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【体育祭】熱闘! 寝子高伝統の騎馬戦!
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チーム【一騎当千】がドン引きしていた同じ黒猫チーム……【虹色戦隊】のテンションは開始前からおかしかった。
服部 剛
は与えられたヒーローコスチュームを身に纏って感想を述べる。
「もー、ドジっ子さん★ コレ、スカートやーん♪ めっちゃ短いやーん♪ ヘソ出しとかアホちゃうかー★」
そして笑顔を両手で覆って絶望した。
「……なんやねん、霧切ちゃんの着なきゃアカン空気……。そんで着たら着たで案の定、大惨事や……」
体育祭実行委員としても最後の仕事やなぁ、なんて、しんみりしていた10分前の自分が恋しかった。
でも着てしまったのはネタへの熱き欲求という関西人のサガなのである。
「衣装は戦隊物で霧切君の手作りか。さすがの出来だ。そういえば妹がこういうの好きだったな」
メルヒオール・ハルトマン
は見事に着こなしていた。
剣客めいた雰囲気の彼女の凛とした佇まいは、まさにヒーロー然としていた。
「Na, was soll das?(さて、君は何をしている?)」
彼女はドイツ語で吐き捨てるように言った。
「榛名君と服部君はその格好で敵の腹筋にダメージでも与えるつもりか?」
困惑するハルトマン。
「ハルトマンちゃん、むしろ剛さん自身が深刻なダメージ受けてんねんけど!」
服部は白目を剥きながら必死に否定した。
一方、女装コスチュームの
榛名 九
は達観した表情でこう言った。
「今日はボクっ娘ということにしていただこう」
榛名はまんざらでもなかった。
髪をゆるふわ癒し系ガーリーなボブに仕上げているあたり、女子力(♂)がガチ過ぎた。
そしてこの冷徹な視線である。
「ま、精々頑張るといい。精神攻撃は基本だからな」
「えっと、似合ってる、似合ってるから!」
衣装を手掛けた
霧切 翠子
はしきりに全員を褒めちぎっていた。
「テーマは虹色の戦隊! 私が赤、メーちゃんが緑、きゅーくんが青、そしてごーくんが紫!」
「そこは黄色とかちゃうん!? なんやねん紫って! 霧切ちゃん以外寒色ばっかやん!」
喚く服部に向かって霧切は強調した。
「大丈夫、似合ってるから! ……自分を信じて!」
翠子スマイルが眩しい!
「アッハイ」
服部は考えるのをやめた。
(私だって、これはちょっと想定外だったんだから……!)
内心、霧切は動揺していた。
衣装はかなり前から計画的に伯父や知り合いに手伝ってもらって作った気合の入りよう。
徹夜? はて、なんのことかな?
だが、出来上がったのは全て女物だった。
(女装、学園モノだと学園祭のメイド喫茶で赤面する男子の羞恥顔が醍醐味……じゃないよ! なんで女装させたんだろうねリアル男子に!! これも伯父さんのせいだ!!)
衣装の最終チェックを怠った自分を後悔していた。
ミスを隠すべく、彼女は必死にメンバーを褒め称える。
「と、とりあえずいいかんじに今年のテーマに一致してた幸運もあるし、気合入れていきましょうか! それに私なんて名前が翠子なのにコスチュームは赤だし、これ如何に、だよね!」
笑ってごまかす霧切の脳裏に、大切な人の姿をした自分自身が思い浮かぶ。
(画像はイメージです)
(今日の私は彼をイメージした衣装……。赤いヒーローの彼のように私もかっこよく戦ってみせるんだから!)
今年は夏から今にかけて、彼女に様々な出来事が起きた。
この騎馬戦は霧切にとって、今までのマイナスを精算する絶好の機会なのだ。
「みんな、出撃時はアレ、お願いね?」
女子力高い笑顔を振りまく霧切に、服部の顔は引きつり、ハルトマンは黙って頷いた。
そして榛名はコスチュームの中から1冊の薄い本を取り出していた。
「さて、翠子さん。今回自力で1000点以上取れなかった場合、この同人誌を公衆の面前で朗読することになっているので注意してくれたまえ! ちなみに僕は内容を知らない!」
彼の手には『18禁』マークが描かれた耽美な男子が寄り添う表紙の薄い本が握られていた。
これに霧切の態度は豹変した。
「は……? てめ、なんでそれ持って!?」
それは霧切が周囲に隠れて描いているネコミケ御用達のアレな同人本だった。
内容は……彼女が隠れ腐女子だということで察してほしい。
あんなところに穴なんてないんだ!
「それをここで朗読されたら社会的に抹殺される……。ていうか九太郎、てめぇも無事じゃ済まないけど!?」
榛名は爽やかな笑みを湛えながら即答した。
「
大丈夫、僕はドMだ
」
むしろ大歓迎でした。
この緊急事態に霧切の女子力とホモクレエナジーが衝突する。
「理解したわ。この戦いを死ぬ気で勝ち抜き、その後この変態を抹消しなければ、私はすべてを失う!」
霧切は吹き荒れる怒りを必死に抑え込んだ。
「まさか変態に私の社会性を賭けられるとは思っていなかったわ……。いいわ、やってやるよォッ!」
絶対に負けられない戦いが、ここにある。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
82人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月03日
参加申し込みの期限
2015年01月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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