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●●●空模様は流々と●●●
扉を開けた者の中には1人で居ることを望んだ者も居た。
誰も居ない晴天の寝子島に立つ
邪衣 士
もそう望んだ。
今までの戦いや能力の実験を振り返り、改めて能力の幅を広げようと士は思う。
「まずはまとめだ」
そう言って指を3回鳴らす。
乾いた空気によく響くその音が鳴り終わったとき、天候に変化が現れる。
士のろっこん【天の救い】は小規模な範囲で天候を変化させる能力だ。
「これが恐らく一番使ってる」
士の周りが肌寒さを覚えるほどに霧で覆われる。
身を隠すのには最適であり、戦場では重宝する。
最初に浮かんだのは本当は日光を利用した能力の使用だった。
しかし、その使用方法では凄いことになってしまったため、今回は断念。
「雪は吹雪、霰、霙…なんかにしてるな」
再度指を鳴らし、雪を降らし、風を発生させる。
雷を発生させることもできており、運良く的に当たることもあった。
今発生させている風は砂嵐や砂煙を作り、蜃気楼を作ったこともあるが、砂がないと使えないのも欠点だ。
「これらの応用だが、そうだな…」
振り返り、次は思案する。
日光と霧で蜃気楼を作ること、雷の攻撃以外の使用。
鎌鼬の発生とその攻撃、竜巻の発生。
どれも難易度が高く、その上自分も巻き込まれる可能性の高い技になる。
だが、使い所を判断するためにも実際の威力を感じなければならない。
「既に発生している気象であれば操作は容易なのだが」
言いながら指を鳴らす。
発生していた霧や雪を払うように風が通る。
まずは竜巻。発生させるだけ事象の再現、難しくはないだろう。
そう思いながら風を強く発生させていく。
耳につく風の音は強くなり、木の葉や塵が徐々に円を描く。
風の勢いは増え続け、士は木に掴まるようにして風を防ぐ。
「これ以上は…まずいか」
建物の窓が激しく揺れ、車も踊り始めたところで、立つことができず、地面に掴まる。
指を3回鳴らし、晴れへと変えていく。
竜巻を起こすときはあらかじめ飛ばされない準備をしていなければならない。
「難しいものだな」
次、とばかりに指を鳴らし、霧を発生させる。
霧の濃度を濃くしていき、日光が差し込む余裕を作る。
蜃気楼を人為的に発生させる、その仕組みを構築する。
進化した能力で気温も変化させながら光の屈折を作っていく。
「…ふむ」
だが、天候を変える能力に日光の光量を変化させたり、光の入ってくる方向を変える事はできない。
無論、屈折を多用すれば不可能ではない。
しかし、能力の範囲外に変わり続ける天候があることがあり、今回は成功しなかった。
「限定された空間ならば可能だろうか」
霧を晴らせ、寝子島高校の体育館を目指す。
応用も今回の訓練の課題だが、士が大事だと思っていることがもう一つあった。
屋内での能力の使用だ。
「風と霧、温度の変化も屋内では関係ないが、それ以外も使える様にしないとならない」
戦場は常に変わり続ける。
自分にとって最良の場所であり続けることは絶対と言えるほどないだろう。
士はそれを理解しているからこそ、扉を開いた。
体育館に着いた士は早速能力を使う。
思い描くのは雲を発生させての雷の発生。
過去に試した時は経験不足と判断したが、今ならできるはずと思っている。
外の様子は曇天となり、雷が落ちる準備をする音が聞こえる。
しかし、体育館には何の変化も起こらない。
なにが足りないのか、なにを見落としているのか。
それは分からないが制御が足りないのかと指を鳴らす。
雷が落ち、体育館の照明が消える。
その道筋は不規則で体育館にも落ちてきたのが分かる。
照明が消えた体育館で外を見つめる士。
曇天はただただ続いていた。
●●●力を知ると言う事●●●
綺麗に整頓された荷物が並び、静かに運ばれるのを待つ場所に少女は居た。
風は少ないがスカートがたなびき、少女は深呼吸をする。
とある出来事をきっかけにもれいびとなった少女は自分の力を試すために扉を開いた。
「ここなら誰の目も気にすることなくトレーニングし放題…そうだろ?」
誰ともなく話しかける少女は周りを確認し、戦闘に支障がないことを確認する。
眼鏡を外し、腕まくりをする。
視線の先には重厚な黒い人型ロボット、少女が得た力だ。
「俺は自分の力を知りたい。なら、自分と戦うのが手っ取り早い」
目を閉じて意識を集中させる。
そこに一見大人しい少女のように見える彼、
絹織 真由良
はゆっくりと目を開く。
真由良は地面から吹き上がるような光の柱に包まれ、目の前のロボットと同じ、黒いロボットに変身する。
「力を持った以上はその力を知らなきゃいけない、だから始めよう…”フェノメノン”!」
真由良のろっこん【HARDMETAL PHENOMENON】はロボットに変身する。
しかし、使用後に全身筋肉痛になってしまう事も相まって使い所が難しかった。
もれいびになってから発動したのは今回で2回目だ。
真由良にとってこの世界は最良の訓練場所であった。
「所謂『ミラーマッチ』だ。全力でいかせてもらうぜ!」
少女の外見をした真由良だが、ろっこんの使用時やとっさの時には男の口調になる。
それは闘志が燃える証なのであろうが、真由良は気にしない。
準備完了とみたと思えば、フェノメノンは真由良に向かってくる。
若干の重さを感じながらも、フェノメノンに向かって走り出す真由良。
示し合わせた訳ではないが、お互いの拳がぶつかり合い、火花を散らす。
「勝とうが負けようがどっちだっていい、ただ知りたい…」
弾かれるように互いの拳を引き、逆手で腹部を攻撃する真由良。
フェノメノンは受けた攻撃をそのままに、真由良の腕を掴む。
フェノメノンが回り、真由良が体勢を崩したところに蹴りをいれ、真由良を吹き飛ばす。
「自分の力、そして今の自分がこの力でどこまでやれるかを…!」
立ち上がりながらも思いを口にする真由良。
フェノメノンは追撃を仕掛けるが、真由良は避け、フェノメノンの顔面を殴る。
よろめいた所にそのままタックルをする真由良だが、タイミング良く避けられる。
どちらも動きは鈍重であるが、そこから放たれる力は外見相応。
綺麗に並べられていたはずの重そうな荷物達は2人がぶつかる度に体を浮かせる。
「重たいが、無理じゃない…っらぁ!」
真由良は取り分け重そうな四角い荷物をフェノメノンに投げつける。
フェノメノンは動かずに構え、タイミングを計って荷物を殴る。
荷物は腕にめり込み、中に入っていたであろう何かの液が滴る。
フェノメノンの横に移動していた真由良はストレートを放つ。
しかし、めり込んだ荷物をそのままに腕を振るうフェノメノン。
避けきれずに受けてしまう真由良。
「くっ…これしき…っ!」
腕に力を籠め、立ち上がる真由良が見えたのは荷物から腕を取ろうとしているフェノメノン。
思った以上に枷になっているのか、必死になっていて真由良に気が付いていない。
好機と見た真由良は走り出した勢いをそのままにフェノメノンの腹部に拳を打つ。
取れぬ腕にフェノメノンは回避できず、直撃してしまう。
続けて真由良は2度、3度と追い打ちを掛け、フェノメノンが動かなくなった。
幾つかの電球が割れ、荷物が散乱した倉庫に真由良は勝ちを宣言した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御宮 久
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
25人
参加キャラクター数
25人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月29日
参加申し込みの期限
2015年01月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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