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【体育祭】熱闘! 寝子高伝統の騎馬戦!
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「遂に動き出したか。俺たちも行くぞ」
チーム【練】の右馬役、
八神 修
が騎手の
響 タルト
に声を掛けた。
「オッケーだよ~、サガミ大佐! 虹色猫耳に気を取られて、黒髪に紛れたハチマキを見失ってくれたらいいなぁ♪」
今回、 【練】はルール違反ギリギリのグレーゾーンを突く作戦に打って出た。
これも
森 蓮
発案の『今回のルールに抜けがないか考えるブレインストーミング』の成果だ。
「ルール違反はしないさ。それに違反と書いてなければ通るはずだろ?」
桜崎 巴
はニタニタ笑っていた。
前馬役の桜崎は、符丁による指示出しも行う重要なポジションだ。
「巴ちゃんのあくどい顔はカッコいいのだ~♪」
左馬役の
後木 真央
は目を輝かせていた。
「真央ちゃんいろいろ意見出した甲斐があったのだいっぱい特訓したのだ本番でもできるはずなのだ!」
後木が何を話したのかは、彼らが実際に作戦に移してから解説しよう。
「私はタルトさんを守るため、目と耳を駆使して警戒に当たりましょう」
森は後詰めとして、響を肩車していた。
「作戦の一部は桜栄理事長と雨宮校長に許可を頂きました。……流石に、相手の騎馬をタルトさんが飛び越すのは危険だと言われてしまいました」
「がーん! 斜めから敵騎馬に吶喊しながら騎馬の間をすり抜け、騎手は敵騎手上を駆け抜けつつ進行方向に抜けた馬の上に飛び降りるのはアウトなのだ~!?」
まるで忍者のような作戦を彼らはこなそうとしていたのだ。
この時点で既にキナ臭い。
「それと、体当たり以外で故意に騎馬を離れてぶつかりに行くのも許されませんでした。それでは騎馬戦ではなくなる、と……」
「ファッ!? カーブ急制動して慣性の法則で真央ちゃんを敵騎馬に吹っ飛ばすのは違反じゃないと思ってたのだ不可抗力でも駄目なのだ~!?」
人呼んで、『真央爆弾作戦』。
急カーブによる遠心力による不可抗力にて、後木を敵の騎馬へぶつけてボーリングのピンのように吹っ飛ばしてやろうという奇想天外な作戦であった。
でも、これをやったら騎馬を組む意味がなくなるというのが理事長と校長の見解である。
「真央、そうしょげないでくれ。俺たちにはまだまだ秘策があるだろ?」
「修さんの言うとおりです。他の策は『1回限り』の条件が付きましたが、認めていただけました」
「それはそれでやべーと思うのだ……」
改めてこの高校のあり方に疑問符が浮かぶ後木であった。
「つまりアレが使えるのかい? ……あたしの演技の見せ所だねぇ?」
クックック、と更に桜崎の顔つきが悪人のソレになっていく。
タチが悪いのは、今回は八神が携わることで効果を引き上げるような工夫をしてしまっている点だ。
……秀才と魔王が手を組んだ結果、ヤバい作戦がいくつも出来上がってしまった。
と、そこへ、チーム【咲朱子若】が共同戦線を持ちかけてきた。
「すまない、我々は遊撃を主に行動したいのだが、君たちのサポートがあると非常に動きやすいのだ」
矢萩 咲
が話せば、騎手の
十文字 若菜
も笑顔で話し掛けてきた。
「要するに、私たちが奇襲を掛ける時間稼ぎをしてほしいんだよ」
「あなたたちががっぷりよつ組んでる横から、あたしたちがハチマキをかっ拐うって寸法だぜ!」
赤ら顔の
酒浸 朱蘭
がご機嫌で説明する。
……すこし足元が覚束ないは不安だが。
そして命令以外は余計なことをしない
哀坂 子夜
は、ただじっと白猫組の騎馬を見据えていた。
この申し出に
七夜 あおい
の騎馬も合流。
「よーし、みんな、いっくよー!」
響の号令で3騎は一旦散開。
白猫軒端の攻撃を回避しつつ、とある1騎に狙いを定めて連携攻撃を仕掛けに行く。
黒猫組にも、体育科先生ズを狙うチームが存在した。
チーム【豚まん】である。
「作戦を再確認するぜぇ☆」
左馬の
八城 昌也
が周囲を警戒しながら、陣地付近でおさらいをした。
「基本的な作戦は『先生を狙う黒猫チームのサポート』と『先生を狙う白猫チームは横から狙って鉢巻ゲット』って事だね♪」
「状況によって相手の横から奇襲を掛けるのだ!」
騎手の
李 小麗
が鼻息荒く意気込んだ。
「うちの騎馬は機動力重視だからな! 体格差に気をつけて正面からぶつけられたり捕まえられないようにしねーとだよな!」
右馬の
楢木 春彦
が元気よく注意を促した。
「無理のねぇようにヤバそうな相手は退避して交わしてこーぜ、な、鴻上!?」
話を振られた先頭の
鴻上 彰尋
は「そうだな」と同意を示す。
「真っ向から来る突進型には少々手こずりそうだが、ほんの少しでも相手方が判断を誤るよう、移動の際は目線や仕草でフェイントを仕込んで見ようと思う。逃げられる確率がこれで上がればいいのだが」
「しゃおりーも屈んだりしてフェイントを掛けてみるのだ!」
李も鴻上の案に乗っかることにした。
それと、と鴻上は李にお願いがあると言った。
「騎手から見て、狙えそうなところは奇襲を掛けていくべきだと思う。相手の死角へ回り込めるように動きたい。これは大一番で効いてくるはずだから、みんなも覚えていておいてほしい」
鴻上のアイデアはすぐにメンバーに受け入れられた。
メンバーに入れてもらえた以上、鴻上は是が非でもチームに貢献したいという気持ちが人一倍強いようだ。
チーム【豚まん】は護衛を
芽森 菜々緒
の騎馬に依頼した。
「菜々緒ー、一緒に頑張るのだ!」
「え、えぇ、小麗ちゃん、よろしくね?」
歯切れの悪い菜々緒。
未だに彼女は、学園内のキャラの維持と湧き上がる戦闘欲求を天秤に掛けている最中であった……。
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担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
82人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月03日
参加申し込みの期限
2015年01月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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