this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ろっこん模擬戦
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
12
つぎへ >>
●●●武器持たぬ兵器●●●
ろっこんの中には単純な能力もあれば、複雑な能力もある。
発動が困難な能力や使い方が限定されている能力など、本当に様々だ。
加えて、最近になって性質の変化や発動条件の変化など、ろっこん自体の変化も増えてきた。
彼、
八神 修
もそのろっこんの能力が強化された者の1人だ。
修のろっこん【分解】は単純な能力で、その名の通り物体を分解する能力だ。
発動条件は精神を集中し息を止め対象に触れている事だった。
それに加え、精神を集中し、息を止めていれば見ている物も分解できる事ができるようになった。
「音以外に行動パターンも読まれているのか」
修は今、修自身と戦っている。
バイクで彼との距離を取るが、ルートを塞ぐかのように電柱が倒れていた。
仕方がない、と選ぶルートの先に待ちかまえていたり、何かしらの罠があるだろうと判断する。
「だが相手も俺なら、最適化した行動が逆に読み易い」
修がとる行動は予測がつき、かなり高確率にそうなるだろう。
だからこそ、行動の読み合いになる。
電柱の一部を分解し、そのままバイクで突っ切る修。
次の十字路を回り、『作戦が失敗したときに』通るルートにある建物を分解する。
(来た!)
音で判断する修は、分解された建物の一部が崩れ落ちる時を見る。
しかし、音はする物の彼は姿を現さず、バイクの音は落下音にかき消される。
一手が足りない、いや、一手多かったのかもしれない。
どちらにせよ止まっている意味は薄い。
次の一手、さらに次の一手を考えながら、道や物を分解していく。
その度にお互いの姿はなく、決着の瞬間は訪れない。
派手な破壊音が響かず、分解による塵が空気を淀めていた。
バイクを降り、彼が通ったであろう道を修は確認していた。
時折、不可思議な箇所に建物が分解された跡がある。
まるで、通った道を示しているかのようなその跡の意味を探っているときにそれは起きた。
「…!?」
大きな落下音が聞こえたと思い、振り返ると調べていた建物の一部が瓦礫となって崩れてきた。
さらに、その次の建物、という風に落ちてくる瓦礫がまるで追ってきているようだった。
「まさか町ごと! ならば俺は!」
町ごと分解する力は無いが、着実に追いかけられている。
雌雄を決するのは恐らく一瞬。
強力なろっこんを持っても活用する頭が一番恐ろしく、その片鱗を見ているようだった。
そう早くない足で走り出し、瓦礫の落下を避けていく修はバイクに乗る。
エンジンをつけて発進してから数秒後に止めてあった場所は瓦礫の下敷きとなった。
修の動向を把握しながら遠くを見渡せる場所に修は心当たりがあった。
その場所が見える所まで急ぐが、最短ルートを通れば倒されるだろう。
もしくはもう、最短ルートがない可能性もある。
崩れる場所が少なく、その場所まで確実につけるルートを探さなければならない。
町の近くにある、海岸にほど近い頭一つ抜けている寂れたビル。
恐らくそこの屋上から修を倒そうとしているのだろう。
海岸沿いにいけば、ビルまでの遮蔽物は少ない。
修はそう判断して走る。
だが、程良く近づいた所で想定内とでも言うように少し先の電柱に亀裂が走る。
気がついた修はバイクから飛び降りる。
運転手を失ったバイクはそれでも進み続け、電柱と衝突して爆発をした。
「俺は、最小限で俺を倒す…!」
満身創痍の体を引きずり、近くの建物に入り、屋上に向かう。
距離の心配はなくなったが、確実性の部分で不安を覚える。
だが、修が見上げた先にあたりを確認している彼を発見する。
後の終わりは早かった。
分解に気がついた彼の反応むなしく、寂れたビルの屋上が崩れる。
放り出された形で落下した彼を見ずに海へと向かう修。
「今回は俺の負けだな。おびき出しは成功したと思ったがな」
「やはり生きていたか…海の藻屑にならずによかったと言うべきか」
髪が白く、肌が黒い、別人のような修はずぶぬれになりながら修の手を借りて海から出る。
あらかじめ準備をしていたのか、浜辺に用意されたたき火で服を乾かす彼。
修は改めて礼を言い、握手を交わす。
「今日は有り難う」
「いや、こちらこそ。作ってくれて有り難う」
よかったら、と焚き火を囲む2人はお互いの戦闘を称えあった。
