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【体育祭】熱闘! 寝子高伝統の騎馬戦!
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【総力戦・2】
ところで、【一騎当千】の足止め役を買って出た【咲朱子若】はというと?
「我等が居る限りここからは一歩も通さない! いざ、推して参る!」
咲の口上が戦場に轟く。
家族の応援を背に受け、白猫組2騎を相手取り孤軍奮闘の活躍。
「私は……よく解らない……けど……、応援で士気が上がる……のは、プラスになる……という事だけは解る……。咲君……頑張るのか……な……?」
哀坂は矢萩家の声援を心地よく思いながら、自分は忠実に『命令』をこなしていく。
「咲ちゃんの家族や子供達の声援、すごく励みになるよ! あっ、左右から時間差攻撃! 全員後退!」
十文字も声援に応えるべく、騎馬の上から的確な指示を出して攻撃を回避。
(本来なら支援に回って自発的な攻撃は予定してなかったけど、足止めも立派な支援だよね!)
十文字は腕を振るって、懸命に組み付かれないようにガードする。
「やぁ、盛り上がってまいりましたってねぇ! 応援ありがてー! 元気百倍! がんばるぜー! なぁにあたし達なら多分勝てる勝てる! ……根拠ないけど! あー楽しい!」
酒浸は本当に楽しそうに十文字の指示通り、足取り軽く……というか千鳥足で移動していた。
「つ、つよい……!」
攻撃している【ツバサ】の夏朝はたじろいだ。
応援は圧倒的に黒猫組側が有利だ。
白猫組はこのグランド、完全にアウェーになっていた!
「でも僕だって、お母さんとお父さんが応援してくれてるんだ……!」
肩車状態でひときわ目立つ恵御納夫妻が、愛娘の勝利を祈っている。
「応援なら、夏朝ちゃんのご両親が頑張ってくれてる! ここはアウェーじゃないよ!」
鴇波の鼓舞は仲間に力を授けた。
「まだ諦めちゃダメだよね……! 鴇波さん、今こそ必殺技を使おう!」
日暮は特訓で編み出した成果を披露すべきだと進言する。
「俺も今がその時だと思う」
言葉少なに橘も頷いた。
「それじゃ、シミュレーション通りに行きましょ?」
塔尾も不敵に笑う。
ヒット&アウェイを繰り返す【桜楓謳歌】の攻撃タイミングを見計らい、日暮が作戦決行を告げた。
「行こう、僕たちなら出来る!」
敵騎馬へ向けて間合いを取りながら側面へ移動。
「ねぇ、羽衣ちゃんたちの騎馬の動きが、なんか怪しいよ! 警戒して!」
十文字はすぐさま【ツバサ】の不穏な動きに勘付いた。
「おっと若菜ちゃん! 余所見は禁物やで!?」
フェイントを織り交ぜた緩急効いた直風の攻撃が、十文字を苦しめる。
「陸上部で同じパートの先輩やからって、うちは容赦せぇへんで!?」
「皆さん、留まらずに付かず離れずを繰り返しましょう。ハチマキを奪っても陣地へ持ち帰らないといけませんし、体力は温存しておきたいところですねぇ」
薄野は思ったよりも消耗しているチームメンバーを不安に思っていた。
「フェイント作戦出来なかったノー!? みんなどんどんツブシアイしてっちゃたノ!」
セレッソのフェイント作戦とは、乱戦時に狙う敵騎馬の騎手とは違う騎手の名前を叫んで混乱させる作戦だ。
しかし、気が付けば周りがバッタバッタと潰し合うため、自ずと彼らは戦い抜く過程で孤立していった。
乱戦も先生ズが来るまで発生しなかったのが実情だった。
(正直、ここまでやれるなんて思ってなかった……)
小山内、想定以上の生存率に驚いている。
(ここまで来たら、ハチマキを陣地に届けたいよね)
小さい女の子同盟、全力で【咲朱子若】に接近!
そして……。
「よっしゃ、捕まえたで!」
直風が十文字の片腕を掴んだ。
それに応呼するように騎馬が後退を開始!
「勝ったで! 引きずり下ろしたるわ!」
直風が十文字の腕を引っ張る!
「させるか!」
咲、ここで相手の先頭にいる薄野の足を払った!
「おおっと?」
戦闘がバランスを崩したため、直風は十文字の腕を離して自分たちの騎馬へしがみついた。
「追撃だ! 突っ込め、酒浸さん!」
「その言葉、待ってたぜー咲先輩 ! どりゃあぁ!!」
酒浸は力の限り騎馬を引っ張り、よろける薄野へ体ごとぶつかっていった。
「小柄で重量不足? んなの知るか! 要は気合だぁぁーっ!」
ダメ押しの体当たりが直撃!
「あーダメダメダメー!!」
(落ちちゃう!)
セレッソと小山内が背伸びして直風を支える。
「アカンアカン! はよ起こしてー!」
仰け反る態勢の直風、仲間に助けを求めた。
しかし、直風の頭に十文字の手が伸びる……!
「降参、する?」
十文字の言葉に、直風はやむなくこくりと頷く他なかった。
直風は自ら地面に降りると、チーム全員のハチマキを十文字に差し出した。
これで、【咲朱子若】はハチマキ4本獲得……!
「だけどそのハチマキ、陣地へは運ばせないよ……!」
日暮の声が背後から聞こえた。
「!? みんな、緊急回避! 前へ進め!」
いち早く側面からの接近に気が付いた咲が声を張る。
「おっと、逃がすものか」
橘が体ごと騎馬に突っ込んでいった!
