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寝子島高校
【体育祭】熱闘! 寝子高伝統の騎馬戦!
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【開戦直前(一般側)】
深縹 露草
は痛恨の極みと言わんばかりに顔を歪めていた。
「バイトしていて出遅れマーシタ……。一般参加の競技は概ね終わってマースネ……」
深縹は一般参加の競技に興味があったのだが、それが今回叶わなかった。
「競技には参加できませんでしたが、折角体育祭に来たのです。何かお役に立てれば……」
そう思い立ち、実行委員本部のテントを訪ねた。
するとちょうど騎馬戦の審判を一般募集するまさにその時だったのだ。
「なるほど。生徒たちが全員参加、かつ体育科の先生も途中参加するので人手が足りないと……。これはまさにチャンスでーす!」
早速、参加申し込みを済ませる深縹。
審判は人気がないのか、抽選も発生せずにそのまま彼は審判に選ばれたのだ。
「競技開始まで時間がありませんね。寝子高式の騎馬戦ローカルルールを叩き込むことにしましょう。通常の騎馬戦と異なる点もありますから、きっちりチェックしておかないと……」
深縹は積極的に質問を行い、疑問点を解消して知識として蓄えていく。
(そういえば、この高校は神様が落ちたという話を聞いたことがありまーす。ということは、もれいびが多いかもしれませんね……)
万が一、ろっこんの悪用があればフツウを壊しかねない。
(これは私にしかできないジャッジでーすね……)
彼がいる限り、どんな不正――例え、ろっこんを使った反則でも見過ごすことはないだろう。
寝子小3年生の
曖浜 瑠樹
は叔父さんに連れられて高校の体育祭を見学に来ていた。
「もう騎馬戦、次で最後だねぇ。寝子高はテーマ衣装着る人もいる? いいな、見てみたいなぁ!」
彼の期待したとおり、二次をモチーフにした衣装をまとった選手たちが入場してきた。
「わぁ、虹色のTシャツに虹色のワッペンだねぇ。あ、あの格好、可愛いなぁ、和むなぁ! がんばれー! そしてあれは……グルミンジャー?」
黒猫組側の着ぐるみ特撮ドラマのようなコスチューム姿をしたイロモノチームを見て目を丸くした曖浜である。
「寝子高の人にきょうだいとかはいないけど、以前知り合った人は何人かいるみたいだねぇ」
神魂事件や地域でのイベントで見知ったお兄さんがいるのを見て、曖浜は手を振りながら叫んだ。
「頑張れー! 柳司お兄さーん!」
声に気が付いた
浅沼 柳司
がニカッと微笑みながら手を振っていた。
(なんや、瑠樹も来とったんか。ちっさい子の前で恥はかけへんよなぁー)
浅沼の気合のギアが1段階上がった。
曖浜は遠ざかる浅沼載せを眺めながら思った。
(柳司お兄さんや他のお兄さん、お姉さんたちも怪我なく終われるといいねぇ)
少年の願いは、果たして届くのだろうか?
斉藤 三奈
は
斉藤 次久
の義理の妹である。
輝くピンクブロンドのロングヘアーが印象的な12歳のいわゆるJS(女子小学生)である。
三奈は義兄の次久のことが大好き。
ピンク色の髪で周囲から色々と言われてきた彼女だったが、次久は一目見るなりこう言ったのだ。
(※回想)
「ああ……、とても、キレイな髪だ……」
その日から三奈はお兄ちゃんLOVEなのだ。
例え、次久がどんなに社会不適合者の烙印を押されようとも、三奈は決して見捨てたりしない。
(私の髪をキレイだと言ってくれたお兄ちゃんは、誰よりも優しい人だって私は知っています。だからどれだけ駄目でもお兄ちゃんが頑張ってるなら妹の私は全力で応援するよ!)