そして、こう考えて能力を使う、ああ行動したらバレやすいなど、反省会を開くのも修らしいと言えよう。
白の世界に戻るまで、2人は語り合ったのだとか。
●●●重ねる想いに速度を添えて●●●
対戦相手に誰ともなく、選んだ者たちも居た。
1人で鍛錬を積むだけではなく、複雑な思考を持つものを相手取る訳でもない。
冒頭にいた光と闇の影はそんな思考を具現したものたちであった。
(…うん、私は強くなりたい)
明確な意志をもった少女は影に対してビー玉を放つ。
緩やかに落下曲線を描くビー玉は影を貫き、ビルにぶつかり弾ける。
貫かれた影は消滅し、代わりと言うように複数の影が漂うように現れる。
彼女、
小山内 海
は弱かった。
純粋な戦闘力ではなく、戦闘を行なうという行為そのものに対しての気持ちが伴っていなかった。
それではいけない、と思った気持ちが道場の扉を開かせたのだろう。
(心構え的な意味で並びたてるようになりたいというか、まぁそんな感じで)
そう思ったきっかけはとある人への想いだった。
フツウの少年、と言いながら剣を学び、戦闘となれば見えぬ速度で相手を倒していく。
何もせずに彼の背中に守られるのは嫌だった。
海は続いてビー玉を取り出し、放り投げる。
その先にあるのは不思議に浮かぶシャープペンシルの線。
両者が接触したかと思えば、シャープペンシルの線に沿ってビー玉は加速をする。
十分武器に成りうるそのビー玉は、先ほどの影と同じように貫かれる。
(うん、少ない本数なら制御は大丈夫)
声を持たぬ海は満足そうに頷く。
それを戦闘開始の合図と認識したのか、影たちが攻撃を開始する。
慌てて線を書き出し、自ら接触して攻撃を回避する。
影たちが持つ剣状のものは十分な殺傷能力があるようで、関係ないはずの木や車などが切られていた。
そして、先ほどまでの緩慢な動きではなく、俊敏に動き回って海を狙ってきていた。
(距離を取りながら、コントロールして…)
海は体勢を立て直し、狙ってくる影と自分の間に右向きの線を書く。
左向きの線も追加し、簡易的な盾を作る。
打ち出すビー玉を取り出し、前へと進む線を作る。
海のろっこん【アクセラレイトライン】は空間に描いた線に接触する事で軌道に沿って物体を移動させる。
加速効果も付いており、最近になって描いた線を動かせるようになった。
固定砲台、というには心許ないが、使いようによっては十分にそれが可能だろう。
放たれるビー玉は影を貫く。
しかし、慣れてきたのか、剣でビー玉をはじくように成った影たち。
簡易的な盾に切りつけた剣がおかしな方向に飛んでいくのを驚いていたが、迂回をするようになった。
学習をし確実に海を追いつめていく。
(動きながら、狙いを定められるように…)
対する海も自らの能力での回避を多用し、線を描き足していく。
描いた線と程々に距離をとってしまうと消えてしまうのは範囲が低いからだ。
悪いことばかりではなく、消えていくため、描ける線は増えていく。
影たちと距離を取ったところで半円状の線を2つ描く。
そこにビー玉を乗せ、片方で加速されたまま、もう片方の線に行く。
さらにもう片方へと行き…加速が続く。
同じ要領で半円状の線を3組作ると、ビー玉を乗せていく。
影たちが近づいてくるところを見計らってビー玉の線を影たちの方向に変化させる。
影たちは見えぬほどに加速されたビー玉にたまらず貫かれていく。
よし、と思う気持ちと同時に動き出す海。
動きながら描く線を増やし、変更し、ビー玉を打ち出す。
加速させたビー玉をどこかに飛ばしてしまう事もあったが、10本ほどの制御については問題なさそうだ。
徐々に自信をつけていく海はそれからもう少し、特訓に励んだのだとか。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
12
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ろっこん模擬戦
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
御宮 久
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
25人
参加キャラクター数
25人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月29日
参加申し込みの期限
2015年01月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!