this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
<鈴島海賊の秘宝II>赤い寝子島の冒険
1
2
3
4
5
…
19
つぎへ >>
赤い、砂混じりの突風。
坂内 コウの「オアシスまで走れ!」の声。
「おーい海賊女王!」
薄汚れたシャツを腰で括り、少々丈の足りないズボンに、頭にバンダナという、どう見ても下っ端海賊な格好をした
握 利平
が怒鳴る。
「……なんだか呼び辛いな。
船長
でいいか?」
「構わん! なんだ!?」
砂の向こうから怒鳴り返される。
霞む視界の切れ間に鶏ほどの大きさの影が五つ。
利平は走りながら、背後から迫ってくるそいつを親指で差した。
「あれが石化トカゲなのか?」
「そうだ! 睨まれると石になる! ヤツらの視界の外に逃げ――」
コウの言葉が終わらないうちに、石化トカゲたちが砂を蹴って躍りかかってきた。
コウを庇うように立ちはだかると、利平は握った拳を砂の地面に叩きつける。
「これでもくらえ!」
拳の中で圧縮された空気が、解放されると同時に砂と石化トカゲを二三匹まとめて吹き飛ばす。
「へへっ、簡単にやらせるかよ!」
利平は鼻の下を擦った。ろっこん<にぎりっぺ>、健在である。
コウを庇ったのは利平だけではなかった。
利平と並ぶようにして、小柄な少女のツインテールの髪が揺れる。
双葉 仄
である。
「コウだったか? 取り敢えずここの事を知っているのはお前だけのようだな。故に、沢山の人間の生存を考えると、お前を優先して守らねばならぬようだ」
構えているのは手鏡。砂埃を巻き上げ、仄の前に石になった石化トカゲが落ちた。
「鏡で反射はバジリスク対策の基本だからな……にしても、自分も石化してしまうとは種としてどうか」
突然赤い砂漠にいて、突然石化トカゲなんて生き物に遭遇したにも関わらず、全く動じるところがない。
利平はそんな仄の姿に内心、すげえな、と舌を巻きつつ、<にぎりっぺ>をもうひと発動させた。
今度はトカゲを吹きとばすのが目的ではない。砂の煙幕だ。
「みんな、目を合わすな! 走れ!」
利平が叫び、仄も走る。
他のみんなも散り散りに走りながら、遠方に揺らぐ緑を目指した。
1
2
3
4
5
…
19
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
<鈴島海賊の秘宝II>赤い寝子島の冒険
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
前回シナリオ
<鈴島海賊の秘宝I>海賊女王のピラミッド
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月11日
参加申し込みの期限
2015年01月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!