(……むっ? 思ったよりろっこんは働かないか)
体中を駆け抜ける衝撃に眉間にしわを寄せた。
橘は自身のろっこん『硬化』で皮膚を固くして、衝撃や妨害に耐えうる防御力を得ようとしていた。
しかし、今の環境下では発動すら難しかった。
衝撃で揺れる騎手。
「わっ、思ったよりも揺れる……!?」
それでも鴇波は、十文字の右袖を掴むことに成功した。
「これくらい振り払って……って、えっ!?」
突如、十文字は後方に引っ張られていく。
真横にいた【ツバサ】の騎馬が、旋回しながら後ろに回り込んでいるのだ!
「「必殺技! シロネコハリケーン!」」
いきなり【ツバサ】の全員がハモりだした。
そして日暮がドヤ顔で解説し出す。
「確かに僕達は君たちに筋力、運動能力じゃ適わない。だからこそ技術で補うのさ。焦って間合いを取ろうとすればするほど術中にはまる。羽衣さんに服を掴まれた時点で君たちはもう詰んでいた、という訳だよ」
さらに日暮はドサクサに紛れて自身のろっこんで酒浸の睡眠欲を増幅させようと試みた。
すると酒浸が急にガクンッと膝を折ったではないか……!
「おんろぉ? 酔いが回りすぎたかぁ?」
ろっこんが効いたのか。彼女が酔いすぎたのか定かではないが、いよいよバランスが保てなくなる。
「きゃー!? 引っ張られるー!」
十文字は仲間にしがみついて必死の抵抗。
騎馬たちも踏ん張って騎手が持っていかれないように踏ん張る!
「……日暮君、お見事だ。咲もこれには驚いた」
堪えながらも減らず口を叩く咲。
「賞賛の声は、白猫優勝のあとに聞かせてくださいね、矢萩センパイ!」
「……その必要はない、日暮君。なぜなら、君の今のパターンはいわゆる『負けフラグ』ってやつだ!」
咲の言い分に日暮は呆気にとられた。
「負け惜しみですか? 矢萩センパ……」
横からの重衝撃!
「なんだってぇぇぇぇ!?」
よろける【ツバサ】!
衝撃で鴇波は手を放してしまった。
彼らにぶつかってきたのは……。
「悪いな、チーム名は伊達じゃないんだ」
シグレ率いる【一騎当千】!
「志波、行くぞ!」
「はい……! シグレ、先、輩……!」
サイドステップからの直角へ前進、シグレのフェイントからの、拓郎の塔尾のくるぶしを狙ったインサイド足払い!
「ひゃんっ!?」
片足を浮かされて慌てる塔尾。
だが、堪える!
「こんなところでヘタレてられないわ……! 運動は苦手だけど! 最低限のスタミナは温存しているのよ!」
他のメンバーもフォローし、鴇波を落とすまいと足腰に力を注ぐ。
「まずいね、鴇波さん……」
相手と距離が離れてしまった以上、同じ手はもう使えない。
幸い、事前に【桜楓謳歌】から、ののこのハチマキを預かるように頼まれていた彼ら。
託されたハチマキをここで落とすわけにはいかない。
逃げるふりをして敵をおびき寄せて、味方と一緒に一網打尽!
……というキツツキ戦法が理想だが、今は状況が切羽詰っていた。
「逃げよう、鴇波さん! キツツキ戦法も諦めよう、今は少しでも得点を稼がないと!」
「そうだね、ねむるくん……。味方はもう数少ないし、自分たちのみの安全を優先しよう!」
鴇波は退却を決意した。
「逃げる勇気も必要だよね!」
「そうと決まったら全力で逃げるぞ……!」
橘の言葉に、他のメンバーは自然と足が前に出ていた。
一直線へ陣地へ舞い戻る!
「悔しくないよ、僕はちゃんと鴇波さんを支えられたし、こうして陣地へハチマキを届けられた……」
でも……。
「自力でハチマキを奪えなかったのは、やっぱり残念だったかな……」
こればかりは彼らの戦術と仮想敵の兼ね合い、そして実際に相対した騎馬との相性が生んだ結果といえよう。
夏朝は両親が手を振る姿をちらりと確認すると、胸の奥がギュッと締め付けられるような錯覚に見舞われた。
「まー、でも、一番は楽しめたかどうかじゃないかしら?」
塔尾は柔らかく皆に微笑みかけた。
「私は……すごく楽しかったわ」
「塔尾さんの言うとおり、楽しめたもん勝ちかもしれないね……」
日暮は緊張の糸が切れたようで、大あくびをかましていた。
「ふぁ……、でも、上には上が居るって思い知らされたなぁ……。まだまだ僕は精進しなきゃ」
託されたハチマキを陣地に掲げ、彼らは白猫組の観客席へ一礼するのだった。
<白猫組:【ツバサ】100点獲得!>
逃走した【ツバサ】を見送る、黒猫組の2騎。
「これ以上は御剣の体が限界だ」
シグレは騎馬の帰還を提案した。
「私はまだまだ物足りないですがー、怪我人抱えてまで無理強いさせるつもりはありませんからねー?」
本当は包囲網突破の秘策『騎手さんの背中にオオスズメバチが付いてますよ!』作戦を残していたのだが……。
(よくよく考えてみれば、後ろの馬の人がいたらバレバレですよねー)
冷静になって欠陥に気付き、この作戦は日の目を見ることはなかった。
「咲たちも戻ろう。向こうの乱戦もそろそろ決着が付くようだしな」
こうして【一騎当千】と【咲朱子若】はともに陣地へ凱旋。
またもや黒猫組は大量得点獲得となった。
<黒猫組:【一騎当千】600点獲得! 【咲朱子若】400点獲得!>
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1000人
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82人
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シナリオガイド公開日
2015年01月03日
参加申し込みの期限
2015年01月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月10日 11時00分
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