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【体育祭】熱闘! 寝子高伝統の騎馬戦!
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足を封じられて身動きがとれないチーム【練】が、ここで奇策に打って出た。
「身動きがとれないのなら、こういうのはどうだい? 1回限りだから、本当は親分先生に使いたかったんだけどね!?」
桜崎が騎馬ごと無理矢理90度旋回。
体をひねらせて体の側面で至近距離から体当たり!
そのまま桐野の体に自身のハリのある柔らかさを誇った大きなおっぱいを押し付け始めた。
「おっとごめんよ、あたしの自慢の胸が邪魔だねぇ」
「え、ちょ、当たってる……!」
桐野の鼻の穴から真っ赤な情熱が流れ出す。
桜崎はいつもの姉御然とした強面ではなく、艶っぽい潤んだ目付きで流し目を送った。
「当たってるんじゃないよ……。当 て て る の さ」
年下とは思えないほどの濃厚な色気と熱を帯びた彼女の吐息が桐野の首筋を襲う!
「なぁに、どさくさに紛れて役得だと思えばいいさね。さぁ、今のうちにたーんと味わいな?」
「あわ、あわわわわ……ふぅ……」
純情ボーイの桐野は、今まで
あんな事
や
そんな事
、はたまた
こんな事
で真っ赤な煩悩を噴射させている経験を持つ。
ちなみに、
赤い情熱は遺伝なのである!
桜崎のダイレクトアタック(桃色的な意味で)は、桐野のマグマのような情念を爆発させてしまう!
「ヒヒーン! ブルルルッ!」
いきなり桐野がブルブルと暴れだした!(いろんな意味で)
「きゃー! きりのんが暴走状態(意味深)にー!?」
真横にいた武道が愕然とする。
宇佐見も桐野をなだめるべく声を掛ける。
「しっかりしろー、正也ちゃーん!? 馬役がホントに馬並みの勢いになってどうするんだってばー!?」
「やってくれたな!?」
振り落とされないように騎馬の上でしがみつきながら桜崎を睨む楪。
これでは攻撃に集中できない。
だが桜崎は素知らぬ顔。
「反則行為じゃないさ。暴力じゃないからね。でも……」
桜崎はドヤ顔で答えた。
「外道な真似はしないと言った覚えはないよ!!」
まさに外道。
これが『美人局作戦』!
立派な胸をこれみよがしに張って自慢する桜崎だった。
「くっ……」
女性として敗北感を覚えてしまった楪であった。
「おーい、一体何があったんだ!? なんで正也が暴れてるんだ!?」
そして敵騎馬に食い込みすぎて振り返れない柊沢だけが状況においてけぼりであった。
「あれ? 抜けない? 体が抜けないぜ? ちょ、後ろに下がって俺を引っこ抜いてくれー!」
無念、柊沢の体はチーム【練】の騎馬の間に挟まって出られなくなってしまった。
ここで更にチーム【練】は奇策第2弾を発動させる。
「ルール上では『騎手が地面に落ちたら負け』と明言されているが、裏を返せば『落なければ問題ない』とも受け取れる!」
八神が号令を掛けると、騎馬は(柊沢ごと)先生ズの方向へ鼻先を向ける。
「桜栄理事長公認の1度きりの必殺技だ! 名付けて!
飛び石戦法改め『クロネコ・カタパルト戦法』
だ!」
「傾斜よし、騎手、態勢よし! 踏み台よし!」
森の謎のシークエンス台詞に耳を疑う面々。
「タルト! 虎虎虎!(先生ズを撃破しな!)」
「巴さん、任せて!」
桜崎の指示を聞き、響が騎馬の上で立ち上がった。
そして、会場の観衆たちは信じられない光景を目にする。
左馬の後木が急にしゃがみ込んだ。
「タルトちゃん、射出なのだいってらっしゃい~!」
右馬の八神と後ろの森も後木と同じ動作を行う。
まるで人間トランポリン!
「いっくよっー!!」
そして響は柊沢の頭を踏み台にして前方へ大跳躍!
