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●●●いつもの場所で待っている●●●
王道を行くのが物語ではない。
王道を阻むものも、また物語の主人公なのだ。
これは、ヒーローと悪役の魂のぶつかり合いを描いたストーリー。
「どうした人間。この程度か」
低い声が採掘場に響く。
悪役の装いをまとった風雲児 風雲急は腕を組みながら、今しがた飛ばした相手に聞く。
彼は今、『超武神テッカン』となり、とある人物と決闘をしている。
あちこちがすすけた状態で尚立ち上がるのはその相手、
風雲児 轟
だ。
彼は普段、寝子島でヒーローを自称している『ザ・ストレイト』の人間の時の姿だ。
そう、その『ザ・ストレイト』の姿ではなく、人間での戦闘を行なっていた。
「ここに来たのは多分、心のどこかでどこまで理想に近づけたか確かめるきっかけがほしかったから…」
何とか立っていられる状態の轟は、それでも言葉を紡ぐ。
彼を動かすのは鍛えている身体でもあるが、それ以上に意志の力が大きい。
どんな時でもヒーローとして振る舞い、自ら構築した『正義論』を目指す。
「なら、寝子島を守る為の力は、今は不要!」
だから轟は高らかに宣言する。その正義に近付いている事を証明するために。
テッカンの攻撃は重く、防御も堅い。
そして、彼もまた『悪役』の頂きを目指し、遥か高みに居る存在。
「力を使わぬのは放漫、いいや、傲慢というところか」
テッカンはゆっくりと轟に歩み寄り、ある程度の距離の所で構えを取る。
轟も構えを取るが、負ったダメージが大きいのか、不恰好に見える。
「決意だけは美しいが、何の意味もない」
「俺には俺の、理想がある!」
叫びながら轟は特攻する。
まるで殺陣のようにテッカンも轟の攻撃を受けるが、その印象は攻撃をさせなくしているだけ。
轟が蹴りを繰り出したところでその足を掴み、持ちあげて転ばせるテッカン。
立ち上がろうとしたところで轟の腹に蹴りを入れ、岩にぶつける。
「ぐっ…」
呻く轟の髪の毛を掴んで頭を上げるテッカン。
「時間の無駄だったかもしれないな」
その一言を呟いて轟の頭を地面に叩き付ける。
意識が飛んでも可笑しくない力を込めたテッカンは轟を捨て置き、採掘場を後にするため歩き出す。
だが、轟は立ち上がった。
何故、立ち上がれるかは本人にも分からないが、やらなければならない事は分かっていた。
「これが、今の俺の、理想の全力、だ…!」
テッカンに向かって行く轟は距離を詰める。
程よい距離で震脚をし、右ストレートをテッカンの背中へと放つ。
テッカンはこれを防がず、威力をそのままに受けるが、ぐらつく程度だった。
振り返ったテッカンが何かをした時、轟は白の世界に戻ってきていた。
疲労や怪我もなく万全とも言える状態になっており、轟は不思議に思うが同時に負けたのだ、と納得する。
「……今度、久々に親父に連絡してみようかな」
最後のテッカンは満足そうに見えた。
現実でも今、手合わせをしたら、どうなるだろうか。
『超武神テッカン』をしている父、風雲急を思い返していた。
●●●白兵戦の花道●●●
フツウを守るため。
それだけの理由で与えられた力を奮う者も少なくない。
そして、この場所にもその力を磨く者が居た。
「間合いが一緒だとやりにくいべ」
「それはこっちも同じだべ」
距離を取って最初に声を発したのは
鈴野 海斗
であった。
優男な印象を受ける外見からは想像できぬ力で跳躍し、道路に着地する。
腕を回しながら調子を整えているのは、これまた海斗であった。
彼が海斗と異なる部分は緑の髪と黒い肌程度であり、他は能力に至るまで一緒である。
扉を開けると広い駐車場に現れた海斗は程なくして現れた彼と交戦する。
鍛錬という事もあるが、彼が海斗を襲ってきた、というのもある。
「やられっぱなしは嫌っちゃよ」
襲ってきた彼に戸惑っていた海斗は相応のダメージを負わされてしまった。
海斗自身が接近した時に相手を倒す以外の事を考えていてはだめだと思っていたのにも関わらず。
だからという訳ではないが、やり返すために海斗は動く。
海斗と彼のろっこん【旧軍の亡霊≪勇≫】はアドレナリン作用を強化する。
筋肉が強化される他、多少のダメージなら感じなくなる能力だ。
思考がどこまでコピーされているかは分からないが、致命打を受けなければガード不要と海斗は考える。
「特攻なんてさせないっちゃよ」
少しでも勢いを減らそうと考えたのか、傍に有った車のサイドミラーを取り、海斗へ投げつける彼。
それをものともせず、真っ直ぐに海斗はストレートを仕掛ける。
たまらず両手でガードをする彼に、海斗は続く片手でベルトを掴む。
ストレートの腕を引きつつ、ベルトを持ちあげるように力を込め、彼を転ばせる。
「あれ、痩せたっちゃか?」
海斗は軽口を叩くも次の一手を打つ。
転んだところから来る彼の足払いを避け、起点となる腰部分を強打する。
呻きながらも仕掛ける彼の攻撃を受けないために距離を取る海斗。
「ひどいっちゃね。仮にも分身っちゃよ?」
「だからっちゃよ。何考えてるかわからんっちゃから」
若干のダメージ、とでもいうように埃を払いながら立ち上がる彼。
例え分身だとしても、今は別個体であることに警戒をする海斗。
先程の攻撃も急所を狙われていなければ避ける必要は本来なかった。
あの状態から急所を狙ってくるのも、相当のものだろう。
飛ぶように互いの間合いに入り、数合打ち合い、離れる。
この流れが出来始めて、お互いの体力も限界に近くなってきていた。
能力の限界でもあるが、能力以外のアドレナリンも出てきているのだろう。
先行を取ったのは彼で、デンプシーロールのように揺らめいて海斗に向かう。
海斗は迎え撃つ形で彼の攻撃が放たれる瞬間を狙って斜打を放つ。
互いの腕が交差し、どちらもの顎を捕らえ、2人はその場に崩れ落ちる。
「…いい、動きだっちゃよ…」
「そっちこそ…いい拳だっちゃ…」
意識が朦朧とする中、お互いを称え合う。
だが、能力切れの時間が来たようでお互いのダメージが今になって自覚する。
変な声が重ねて聞こえる、何とも不思議な空間になった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御宮 久
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
25人
参加キャラクター数
25人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月29日
参加申し込みの期限
2015年01月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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