そして奇跡的にも、寝子高体育祭の日に次久が登校すると言い出したのだ。
ちなみに次久は体育祭の存在に登校するまで気が付かなかったのだが……。
そんなこととは全く思わない三奈は感動していた。
「引きこもりのお兄ちゃんが……体育祭に自ら進んで参加するなんて……!」
妹として、これほど晴がましい気分になれたのはそうそうないと考えた。
それゆえ、彼女は保護者代行の義姉を誘って次久の応援に駆け付けたのだ。
「それにしても、元々怖い顔だったけど最近凄みを増したというか…必死に笑顔を張り付けて『頑張ってね、お兄ちゃん』と言ってるけど、内心怖くてガクブルしてるんだよ……」
次久の無自覚ろっこんは、家族だろうが容赦なく効果を及ぼすのだった。
「唯でさえ繊細なお兄ちゃんだもん……。私が怖がってると知ったら、きっと傷ついちゃうよ……。バ、バレてないよね?」
義姉に問いかければ、大丈夫という返答とともに桃色の髪を優しく撫でてくれるのだった。
恵御納 久隆
と
恵御納 理沙
は、白猫組の
恵御納 夏朝
の両親である。
久隆は日本人男性、理沙は日系ドイツ人女性である。
今現在、理沙は日本へ帰化している。
2人とも何やら慌てて、だがその様子は何故かこっそりと会場入りしてきた……。
「本当は昼前までに来る予定だったのだが……、すまん、理沙、夏朝……」
久隆が言葉を漏らすと、付き添っていた理沙は小さく首を横に振った。
「旦那様は悪くないの、お仕事頑張ってたんだから!」
理沙の言う通り、久隆は会社の創立記念日にも関わらず、急な仕事で休日出勤を強いられていたのだ。
全力でそれを片付けて一時帰宅後、妻と一緒に寝子高へ駆け付けたのだが……。
「あら、次がもう最後の競技ですって。お昼に間に合えば良かったけど、こればっかりは仕方がないもの」
午前の部をまるまる見過ごしてしまったわけである。
「本当だ、騎馬戦でどうやら最後のようだ。……ギリギリだったな」
久隆は安堵の表情を浮かべていた。
「夏朝ちゃんに気付かれないように、けど遅れないようにできて良かったわ」
理沙も胸をなでおろしていた。
両親の来訪は、夏朝自身は知らない。
普段は桜花寮で離れて暮らす娘への完全なサプライズである。
「旦那様が待っている間、お弁当と一緒に応援用の白猫の旗を作ってみたの」
「ふむ、これはよくできているじゃないか」
妻の作った白猫応援手旗の出来に、久隆は思わず唸る。
「きっと夏朝も喜ぶだろう」
「旦那様? 私たちが夏朝ちゃんに内緒で来ていること、忘れちゃダメよ?」
いたずらっ子めいた顔で理沙は久隆の顔を見上げて寄り添う。
その妻を愛おしそうに優しく夫は抱き寄せた。
周りが赤面するほどに2人の様子は仲睦まじいものだった。
「しかし……、道中では言えなかったが……」
久隆の手には、ずっしりと中身の詰まった5段重ねの重箱を包んだ風呂敷がぶら下がっている。
「随分と気合を入れて作ったんだな、お弁当」
実際、かなりの重量である。
鈍器になりそう。
「だって、私の愛する娘の晴れの舞台だもの。……久々に会って、美味しいものを食べさせてあげたいっていう母親のわがままよ」
てへっと茶目っ気たっぷりに微笑む理沙は、決してアラフォーには見えないのであった。
「そういえば、ずっと旦那様が持っているけど重たくない? そろそろ持つのを代わるわ」
「いや、大丈夫だ」
久隆は無表情のまま言った。
でも理沙はじゃれるように食い下がる。
「ねぇ、大丈夫だってば。こう見えて家事で腕力付いてるもの。私が持つの!」
「理沙、気持ちだけで嬉しい。……これは私が持つ。それより、どこか空いている観戦スペースを探さないと」
久隆の言うとおり、島の内外から来た観戦客で寝子高のグラウンドは賑わっていた。
座って観戦するのはかなり難しい程の人口密度である。
理沙も人だかりで前までよく見えないこの状況に不安を覚える。
「旦那様の言うとおりね。どこか特等席があればいいのだけど……」
こうして、娘に悟られないように気を付けながら、恵御納夫妻は観戦スペースの確保に動く。
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担当ゲームマスター
焼きスルメ
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
82人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月03日
参加申し込みの期限
2015年01月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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