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【体育祭】熱闘! 寝子高伝統の騎馬戦!
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一方、
猫又 翔琉
はそんな青春ストライク場面を目の当たりにして爪を噛んでいた。
「ぐぬぬ……! 俺だって、この騎馬戦で活躍してモテモテライフを……グフフフ……!」
妄想でだらしのない笑みを浮かべる猫又だった。
そんな彼に同じチームの
桃原 空音
が珍しくツッコミを入れた。
「やっぱり翔琉くんはバカだった……」
桃原は真顔だった。
メンバーの
維剣 姫乃
も不安を隠せない。
「猫又君はこの張り詰めた緊迫感と無縁の場所にいるよね……」
小刀祢 切奈
も思わず呟いた。
「お腹減りましたよ~」
……事の発端はほんの30分前。
猫又のモテたいという欲求が抑えられなくなったことから始まる。
「俺は……勝ちたい……! 勝って女の子にモテたいんだぜ! そのためならどんなに姑息な手でも使っちゃうんだぜ★」
他の生徒がカッコ良く活躍している姿を見て、急に騎馬戦へ参加しようと思い立ったのだ。
だが、騎馬戦開始までもう時間がない。
しかも最低でもあと3人揃えなければいけない。
「ふっ、ナンパ師の俺にかかれば、子猫ちゃん3匹なんてあっという間にハント出来ちまうぜ!」
自信たっぷりの猫又は早速、維剣に接近。
「やぁ、素敵な子猫ちゃん★」
確かに今、維剣は黒猫コスチュームの子猫ちゃんだった。
彼女は声を掛けられ、不思議そうに振り返った。
「へ? なに?」
「俺はさすらいのラブハンター猫又! おおっ、君の胸のサイズ、可愛いね!」
褒める点がズレてる猫又であった。
これに維剣は首を傾げる。
「胸が可愛い? 初めて言われたよ?」
こちらも何かがズレていた。
「うん、どういうことだか分からないけど、褒めてくれてありがとっ! で、どうしたのかな?」
「実は、急遽、騎馬戦のメンバーを募集しているんだ。君、俺と騎馬戦でドッキングしないか?」
誤解を生む表現だった。
だが維剣は笑顔で返した。
「つまり猫又君が先頭で、私がサイドで組めばいいんだよね? いいよっ! 和気藹々、楽しく一緒にやろう? そして味方も応援席も盛り上がる熱い戦いを!」
色々と奇跡的な意思疎通が実現した瞬間である。
「ありがとう★ さすが俺のラブハントテク……! 自分自身でも恐ろしいぜ……!」
自惚れながら次の獲物(メンバー)を吟味していると……?
いきなり飢えた山猫が猫又の太ももにかじりついてきた!
「いててててて!? 子猫ちゃん、俺の足はおやつじゃないぜっ?」
「あ~村雨~! めっですよ~、それはメザシじゃありません~」
真っ白な髪に赤眼の少女が山猫を抱えた。
「すみませんでした~。先ほど、野宿していた九夜山から下山して、この子共々お腹ペコペコなんですよ~。あぁ、申し遅れました~、私、
小刀祢 切奈
と申します~。この子は山猫の村雨です~」
ジャージの上に白衣を羽織った小刀祢が深々と頭を下げた。
「いやぁ、参っちゃうなぁ! 俺の足、せめて子持ちししゃもくらいは立派じゃね?」
猫又は噛み付かれても怒ることはなかった。
もともと、彼は超がつくほどの温厚な性格なのだ。
「ところで切奈ちゃん、なんで山で野宿していたかどうか興味尽きないけど、とりあえず俺と一緒に騎馬戦で合体しないか? その立派な胸も可愛いね★」
猫又はこの手法を貫き通すようだ。
小刀祢はぽかんと口を開けて固まっていた。
「……あの~、今日は何で皆さん戦っているのでしょうか~? 合戦ですか~?」
根本からして彼女はズレていた。
「先ほど、騎馬戦と仰ってましたが~、もしや、あの伝説の川中島ですか~?」
「あ、知ってる! 風林火山だよねっ!」
維剣が嬉しそうに声を上げた。
「はい~、
上杉謙信が武田信玄に向かって『お~い、信玄~! 野球しようぜ~!』と言ったのが発端
と言われている川中島合戦ですね~」
「えっ? そうだったの? 川中島合戦の発端でそうだったの? これが歴史の真相!?」
混乱する維剣。
これに拍車をかけるように猫又が口を開いた。
「やっべぇ、天才現る★ まさに川中島! 俺、知らなかった!」
猫又は川中島の戦い自体を知らなかった。
収拾が付かなくなりそうなので、維剣が体育祭の趣旨を小刀祢に説明した。
「……維剣さんの説明で納得しました。つまり合戦の模擬訓練なのですね~」
コンマ1秒で猫又がツッコミを入れた。
「えっ、切奈ちゃん? だからこれは体育祭の競技で……」
「みなまで言うな、ですよ~猫又さん。寝子高生の参加が義務付けられているならば、訓練に参加せざるを得ませんね~」
小刀祢は再度お辞儀をした。
「では、よろしくお願いします~」
起き上がると、彼女のHカップの胸がぶるるんっと波打った。
眼福!
