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ろっこん模擬戦
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●●●全力には全力で●●●
昼下がりの遊園地に甘い時間が流れる。
若干の下心と共に彼女をフリーフォールに誘い、それどころではなくなってしまうカップル。
ハートマークを象ったストローで大きめのジュースを一緒に飲むカップル。
様々なカップルが行き交う中、戦いを繰り広げる者達がいた。
「その辺のカップルとか! 邪魔だし! 骨削も紛れちまうし…どこ行きやがった!?」
大広場で息荒く周りを見渡す
近石 簾
は混沌を好むクラスメイトを探す。
その隣でまがまがしい盾を両腕に付けている簾の先輩、
血陣 遵
は苦笑いをこぼす。
タッグを組んで挑んでいるのはそれだけ相手が厄介だと言うこと。
「修練なんざごめんだが、折角来たなら面白おかしくぶっ壊してやるよぃ~」
何かのアトラクションかショーだと思い込んでいるカップル達。
その間から顔を覗かせ、煽ってくるのはその相手、
骨削 瓢
であった。
瓢はろっこん【悋気の独楽】を使用し、局地的な竜巻を起こす。
黄色い声を漏らす女子達とは対照的に遵の盾に隠れる簾。
「あはは~」
瓢の能力の発動条件は自分以外の人による恋愛模様を確認することだった。
普段は使い所が難しい能力もこの世界ではクリアされる。
瓢にとっても得難い経験ができる場所だった。
「くっそ! ちょこまかと!」
竜巻が弱まってから簾は眼鏡レンチを取り出し両掌で挟む。
簾のろっこん【Titan's Toolbox】はレンチの大きさを任意の大きさにできる能力だ。
質量も伴って増えるため、振り回すなら適した大きさにしなければならない。
今回の大きさは簾を起点として瓢に攻撃が加えられる大きさ。
かつ、カップルに当たらないようにする事なのだが、これが難しい。
「…大丈夫かなぁ」
遵は簾の攻撃で引き裂かれたカップルが喧嘩をしているのをみて心配になる。
大事には至らないようだし、ちゃんと避けているところを考えると、心配しなくてもよいのだが。
そんなことを考えていると別の場所から竜巻が発生する。
慌てず急いで黄砂を防ぐ為に盾を構える遵。
盾、と言っても遵の盾はろっこんで作り出したものだ。
【鉄血の盾】と命名したその能力は自分の傷口に触れて念じる。
そうすることで血を固めて鉄錆色の盾を両手に装着させることができる。
「血陣先輩! 何とかして骨削と対峙しようぜ…っす!」
「そうだね。カップル達を何とか出来ればいいんだけど…」
遵の盾の後ろに居る簾は血の気が多い発言をする。
現実的に考える遵は策を巡らせる。
道場の中の遊園地の大広場はフツウの倍ほどの大きさはある。
おそらく簾や瓢が十二分に能力が使えるようにするためだろう。
そこに配置されたカップルは巨大レンチにも黄砂にも負けず、ギャラリーを続けている。
「簾君、レンチの巨大化、って回しながら出来るかな」
「…できるっすよ!」
意図を理解した簾はうれしそうにレンチを横振りしながら巨大化させていく。
するとカップル達はそれを知っていたかのように丁度当たらないところまで待避する。
そのとき、瓢の姿が露わになる。
「見つけた!」
「おや~ん?」
簾の声に気が突いた瓢は簾と遵を見る。
自分が黄砂の影響を受けないためだろうか、ガスマスクを装着した瓢。
その手に作った黄砂をまき散らす竜巻を放つ。
遵は簾を守るように間に入り、盾を構える。
そして、後ろの簾と顔を見合わせ頷き合う。
簾もにやりと笑い、ポケットから取り出したソケットレンチを巨大化させる。
遵はソケットレンチの先端に乗り、弱まった竜巻を貫通し大きくなる。
先端部分が壁のようになり、その上から遵は飛び降りて攻撃の構えを取る。
「ほぉ~、竜巻をこえるとはねぇ~」
感心の声を上げて、ソケットレンチに触れる瓢。
まだ気が付いていない様子の瓢を頭上から片方の盾で攻撃する。
なんとなしに上をみた瓢が遵に気が付き、避けようと動く。
同時にスコップを構え、衝撃を減らそうとする瓢。
「覚悟、ってところかな」
結局後輩頼りになった、と申し訳なく思いながら瓢と衝突する遵。
避けきれずスコップを頼りに攻撃を受けた瓢に後ろからの攻撃が入る。
簾の巨大化したチェーンレンチだった。
「どうだ! 骨削!」
見えぬが手応えがあった簾が叫ぶ。
しかし、不意に自分以外の力が入り、チェーンレンチを手放してしまう。
何事か、と思ったがすぐに理解した。
「さすがだねぃ~」
瓢の竜巻がチェーンレンチを持っていったのだと。
ソケットレンチを迂回してきた瓢は肩に傷を負っていた。
遵の攻撃がスコップを破壊し、肩に攻撃が出来たところまではよかった。
その後、手応えが有ったのは遵のもう片方の盾を攻撃していたのだ。
そして、遵と一緒にチェーンレンチは竜巻の餌食となった。
知らず後ずさる簾はそれでもソケットレンチを巨大化させて応戦しようとする。
瓢は頬杖を付くと、簾の周りに竜巻を発生させた。
黄砂と風に耐えきれず、簾はその場に倒れてしまう。
「お疲れさ~ん、楽しかったわ。また死合おうや」
「かーっ! 悔しいなぁ! リアルじゃこんなの無理だから、また普通に遊ぼうぜ!」
「お相手、ありがとう」
試合終了、と言った感じで瓢は揺らめくように手を振り、一足先に白の世界へと戻っていった。
倒れる簾と戻ってきた遵も普段と変わらぬ挨拶をする。
一応、とチェーンレンチが当たった話を簾にする遵。
「すまねぇっす、まさかチェーンレンチが当たってたとは…」
「いやいや、大事になってないから大丈夫だよ」
簾は頭をかきながら謝る。
本当は痛みが有るが後輩の前だからと笑顔で返す遵。
たまにはこう言うのも悪くない、そう思う3人であった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御宮 久
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
25人
参加キャラクター数
25人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月29日
参加申し込みの期限
2015年01月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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