「俺の頭を踏み台に!? 一体何が起きてるんだよ!?」
混乱する柊沢であった。
勢いをつけた響は、騎馬の上からテイクオフ!
足を折りたたんだまま両手を広げてムササビのように跳躍。
そのまま先生ズの騎馬に飛び移ったではないか!
「おい! あれはいいのか!?」
体育祭実行委員として思わず是非を問う楪。
「エー!? 人間砲弾とかマジカ!? ヤメロー!! というかまゆセンセあぶなーい!」
実行委員長の武道も口調は軽いが、すぐにまゆ先生へ警告!
「あ、あれはまさか!」
「知っているのか、正也ちゃん……? てゆーか大丈夫か?」
宇佐見の心配の声に、桐野はクールに答えた。
「おれは しょうきに もどった!!」
桐野の発言に眉をひそめる宇佐見。
だが、構わず桐野は解説を始めた。
「あれは
機敏なババアスタイル
といって、一見、非力で人畜無害な老婆が、驚異的な脚力で地面を蹴って奇襲をする際に取るポーズにそっくりなんだ!」
「てか正也ちゃんの言っているシチュエーションが日常生活で発生するとは思えねーんだけど!?」
ボケとツッコミが成立したところで、響はまゆ先生に背後から組み付くと、その場で熾烈なハチマキ攻防戦が開始!
「ねぇねぇ! どんなカップリングが好きですか? 鬼畜×ヘタレとか~、ショタ攻めとか~?」
「ちょっと!? これアリなのー!? あとなんでBL談義してるの、この子!?」
防御しながらまゆ先生は困惑顔。
……会話の内容が『BL談義』であることに気が付いた事実は触れないでおこう!(戒め)
「バカタコー! 危ないだろうが!」
吉田先生もご立腹だ。
「……でも、理事長がOKしたと、先ほどあの生徒さんが言ってましたね」
渡辺先生は八神の言葉をしっかり聞いていた。
「……美しくないわね、落ちなさいな!」
フジコ先生も左右に体を振って響を落としにかかる。
だが、響は先生たちの体を掴んで離れようとしない。
「特訓で振り下ろされないように対策してるんだよ♪」
これに加えて、チーム【練】の騎馬は組み付いた柊沢を解くため、一瞬解体して再結成しだした。
あまりにフリーダムに、会場内がざわめく。
審判たちも審議に余念がない。
「ど、どこにもこれらの行為が反則と明記されてませーん……!」
深縹 露草
もルールの穴を突かれて右往左往。
あわや競技中断、かと思いきや?
「あー、お待たせしました。理事長のこの私、
桜栄 あずさ
が解説するわ」
桜栄理事長、二日酔いから復活!
「実は、事前にこの策は打診されていたの。確かに地面に落なければセーフという部分を逆手にとった面白い策だと思ったわ。危ないけど、自由な発想をする生徒たちの力を、私は尊重することにしたの。ただし、彼らには1度きりの切り札にしなさいと念を押してあるわよ」
珍しく教育者らしい発言をする桜栄理事長であったが……。
「でも何より! 騎手を飛ばすなんていう前代未聞の奇策を、私自身がこの目で見たかったんだけどね! いやー、よく飛んだわねぇ! 3mは行ったかしら? あははは!」
ここで笑いを抑えられなくなった理事長は、お腹を抱えて失笑してしまった。
まだ酔いが醒めてないのかもしれない。
(お前が見たかったのかよー!?)