「……とりあえず、これで馬役はOKだな、あとは小柄で可愛い女の子の騎手……、おや?」
猫又の目が輝いた。
知り合いの
桃原 空音
が1人でフラフラ彷徨っていたからだ。
「騎馬戦の仲間、どうしようかなー? 人を押し倒して馬乗り(意味深)になるのは得意なんだよ! ……じゃなくて、浅井せんせー誘いたかったけど、敵チームだし……ぐぬぬ。あ、でもチーム体育科先生ズに入れなくて、ヘコんでる浅井せんせーもかわいいなぁ……ぐへへ」
哀愁漂う小さな背の
浅井 幸太
先生を眺めつつ、桃原はヨダレを拭った。
そんな桃原にすかさず猫又はずずいっと近寄り声を掛けた。
「空音ちゃん★ 今日も可愛いね★ 特にそのサイズが! 胸とか! 可愛いね! ドンマイ★」
「ドンマイってなに!? あたしを口説いても何も出ないっていうか、小さいって余計だよ! バカー!」
ぶりぶり怒る桃原を見て「ハハッこやつめ」と余裕の表情を浮かべる猫又。
「ところで騎馬戦なんだけど、俺と組まない? 空音ちゃん小さいから運びやすそうだし! 俺、走るの得意だから敵チームの後ろに回り込むのだって余裕だぜ! 多分!」
「多分って、そこはかとなく不安しか残らないんだよっ!?」
ガビーンと慄く桃原である。
「空音ちゃん、俺はこの騎馬戦、どうしても勝ちたいんだ! 頼む、俺たちの騎手になってくれ!」
モテたいという動機は言わずに
勝利への執念を見せる猫又に、桃原が折れる形となった。
「むぅ、そこまで言うなら翔琉くんが、受けに……ゲフンいやネコに……ゲフンじゃなかった右側に……間違えたゲフン下敷きに……ゲフゲフン、あたしの馬(意味深)になってくれるならいいよ!」
「お、おう……」
猫又の背筋が凍り付いた。
ドン引きの猫又に桃原が懸命に釈明し始めた。
「え、だって! 翔琉くん、苗字から受けの才能あるもんね! ネコマタ……ネコ、マタ……ゴクリ。きっと突っ込まれたら従順になる系受けだね、美味しいのだ!」
「一体、何を突っ込むのでしょう~?」
キョトンとする小刀祢。猫又は桃原の口を先んじて封じた。
「……謎は深まるばかりだね」
維剣は探偵めいた顔付きで意味ありげに呟くのだった。
こうして、【虹色戦隊】に負けず劣らずカオスなメンバーが集まってしまったチーム【川中島】である……!
他にも、黒猫組の騎手はそうそうたる面子が揃っていた。
「どうしましょう、私が騎手に選ばれるなんて……」
芽森 菜々緒
は惑っていた。
クラスでは相変わらず“か弱い深窓のお嬢様”で通している手前、体育祭参加自体が驚かれているのにこの有様。
「……ここで本気を出したら、今まで築いてきた私のイメージが崩れるわね。でもこういう時こそ大暴れ出来る絶好のチャンス……!」
菜々緒は闘争本能の疼きと今までの世間体を天秤にかけざるを得なかった。
七夜 あおい
と
野々 ののこ
の仲良しペアは、ともに騎手として参加する。
「がんばろうね、ののこちゃん」
「うんっ! 私、騎馬戦は初めてなんだよ! 楽しみだなぁ! あおいちゃんも頑張ろうね!」
はしゃぐののこの姿に、七夜もより一層楽しもうと心に誓った。
北風 貴子
は眼光鋭く全体を見渡す。
ところどころ存在するイロモノ騎馬を見かけ、思わず溜息を吐いた。
「今年もハプニングがありそうね……。とはいえ、私も騎手に選ばれたからには競技に集中しなくちゃ……」
カオス要素から目を背ける北風だった。
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焼きスルメ
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シルバーシナリオ(150)
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5人まで
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
82人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月03日
参加申し込みの期限
2015年01月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月10日 11時00分
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