのは珍しいものなのかもしれない。
亨は開幕直後に【縮身】を使い、咲の【メガエラ・フォース】を回避。
だが、亨に回避されることを見越した咲が投げつけた竹刀を避けきれずに移動を阻害された亨。
亨の作戦は【縮身】を利用した咲の服の中での戦闘だ。
小さくなった体では移動距離が多くなるため、接近を阻害されるのは痛手だ。
それを理解しているのか、咲は【メガエラ・フォース】の再充填を待つ。
とはいえ、亨も黙って見ているわけではない。
出来るだけ最短距離を、咲の攻撃を注意して進む。
竹刀を失った咲は近接攻撃と充填時間のかかるビームが攻撃手段となる。
充填時間中は距離をとるのが最良だと考える。
バックステップをしながら、いつもより早い充填期間を待つ。
「それは悪手だぜ? 姐さん」
だが、亨は咲の想定以上の早さで素手の間合いに入ることが出来た。
舌打ちをする咲はストレートを繰り出すが、体を捻った亨に回避されてしまう。
さらに亨は体を縮ませ、咲の腕の袖にぶら下がることが出来た。
「ちっ…だが悲しいかな、身長差はそのまま攻撃力と防御力の低さに繋がる…」
咲は服の裾を虫を潰すような動作で叩く。
そこにはすでにいない亨は服の中に侵入し、用意していた裁縫針で腕のツボを刺す。
想像以上の痛覚に呻く咲だが、腕を洗い流す動作で亨を排そうとする。
「逃げられない攻撃をすれば即貴様の負けだ!」
服の内部からは見えない咲の攻撃を、亨は間一髪のところで回避できた。
小さくなった亨には建物が自在に動き、攻撃されるようにも見える。
その攻撃の回避は容易ではないが、小さいが故に安全な場所というのは出来る。
「なら逆に、逃げ切れれば俺の勝ちだぜ!」
背中部分に進んだ亨はツボを針で刺す。
痛覚を刺激される咲は背中だと手が届かないため、思い切りよく倒れ込む。
そのまま何度か腹筋の要領で背中を地面にこすりつける。
端から見れば不思議な光景だが、立派な戦闘である。
不意の浮遊感に亨は腕の方へと逃げ出す。
倒れ込みの攻撃は意外と逃げ場がないのだ。
肩に力を込めていたりすれば空間が出来るのだが、相手は咲。
その可能性はないだろうと急ぐ。
「ぐぁ!?」
亨の叫びは体が小さくなっても咲に聞こえた。
咲は倒したか、と思うが油断は禁物。
肩、腰、腹部、違和感のある所もない所もに虫を潰すようにたたく。
どの攻撃も亨の小さいからだには致命傷になりうる攻撃だ。
今回は死闘。手加減は不要なのだと咲は思う。
亨は再度間一髪のところでよけたかと思ったが、両足を持っていかれた。
複雑骨折のようになっている足に激痛が走り、耐えるように歯を食いしばる。
咲が状態を起こした後の手の攻撃も亨の足では逃げられず、落ちる体を支えられなかった。
しかし、途中で発見した布に捕まることが出来、落下は免れた。
「ひぁっ!?」
思わぬ衝撃に咲は変な声を上げ、胸部を守るように腕を動かしてしまう。
亨が発見した布は胸部を守る下着で、落下の衝撃を受け止めた下着がずれを発生させた。
普段ならばこういった攻撃を繰り返す亨だが、最後の好機と見る。
【縮身】を解除し、元の身長へと戻る亨。
急に膨れ上がった内容量に耐えきれず服が破け、背後をとった状態で亨が出現する。
足が使えない状態になっているため、首を折りにかかる。
「もらったぁ!」
「甘い!」
胸部を守っていた咲は振り返りもせずに亨の身長が戻ったことを理解した。
この状態から裏拳や頭突き、倒れ込みをしたとしても十分なダメージを与えられない。
ならば、と自らの拳を胸の中心に置き、能力を発動させる。
咲から放たれた【メガエラ・フォース】は咲を貫き、亨をも貫いた。
次に気がついた時には2人はそれぞれ白い世界にいた。
咲は自身が貫いた体を確認し、異常がないことを確認する。
亨も自らの足で立っていること、激痛が走っていないことを確認した。
2人は深呼吸し、扉をあける。
二本勝負といったからには、もう一本勝負するのが筋だろう。
扉の先にお互いの姿を確認し、二本目を始める。
「前より重かったぜ姐さん。それに一杯食わされたぜ」
「そっちもまた素早くなったな…だが次に勝つのは咲だ!」
笑みを浮かべ、攻防を続ける2人。
「カタぁひと踏みでつくぜ。鬼さんこちら、手のなる方へ」
「これで終いだ。精々祈りを済ませておけ」
お互いの全力をぶつけ合う、その姿も2人らしいのかも知れない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御宮 久
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
25人
参加キャラクター数
25人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月29日
参加申し込みの期限
2015年01月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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