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【体育祭】熱闘! 寝子高伝統の騎馬戦!
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伊勢 エリカ
は不敵な笑みを湛えたまま白猫組陣営を見渡す。
「やっと来たか……、騎馬戦が。去年は苦戦したが今年はどうなるかわからん。そのための白猫必勝の策の奏上、さすが私だ。もっとも白猫組全体の作戦立案など造作もないことだがな」
いっそ清々しいほどの自己陶酔っぷりである。
これが
伊勢 エリカ
という女のナルシズムである。
(ふむ、しかし騎馬戦は全校生徒参加型競技か。白猫組だけでも、ここまで揃うと壮観である)
わらわらと白いハチマキを閉めた騎馬たちが着々と準備に追われていた。
「私たちも準備をしよう。集まってくれた皆には感謝せねばな」
伊勢は体操着ではなく、着物に袴姿という勝負服である。
袖は虹色のタスキで掛け、掴まれにくくしている。
ルックスもサムライめいてカッコイイ。
(イラストはイメージです。忍者は付属しません)
「倉前、鮫ノ口、八十八旗、夜野。いまこそ戦の時だな。皆の者! いくぞ!」
伊勢の鬨の声に「応ッ!」とメンバーたちは応えた。
倉前 七瀬
は軽く肩を回しながらニコニコと微笑んでいた。
その腕には虹色のスカーフが巻かれている。
「騎馬戦ですか、燃えますねー。事前練習という名の特訓の時のように行くといいですねえ。僕とエリカは同じクラスやけど、他の人は学年もクラスもバラバラやもんねえ。ぶっつけ本番で息ピッタリっていうのは難しそうですし『備えあれば憂いなし』ですね」
彼らもまた人知れず今日のために秘密練習を重ねてきたのだ。
「とはいえ、僕は本ばっかり読んどるせいか、体育は苦手なんやけど……」
(えっ?)
今まで練習をこなしてきたメンバーは「今更?」と驚く。
本質的に空気を読めないのが倉前という男である。
「とにかく、みなさん頑張りましょうね」
倉前の言葉に鮫ノ口が丁寧に会釈をした。
「こちらこそ、誘っていただいてありがとうございます。今日はよろしくお願いします。俺は2年の皆さんと交流があるわけではなかったので、練習に参加できたのは幸運でした」
几帳面な鮫ノ口は、こういう場面ではとても謙虚だ。
メンバーを探していたら伊勢の目に留まったことで勧誘されたのだ。
彼の虹のワンポイントが入ったTシャツが学校指定ジャージに映える。
「体格に自信がありますから、いざという時は踏ん張ってみせますから」
体育実行委員として盛り上がる試合ができれば尚更良いと鮫ノ口は内心考えていた。
そこへいかにもチャラい発言が横から割り込んできた。
「俺だってエリカちゃんに土なんて付けさせないよ! 紳士たるもの、例え火の中水の中、そして戦場の中でも優雅にエスコートしてみせるさ!」
爽やかに言ってのける
八十八旗 信彦
である。
「さて、事前練習で信彦さん発案の暗号を使いたかったけど……、誰ひとり覚えようとしなかったね……」
思わず苦笑いする八十八旗。
「久遠ちゃんなんて練習の時に『右へ迂回して!』って思いっきり言っちゃってたし! こういう時は暗号で相手に悟られないようにしたほうが……」
話を振られた
夜野 久遠
が首を傾げる。
「うーん、私も合言葉はいいアイデアだと思ったけど……、とっさの時は分かりやすい方がいいと思うわ」
「アッハイ」
八十八旗、2秒で論破された。
だが彼はめげない。
「エリカちゃん! 今日も一段と可愛いね! 和服がとても似合ってるよ!」
「当然だ。もっと私を褒めるがいい、八十八旗」
八十八旗は伊勢をヨイショすることにしたようだ。
対する伊勢は通常運行であった。
「分かったよ、エリカちゃんを俺はヨイショすればいいんだね! 褒め称えるのと騎手を担ぎ上げる、ダブルミーニングで!」
八十八旗は無駄に爽やかだった。
伊勢以外は言葉にできない雰囲気に包まれた。
だが八十八旗はめげない。
「あ、ちなみにこれはエリカちゃんを地面に落さないという意思と、絶対負けないという断固たる決意を表すというダブルミーニングでもあるのさ!」
八十八旗は無駄に爽やかだった。
伊勢以外は言葉にできない雰囲気に包まれた。
だが八十八旗はめげない。
「さて、俺のポジションは左翼だね! まいったね、この信彦さんが革命的なイケメンなのは確定的な事実だけども、だからといって今回は陣形の左側を意味し、社会主義などの政治思想とは関係ないからね!」
※イラストはイメージです。
八十八旗は無駄に爽やかだった。
伊勢も含めて言葉にできない雰囲気に包まれた。
だが八十八旗はめげない。
「ハハッ、泥船に乗ったつもりでドーンと構えてくれたまえ!」
「あの、泥船だと沈みますよね……?」
夜野は鋭くツッコミを入れた。
のんびりとした雰囲気の彼女だが、細かいとこで執念深い。
「そんなことよりも、今日は寝子島に来て初めての体育祭なの。そんな日にエリカちゃんとチームになれるなんて、とてもうれしい事だわ!」
夜野は自他認める伊勢のストーカーである。
伊勢を偏愛するあまり、桜花寮では伊勢とルームシェアをしており、実家には『エリカちゃん観察日記♪』が存在するとほのめかしている。
――ヤバイ!
「倉前君や八十八旗君や鮫ノ口君、一緒に頑張りましょう。エリカちゃんと白猫組を勝利に導くのよ」
夜野の笑顔に男性陣は戦々恐々だ。
「ふむ、我がチームは個性の塊だな! よし、このチームは私の名前の【エリカ】チームだ!」
伊勢が満足げに頷いていた。
「個性的というか自由というか、カオ……いえ、何でもないですよ。【エリカ】チーム、了解です」
倉前は自由すぎるメンバーに言葉を飲み込んだ。
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担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
82人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月03日
参加申し込みの期限
2015年01月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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