会場全員の心の中のツッコミが完全に一致した瞬間である。
「あはは、はー……ふぅ、ということで、あとはそこから地面に降りずに、響さんが元の騎馬の場所へ戻れれば成功ってこと。みなさんもどうなるか、注目しててね?」
「マジデー!?」
フリーダム具合に武道は白目を向いてしまった。
「……と、呆れている場合じゃないぜ! 櫻ちゃん危ない!」
宇佐見が注意喚起すると、白い腕が楪の前髪を掠めていく。
「あそこから上体を反らすなんて……あなた、もしかして武術を嗜んでるのかしら?」
菜々緒は静かに呼吸を整える。
楪も上体を起こして立て直す。
「ええ、剣を少々。……ですが、まさか芽森先輩が相手とは。意外ですね、先輩は文化系でこういうイベントとは縁が薄いとばかり思ってました」
「櫻ちゃん、あー見えて菜々緒先輩すんごく強いぞ?」
事情を知っている武道はゴクリと唾を飲み込む。
「……どーも猫かぶってるよーに思えてたけど、やっぱ何かあんのか、ななお先輩……」
宇佐見はとてもやりづらそうに顔をしかめた。
「えっ? ちょ、まっ、俺だけ何も知らない系? マジで?」
桐野は安定の不憫だった。
柊沢に至ってはとりあえず空気を読んで黙ることにしたらしい。
菜々緒はカラテの構えを取ると、呼吸を整える。
「いくら相手が体育祭の副実行委員長だからといって、私は手加減しませんからね?」
「芽森先輩……、佇まいがまるで武人のようだ……!」
ゴクリ、と思わず楪は喉を鳴らした。
「櫻ちゃん、キヲツケテ!」
武道もゴクリと唾を飲み込まないと、口の中が緊張でカラカラになりそうだった。
「さぁて……、本性見せてもらおうかね?」
宇佐見も興味津々の様子で、ゴクリ、と大きく喉仏を上下させた。
「へー、そんな運動神経いいんだな、あの先輩」
そして安定の桐野である。
(俺は敢えて『静』を貫かせてもらうぜ……!)
柊沢もじっと動向を見守る。
「いざ、尋常に……!」
まるで居合の立ち会いのような緊迫した空気が楪を襲う。
「芽森……菜々緒……推して参ります!」
菜々緒は前の馬役の肩を2回叩いた。
それが突撃の合図だと分かったとき、楪も叫んだ!
「……勝った!」
楪は一歩も動いていない。
だが、菜々緒のハチマキは外されてしまった。
「……うそ、そんなことって!?」
菜々緒はハチマキを奪う手を、信じられないと言わんばかりに目を疑った。
――背後から【インフェルノガッツ】が忍び寄っていたことに、全く気が付いていなかったのだ!
楪は肩をすくめながら、こう漏らした。
「……味方が忍び寄ってくるのが分かったのでな? ああやって演技をして時間稼ぎをしていたのだ」
本来なら奪いに行きたかったのだが、と付け加えもした。
「えっ? そうだったの?」
やっぱり桐野は安定していた。
「だってきりのん、顔に出るジャン?」
武道が頷く。
「万が一、正也ちゃんのろっこんの吹き出しで心の中が丸見えになったらバレちまうからなー?」
宇佐見も安堵の溜息を吐いた。
柊沢も納得の表情だ。
「あの、こういう場面ってお約束とかで、敵の乱入とかは受け付けないという不文律があるって聞いたけど……?」
動揺する菜々緒に、ハチマキを奪った雨寺は叫んだ。
「ごめんなさいっ! でも後ろがあまりにも無防備だったんで、つい襲っちゃった!」
てへぺろ☆
雨寺の茶目っ気ある仕草に、応援席の男子が熱狂!
「「凛ちゃんなぅ! 凛ちゃんなぅ! 凛ちゃんなぅ! おっおっ!!」」
「え、ちょっとー!? 恥ずかしいよー!?」
困惑する雨寺に対して、完全に真っ白になって燃え尽きる菜々緒であった。
「……なんでかしら、私もものすごく恥ずかしいわ……!」
中二病すぎる名乗りシーンの最中で撃破された菜々緒。
その残念な結果に武道は憐憫の眼差しを向けざるを得なかった。
「あとで励ましにイコーット……」
<白猫組:【インフェルノガッツ】ハチマキ1本獲得!>
<脱落:黒猫組の
芽森 菜々緒
の騎馬>
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5人まで
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
82人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月03日
参加申し込みの期限
2015年01月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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